道路部分の列石連続の確認と中心の(立?)石の下部分の発掘結果が今回のメインです。
しかし雪がふってしまいました。シーズンはじめの雪だけに参加者の足にも影響大だったようで、
説明は人が集まると随時開始というスタイルでした。
実は私もノーマルタイヤにチェーンという装備で現地に乗り込みました。
雪の小牧野もオツなもんでしょ。
前日は浅虫温泉に宿泊したのですが、青森市内のほうが雪多いですね。
余談ですが、客が少ないわりにはTV局が来てまして、TVに映されている私の姿を弘前の親戚に見られてしまいました。
絶対つながっているとは思うのですが、掘って見ないわけにはいきませんよね。結果は、やっぱりつながってました。
中心に立っていたとされる石(右写真)がたっていたであろう場所を掘って調査したそうです。
するとそこには土こう墓と思われるあなぼこ(左下写真)があったのです。さらにその中には柱穴のようなもの
(右下写真)がありました。これはちょっと不思議な感じがしますね。立石が墓標ならその他の柱は不要と思われます。
しかし、このあたりでは現在でも初盆に墓に棒を立ててそのまわりを菰(ビニールシートの場合あり)でくるむような風習が
あるのだとかで、その原型ではないかという見方もあるようです。
こういう話って興味深いですよね。盛岡あたりでは、お盆には墓場に柱たてて電飾つけてるよね。これなんかも似たような
流れなのかな?