言わずとしれた弘法大師が平安京に造営したお寺です。由緒は
東寺のwebサイト見ていただきたいのですが、このサイトがなんともクール!びっくらこきました。
早朝参拝です。開門は五時との由。
京都駅側から歩いてくると、まず五重塔が見えてきます。夜はライトアップされていて綺麗でしたよ。夜の写真はブレブレだったので掲載自粛・・・
金堂越しに日の出が。美しいなぁ。
こちらが、弘法大師空海が住坊としていたという御影堂です。
もっとも重要なエリアが空いてない!!!(泣)
仕方なく、境内をウロウロと・・・
いったん門外に出て一周してみることにしてみました。
西側に回ったところで、なにやら鐘の音が・・・
縁があるんだねぇ・・・後で調べて知りましたが、御影堂に入れるのは朝6時なのです。
常連のみなさんは鐘の音終了とともに中にぞろぞろと入っていくじゃござんせんか。よそ者も何食わぬ顔で後に続いてみました。
これが毎朝行われているという”生身供(しょうじんく)”なのです。一の膳、二の膳、お茶をお供えするのだそうな。
遠慮をしらぬよそ者は、みなさんに習ってズンズンと外陣に入らせていただきました。
お坊さんではなく、信者さん(というのでしょうか?適切な表現知らず申し訳ない限り)が唱えるのは和讃ですかねぇ。
お坊さんも小声で何やら唱えているようですが、よく聞こえません。
だいたい終わったのかと思い、退出しようとすると、しらないオジサンに止められました。何事か?なんか不作法やっちまったか?
とビビっていると。「これからご利益さんを貰えるからしばらく残りなさい」と。ご利益さん???
わけもわからず座っているとお坊さんがツボをみなさんの頭にのっけて廻ってます。
私もマネして乗っけてもらったのですが、なんだか二日酔いも一気にすっ飛ぶ有難さでした。
帰宅後調べてみると、あれは空海が持ち帰ったという仏舎利が入ったツボだったのです。恐るべし東寺!
ちなみに弘法大師座像が開帳されているはずだったのですが、よく見えませんでした。