姥塚

周辺地図(mapion)


甲府から河口湖町に向かい、中央高速をくぐる手前を左折します。
小さい看板がありますので見逃さぬようご注意下さい。左折したその先には看板がありませんが、 そこは左に曲がって下さい。すると右手にお寺さん【慈眼山 南照院】が見えてきますので、 そこにずかずかと入って行ってみましょう。
鳥居の右手に口をあけてるのが姥塚です。

左手からみるとこんな感じです。
それほど大きく盛り上がってないので、遠くから見て発見するのは難しいかもしれません。

こちらは石室の入り口でございます。
看板によれば、1600年前の豪族の墓で、東日本随一の横穴式古墳であるとの由。
塚の高さ10m,周囲157m,石室の間口3m,奥行き15m,天井の高さ2.5mで奥のほうが高くなっているそうです。

中にはいるとこんな感じになってます。
しかし素人衆が入れるのはここまで。
内部には藤原時代の名作という木彫、等身大の聖観音像が祀られているのです。

内部から出口をみるとこんな感じです。
子供は約110cmのスケールと思っていただければ良いでしょう。

案内看板には、この塚にまつわる伝説が二つ紹介されていました。
一つは「谷間の百合姫」なる(素敵な名前の)山姥が大男と競争して一夜のうちに作り上げてしまったという話で、 もう一つは聖徳太子の愛馬がこの地で斃れ、葬ったこの地が「御馬塚(おんばづか)」と呼ばれるようになったという話です。
どちらかといえば前者が好みですが、聖徳太子ネタを持ってきた後者も捨て難いですね。


ついでに温泉!

石和温泉が一番近いかな。
でもどうせなら行きたいのは「ほったらかし温泉」です。 温め、塩素フリー、つるつる系の湯も新登場。晴れてれば富士山見えるし、夜景も良い。大好きです。お薦め!独断評価:★★★★


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