三菱石炭鉱業 大夕張鉄道線  清水沢−南大夕張 7.6km
 かつては、三菱大夕張炭坑から清水沢までの17.2kmあった。その昔この地を中心に運炭鉄道が発達していたが現在はすべてない。
 私が乗車したときはこの区間7.6kmだけであった。石炭輸送が主で旅客輸送はあくまで副であった。しかし冬は客車にストーブが取り付けられていた。

使用カメラ  ミノルタXD
使用フィルム コダクローム64

沿革   1906年(明治39年) 馬車鉄道として開業
     1910年(明治43年) 石炭輸送専用線となる
     1939年(昭和14年) 三菱鉱業となる
     1971年(昭和46年) 三菱大夕張炭礦に改称
     1973年(昭和48年) 三菱大夕張炭坑閉山、
                   大夕張炭山−南大夕張間廃止
                   三菱石炭鉱業に改称
     1987年(昭和62年) 廃止



1982年7月
南大夕張
寒い夏だった。三菱石炭鉱業の将来を暗示するような天気だった。
1982年7月
南大夕張
構内はずいぶんと広かった。
1982年7月
南大夕張
3軸ボギー台車の客車。
1982年7月
南大夕張
スハニ1形スハニ6。冬はストーブが設置されていた。1913年、鉄道院大宮工場で木造3軸ボギー客車オロシ9216として製造され、1951年に国鉄から払い下げられた。
南大夕張駅跡に保存されている。
1982年7月
南大夕張
DL−55No.3。1973年、三菱重工業三原製作所製。国鉄DD13形111号機以降と同じ動力性能だが、三菱重工オリジナルの機関車。
1982年7月
南大夕張
ここから大夕張炭山までは1973年に廃止され私は乗っていない。この駅舎は現存していて、2007年に近代化産業遺産として認定されている。



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