沖縄の埋立地と埋立計画(沖縄の渚の現状)

この図は、名和・長田・藤井らの作った図の修正版
沖縄の渚の現状
 右の図は、沖縄の埋立地や埋立計画のある場所、その他汚染の地域の図である。
 沖縄の海は、復帰後インフラ整備等の開発にともない多くの自然が破壊された。特に海岸線や湿地帯は埋立開発、土地改良、漁港・湾の整備などで大きく姿を変えていった。さらに赤土や家庭排水によってさらに壊滅的状態に陥っている。
沖縄の埋立地
 埋め立てられた場所は、右図にて黒い丸で示されている。多くの海岸が開発、整備という名の下に、形を変えて行った。沖縄の海岸線がどれほど変わったかは定かではない。
 この図で示された埋立場所として27カ所を上げたが実際はもっと多い。
 2000年は、日本で最も土地の増えた(埋立の多い)県という名誉?ある報道が流れたほどである。関連記事
沖縄の埋立計画
A.塩屋湾外海埋め立て(大宜見村)
B.屋我地島沖人工島(名護市)
C.羽地内海埋め立て(名護市)
D.東洋一の人工ビーチ(読谷村)
E.那覇軍港移設(浦添市)
F.那覇空港拡張(那覇市)
G.普天間飛行場移設(名護市)
H.泡瀬埋め立て(沖縄市)
I.佐敷干潟埋立(佐敷町)
J.新石垣空港(石垣市)
K.小浜架橋(竹富町)
L.西表ユニマット・リゾート計画(竹富町)
 沖縄の海は、壊滅的状態である。しかし、その開発の勢いは、弱まるどころか加速し残っている自然を根こそぎ破壊するかのようである。沖縄から海が消える日もそう遠くはないようである。