1999年の三内丸山遺跡



ストーンサークルと道

三内丸山の発掘がはじまってからもう6年以上たったでしょうか?
当初、遺跡中央を通る道は「おとなの墓」エリアのほうにのびているのが確認されていましたが、最近の発掘調査によって山のほうにもさらにのびていることがわかり、さらにその道路沿いに小規模ながらストーンサークルが確認されたのです。

ストーンサークル2ストーンサークル1
左上写真の左上のところを大きくするとこんなふうになってます。
”=|=”のかたちに組まれているように見えますよね。
小牧野式?
小牧野式の原型でしょうか?

道 右の写真は道路あとの断面です。
現在このように発掘現場が公開されており、週に何回か現地説明会も行われているそうです。

資料館

入館無料ながらなかなかすばらしい展示品がズラリとならんでおります。
縄文服を着て記念写真をとったりできるコーナーもあってなかなか楽しめます。また縄文まほろば博の時にあったやつだと思うのですが、デジカメでとりこんだ自分の顔にパソコンの画面上で縄文装飾をつけていくゲームみたいなやつがここにありました。子供に大人気だったので、またしても試すことができませんでしたが、「まほろば博」の時に比べればチャンスはあるはずです。あのときできなくて悔しい思いをした人は行くしかないでしょう。

縄文ポシェット板状土偶失敗土器
説明するまでもありませんが、左から縄文ポシェット、板状土偶、失敗作品の土器です。
土器の失敗作品を展示しているのは珍しいと思います。出土例も少ないのかな?

あとここに来るたびになんだか笑ってしまうのは縄文人の想像図です。
女性も男性もかなりイカしてますね。
肖像1肖像2