山寺

芭蕉の「閑かさや石にしみ入る蝉の声」で有名な観光地です。

周辺地図(mapion)


●概要

入定窟

正式には宝珠山立石寺。貞観二年(860年)慈覚大師円仁の開基とされております。 (「円仁さん」なるお菓子も売ってるよ)奥の院までは1100段の階段を登らなければたどりつく 事ができません。10数年前には鎖場や胎内くぐり等もあって随分とワイルドな観光地だったと記憶 しておりますが今では無難な所しか行けなくて残念です。
右の写真の岩は慈覚大師の遺骨が納められたといわれている入定窟です。 ここの上の赤いお堂が山寺最古の建造物なんだそうです。私の朧気な記憶によれば 「入定窟の中には5体分の人骨が入っておりそのうちの一体は本当に円仁のものである 可能性が高い」という説があるそうです。
この山も出羽三山のように神仏習合時代の名残をとどめており、奥の院にはお寺なのに神社みたいに 鏡を祀っていました。山全体の印象としては「死者の山」だと思います。


●巨石

笠石(左下)は慈覚大師が雨宿りをしたという言い伝えをもちます。五大堂の奥にちょっと足をのばすと 広場が開けています。そこにあったのがこの巨石です。すごいでしょ。 さらに右下の写真みたいなやつもありました。



笠岩
笠岩
ドルメン
ドルメン?(五大堂の奥)
石
メンヒル?


●おまけ

対面石

お土産屋さんが立ち並ぶ中にこんなでかい石があります。
この地を支配していた磐司磐三郎と円仁がこの石の上で語り合ったと伝えられております。 この石に左手をあてて願いを込めれば良い事に対面できるというありがたい石です。




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