雨境峠祭祀遺跡群


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長野旅行の徒然に、このあたりにアレがあったよなぁというキオクのもと石を探しに行ってみました。
まず手始めに、女神湖で鳥にエサをばらまいて遊びます・・・

白樺高原スキー場入り口あたりの看板で「鳴石」の看板を発見!。そうだよこのあたりに有るはずなんだよ!

巨石の予感が盛り上がる、駐車場横の石。

でもって向かった先がコチラ。
牛、馬、観光客がいます。
雨境峠って名前がステキしょ。
webを調べてみると、 蓼科町のサイトに詳しい説明がありましたよ!
以下引用
「雨境峠は、蓼科山北麓に位置する標高1,580mの峠である。 古代、大和政権は東国支配のため官道の東山道を開いた。この道は、大和より美濃を通り、 神坂(みさか)峠を越え信濃に入り、諏訪から雨境峠を経て、毛野(けの)・武蔵(むさし)・陸奥に通じ、 大和政権の東国統治の兵や、東(あずま)の壮丁(そうてい)たちが西国の守りにと往来し、東西を結ぶ 交通路として歴史的にも重要な道であった。」
さらに
「この峠には、5〜6世紀頃の祭祀遺跡、鳴石(なるいし)・鍵引石(かぎひきいし)・勾玉原(まがたまはら) などがあり付近から多数の滑石模造品類(勾玉・管玉(くだたま)・臼玉(うすだま)・有孔円板・剣形)が発見された。 この模造品は、この峠を通行する旅人が、峠の神に旅の安全を祈り幣(ぬさ)を捧げたものであろうと想像される。」
との事です。

道路をはさんだ西側には「中与惣塚」。


勾玉関係多数出土との由。
さらに真面目な考察は各方面でなされてるのでそちらを御参照ください。
たとえば泰山さんのサイトとか・・・他力本願度が年々向上中・・・

賢明な読者の皆さんは、肝心の鳴石がでてこないじゃないか!という疑念が湧いてきたことと思います。

そうなんです。実は見逃してます。写真ナシです。面目ない。
帰宅後の調査で、このウシを撮影したポイントのすぐ近くにある売店とか便所とかの北側にあったことが判明。遠足っぽいガキどもがイッパイ居たので、近寄りたくないエリアの向こう側だったんだなぁ、コレがまた。
次回訪問時のお楽しみということでとっておきましょう!

そんなこんなで、空しく下山途中にみっけたのがコチラの「鍵引石(かぎひきいし)」です。辛くも獲物をGETできてよかったです。

バス停横のわかりやすい場所ですが、駐車スペースはありませんので御注意。


ついでに温泉!

近辺には多数温泉ありですが、入ったことあるのは以下。
尖石温泉縄文の湯は塩素たっぷりで好みではないですね。安いのは魅力。


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