駐車場からちょっと階段を登ったところにあります。
北北東にポンマイ崎、北西にシリパ岬、すぐ北はフゴッペ岬が一望のもとに見渡せまして、特に夕方がよろしいという情報をweb上で得ていたのですが、まさか天気のいい夕方に現場を訪れる幸運に恵まれるとは思いませんでした。お天道様に感謝!
ただし、この景色はストーンサークルから直接は見えません。現場は木に囲まれているんです。
直感的にここはお墓って感じがします。岩手の樺山とかそのあたりに近い雰囲気かな。現代でも田舎のほうにいくとご先祖様のお墓は高台にあるじゃないですか。今も昔も人間の考えることは、そんなにかわんないのです。
看板の情報によれば穴の中から、燐分が検出されたりしておりまして、お墓説がかなり有力なのだとか。しかも昔はもっといっぱいサークルがあったとのことで、この地域の人々のストーンサークル好きさ加減が知れようと言うモノです。ここに墓作りたくなる気持ちはなんとなく解るよ。
あと、環状列石内部じゃないのですが、海よりにある(左下写真)祭壇状の石がなんだか怪しいのです。珍しいスタイルだと思うよ。
場所もいいしでかい祭壇石もあるのでお墓と祭祀場の合同施設って事にしましょう。