伊達(いたて)神社


より大きな地図で 遺跡と神社(宮城) を表示

伊達神社は円墳の上に鎮座しております。7〜8世紀のこのあたりは、宮城県内最大の古墳ブームに沸いた 土地だったようで、周辺には300基近い古墳が造営されていたとの事です。ここはそのうちの一つである御山(おやま)古墳なのです。
神社には由緒書がなかったので、御祭神、創建などはよくわかりませんが、延喜式内社の一つです。
社名は「いだて」と読むと言う方もいれば、「いたて」だと言うひともいるようですが、地元(色麻町)のサイトで「いたて」と 言ってる(書いてる)ので「いたて」ということにしましょう。でも「宮城県の歴史散歩」では「いだて」です。 なお、同じ字で別の読み方の神社もあるようです。また、WEBで調べてみますと、射盾神社というのが播磨にありましてその関係の神社であるとのことです。


こちらが拝殿です。

このイチョウが凄いんです。円墳と一体化してます。それとイチョウの右にちょっと見えてる杉の木も、なかなかいいんですよ。
それにしても、川っぷちに突然ぽっこりとある古墳の上に神社を作っちゃうなんて、なかなか良いセンスだと思います。 しかもナイスな巨木までセットなんて素晴らしいじゃありませんか。 これで巨石の一つでもあったらもっと凄いのですが、残念ながらそこまでは用意されてませんでした。
なお、駐車場から出るときに、非常に左右が確認しにくいのでご注意下さい。


back home