バードシャーヒ・モスク、1674年。 「バードシャー」とは 皇帝の意。 ムガル朝 第6代皇帝 アウラングゼーブによる ラホールの金曜モスクは、 広大な広場のような中庭に 彫刻的威容を誇り、中庭を含め、一度に 6万人が礼拝できる。 インド亜大陸における四大モスク(デリー、アーグラ、ファテプル・シークリー、ラホール)のうち 最後の造営になり、礼拝室の赤砂岩の壁面と3つの白大理石のドームとの対比が鮮烈である。