● 四分庭園、楽園の探究 ●

(インド、デリーの フマユーン廟、1564-72年)
庭園を田の字形に区切って水路を通す、幾何学的な四分庭園(チャールバーグ)


(バグワーン画「カーブル近郊の ヴァファー庭園」16世紀 水彩、紙)
初代ムガル皇帝バーブルの回想録『バーブル・ナーマ』に付けられた細密画。
インドにイスラム庭園をもたらしたバーブルが最も愛したのは、
カーブル時代に作った四分庭園だった。


(スペイン、グラナダの アルハンブラ宮殿、1354-91年)
四分庭園としての 獅子の中庭(ライオンのパティオ)中央の泉の
水盤を 12頭のライオンの彫刻が支えていることから、この名がある。


(スペイン、グラナダの アルハンブラ宮殿、1335年)
天人花の中庭(ミルテのパティオ)