高瀬山遺跡


概要

高瀬山遺跡は最上川左岸の河岸段丘上に位置します。以前より遺跡の存在は知られていたものの 今回の高速道路建設に伴う発掘調査によりその全貌が明らかにされました。 この遺跡はかなり長期にわたる遺跡でありながらこのあたりは約5500年前(縄文時代前期末)の遺跡が 集中しております。
この場所は最上川と月山を一望できる高台に位置しており、そのうえ日当たりもよくキャンプをするには 絶好の場所だと思います。 ただし住居は斜面を平らにする土木工事をすることなくそこにうまく造られていたようで、小さなことに こだわらないのんびりした人たちが住んでいたようです。



所在地

山形県寒河江市大字寒河江字山西。 −周辺地図(mapion)−


出土品

結構かっこいいやつがでてます。住居跡も大型のものが複数発掘され、 おまけに多数の大型の貯蔵用と思われる土こうが見つかってます。 これらのことから、かなりの人数が同時に暮らしていた可能性が高いと推測されます。