山の上を平らに整地したと思われる場所を列石がぐるりと囲み、その中に組石が点在しているようです。組石は大湯にあるような日時計型のものが多く、遺跡を作った人たちになんらかの交流があったことが推測されるのではないでしょうか。
遺跡は西方向に岩木山を遙拝するかのような構造をとり、一方の東側には太師森と呼ばれる小さなピークがあるのです。こういう形をみてすぐに思いつくのは夏至冬至の日没と日の出かと思います。
特に岩木山のてっぺんに夏至の太陽が沈んでいったりはしないのだろうか?なんて事はとっても気になりますね。しかし、残念ながらそうは問屋がおろしてくれないようで、夏至の日には岩木山よりもかなり北よりに太陽が沈むらしいです。
なお、現地説明会配付資料と専門的な話は「こまきのいせきものがたり」にありますので、興味のある方はご覧になられてはいかがでしょう。
説明風景(中心部分) | 土嚢の下には組石が眠るのです |
北部列石(東から) | 北部列石(西から) |
石組炉 | 北側急斜面 |
西側の大きな組石 | よくみえないけど赤い石も含まれてるよ |
1号組石別アングル | 組石+甕棺の出た穴 |
南斜面 |