留萌本線 2015年
 2015年の乗り鉄合宿は2012年以来の北海道だった。6月下旬にJR北海道が留萌本線の末端部分の廃止を検討していることが明らかになった。となれば合宿の目的地の1つに加えなければならない。8月10日にJR北海道が留萌−増毛間の2016年中の廃止を留萌市長、増毛町長に説明したと発表した。
 末端部分は昔撮ったことがあったので今回は峠下駅で途中下車。

 2016年12月5日、留萌−増毛間は廃止となった。詳しい沿革などは1984年のページに示してある。

 1984年の写真はこちら

乗車・撮影 : 2015年8月14日
使用カメラ : Nikon D5200



秩父別
深川を発車した列車はかなりの乗車率だった。地元の人の他、乗り鉄と思われる人が大勢。深川近くの駅では地元の人が少しずつ下車していった。この駅舎は1971年のもの。
石狩沼田
1972年まで札沼線の接続駅だった。現在は1面1線の駅。この駅名票は廃止された島式ホームにある。
恵比島
この建物はテレビドラマ「すずらん」(1999年)のロケセットであった架空の「明日萌驛」(あしもいえき)の建物。
恵比島
これがその駅名票。
峠下
2面2線の交換可能駅。交換可能だが完全自動化されており無人駅。これは深川行き。
峠下
先ほどまで晴れていたが曇ってしまった峠下。これは私が乗ってきた列車。
峠下
この木造駅舎は開業時からのものだろうか。当然改築等は施されているだろうが。
峠下
駅横に広場があってそこから見た駅全景。左は物置のような建物でトイレは駅舎内にある。駅舎の向こうは民家のようだ。
峠下
ホーローの駅名票。草むらの向こうには道道549号線峠下沼田線が通っている。
峠下
上り線の奥に行き止まりの側線がある。その側線にギボウシが咲いていた。
峠下
駅舎の柱や室内には温度計がある。朝ここに着いたときには24℃だったが11時過ぎには26℃まで上がった。それでも内地よりはかなり涼しい。
峠下付近
峠下駅の留萌方にある第10旭川留萌線踏切。背後に国道233号線が走っているがあまり目立たないのでここで撮ることにした。雲が流れて日が陰ったりしたが深川行き通過直前に日が射した。
峠下
深川行きが停車。こっちにはまだ雲の陰があった。
峠下
撮影した列車まで1時間10分ほど、さらに次の増毛行きまで1時間50分ほど、都合3時間ほどこの駅にいたのだが乗降は私1人だけだった。この列車が来る直前、女の子の乗った車が来たが駅の写真を撮った後行ってしまった。
留萌
留萌で少々の停車。車内は乗り鉄で大混雑だった。峠下から増毛まで座れなかった。
留萌
かつては羽幌線が分岐しておりホームの向こうの空き地はその名残。
増毛
増毛について驚いた。車で来たと思われるテッチャンやにわかテツが大勢待ち構えていた。1両の列車からも全員降りて大賑わい。乗ってきた人はほぼ全員折り返した。
増毛
1981年公開の映画「駅 STATION」では増毛が舞台となった。留萌からこの増毛までが廃止予定。お盆休みなので特に人が多かったようだ。
礼受
列車は10分で折り返す。駅名票とか駅舎を撮る。
北海道では貨車を用いた駅舎が多い。駅名票か駅舎をとりあえず撮っておいた。
峠下
再び峠下。今度は上り線から下り列車を撮る。
留萌本線に来ることは当分無いだろうな。



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