専用線のC56

 

 

 いまどき蒸気機関車が本線上にあるところなど、動態保存機以外ではとうになくなってしまった。こうやってひっそりと蒸気がいる風景などそれはいいものである。

 

 

 このC56、もとは国立の鉄道学園にいたカマである。どういう経緯でこちらへ移動になったのかは知らないが、そのままここで眠りに就いている。ナンバーは外されているものの、今にも復活しそうな雰囲気がある。

 

 

 見学は出来るが、許可の際、個人的なものかどうかを聞かれた。訳ありなのだろうか。迷惑もかけられないので、裏にUPすることにした。こんな機関車が21世紀に突然、我々の前に煙を吐いて現れたら・・・。そんな夢を描いてしまう存在である。

 

 

 

 

 

NENU  裏表紙