滝尾神社

周辺地図(mapion)


日光二荒山神社の別宮で女峯山の女神である田心姫命(たごりひめのみこと)をお祀りする神社で、820年弘法大師により創建されたとされております。滝尾神社はまさに日光の最も神聖な場所の一つでしょう。
観光ガイドなんかを見ると駐車場無しなんて書いてありますがウソです。 美術館脇の道を登っていくと実は車で白糸の滝の所まで行けるのです。駐車場からは石段をちょっと登れば手軽に参拝できるんだからありがたいですね。
私は知らなかったので史跡探勝路をくそまじめに歩いて行って来ましたが。(大猷院スタート、ゴールで写真取りながらゆっくり参拝、急いで移動して一時間半かかりました)時間のあるかたは歩いて回る方が楽しいと思いますが、時間の無い方は車で行ったほうが良いでしょう。
しかしこの地に目を付けた徳川家はやはりただ者ではないとおもいます。

影向石(ようごうせき)

影向石1

石段をのぼり、まず右手にみえるのが「影向石」の看板です。弘法大師が美しい女神を降臨させた場所とされております

アップで見るとこんな感じです。 ようごうせき

運試しの鳥居

運試しの鳥居

もうちょっと行くと運試しの鳥居があります。1689年に家光の忠臣、梶定良が奉納したものなのだそうです。鳥居上部真ん中にまあるい穴があいていますが、小石を3つなげて通った数で運を試す鳥居なのです。ちなみに私は1/3でした。とりあえず一つ通ったのでよしとしましょう。
鳥居の向こうに楼門が見えてますね。

これぞ聖地!

拝殿と本殿

右手が拝殿、左手が本殿でございます。ともに1713年に立て替えられたものだそうでしかも重要文化財なのです。
本殿の背面は御神体である女峯山を遙拝できるように扉がついていまして、全国的にも 珍しい作りなのだそうです。
本殿手前の笹は「縁結びの笹」といわれておりますが、「笹の保護育成のため結ぶのはやめましょう」と看板に書いてあります。
早朝に訪れたため私の他に参拝客はなく、なんだかとっても神秘的な感じがしました。 自分で言うのも何ですがこの写真雰囲気出てるなー!(まさに自画自賛。ばかですね)

無念橋

無念橋

この橋をわたると俗世間と縁が切れるのです。わたったんだけど切れないなー。。。

滝尾三本杉

滝尾三本杉

この神社で最も神聖な場所とされております。現在の三本杉は250〜300年の樹齢なのだそうです。
とっても神々しい場所です。

その傍らに

酒の泉と滝尾稲荷神社があります。酒の泉は酒の味がするといわれておりますが残念ながら私には確認できませんでした。でもおいしいです。滝尾稲荷神社も創建は滝尾神社 と同時です。
酒の泉稲荷社

子種石

子種石

一番奥まった所に鎮座致しますのが子種石です。文字通り子宝、安産の石です。
この石とっても良いです。巨石ファン、磐座マニア垂涎の的といっても過言ではないのです!!