御祭神はイザナギ、イザナミです。創建は1704年(宝永元年)。武蔵野国多摩郡殿谷村(現瑞穂町)
の阿豆佐美天神社の摂社として同郡岸村(現武蔵村山市)に祀られていた熊野宮
をこの地に遷宮したとの事です。
かつてこのあたりは水の便に乏しく、青梅街道の田無、箱根ヶ崎間の20kmは旅人が目印とする榎の大木が
あった事から、この神社は一本榎神社とも呼ばれております。
それにつけても不思議なのが、何故水がなかったのかということで。
2kmも離れていないところに鈴木遺跡という石器〜縄文時代の遺跡があります。
昔の人は水を見つけてたんですねぇ。おそるべし縄文人。
現在では榎よりも立派な二本のケヤキが目印となっております。通称「夫婦欅」良い木だよ。
でかいよ!
左手奥のほうには摂社殿があります。
本殿裏にあります三代目の榎です。やや細身ですね。