鵜戸神宮
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かねてより参拝したいと思っていた神社である”鵜戸神宮”に2011年夏に参拝しました。
国道220号から入ると、大型車用の駐車場がありますが、実はかなり近くまで車で行けますので御注意ください。 間違えて(というよりも何も知らずに)大型車メインの駐車場に駐車した私たちは、クソ暑い中、汗だらけになりながら鵜戸神宮への道を歩いたわけです・・・
コチラの駐車場からならではの風景となるこの参道は、かつての表通りだったと思われます。 工事中とのことだったので、カンベンしておいてあげました。助かった・・・
神社公式サイトによれば
一番古い石段参道で、吹毛井の港から神宮の山門まで長さ約800m(八丁)の石段が続いているという「八丁坂」
がコレなんだそうな。

えっちらおっちら(20分ほどですかね)歩いていくと、犬神石がお出迎えです。カッチョイイぜ!

神門でございます。

擬宝珠と擬宝珠にクリソツの植物

この道をズンズンと進んでいけば、稲荷神社を経由て御祭神のお墓あるとされております吾平山上陵に続く階段があります。暑かったので行きませんでした・・・

台風通過直後で荒々しい海はでしたが、そんな海もまた美しいです。

本殿へと続く参道でございます。
よく見る写真(アングル)ですね。

本殿でございます。
御祭神はいうまでもなく鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)でございます。創建は詳らかならずとの由。

この神社は御祭神誕生の地であるとされておりますが、御祭神の父神様である火遠理命(ほおりのみこと:平たく言うと”山幸彦”) が母神様であられます豊玉毘売(トヨヤマビメ)出産のために、屋根を鵜の羽で葺いて作った産屋がココなのかな?

見るなといわれれば、見たくなるには人の世の常でございます。
古事記の神様はみな人間らしいので、姫の言いつけを守れない山幸彦は、しっかりと出産中の様子を覗いてしまうわけです。 するとそこにはワニザメの姿でのたうちまわるトヨタマビメの姿が・・・
そんなこんなで、トヨタマビメは乳房を洞窟内にくっつけて綿津見神の宮に帰っちゃったのだそうな。
社殿の奥に残るお乳岩がそれなのだそうです。

運玉は五個100円で売ってます。これを亀石の背中の穴に投げ入れれば願いがかなうのだとか。
御籤も大吉だったし、運玉も穴に入ったけど願いは叶ってないなぁ・・・

社殿前の海には奇岩がにょきにょきと生えております。
それにしても良い神社だなぁ。神話ファン、神社ファンは参拝せずに死ぬわけにはいかないでしょう。


ついでに温泉!

2002年に泊まったホテルは、町の中のホテルプラザ宮崎。泊まる分には安くてよいのですが、日帰り入力は東京プライスみたいです・・・
2011年はパームビーチホテルに泊まりましたが温泉でした。なかなか良いですが日帰り入浴はコチラも東京プライスみたいです。 その近くの青島グランドホテルにも何故か入浴する機会があり屋上露天風呂は大変気持ちよかったです。お湯もそこそこグーでおススメです!! 夜だったので、潮騒を聞きながら星空を眺めるかんじでしたが、昼間に青島を見下ろす露天風呂ってのも贅沢だと思いますよ。日帰り入浴プライスも少し安いらしい。
ちなみに上記二つの青島のホテルは、ジャイアンツの常宿です。昔は青島グランドだけだったけど今は一軍が”パーム”で、二軍が”グランド”のすみわけになってるのだそうな。
個人的にはグランドのほうが正しい温泉旅館然としていて好みです。子供はパームが楽しいと思います。