鍼灸、漢方薬治療とは
鍼灸(はりやおきゅう)漢方薬を使ってからだの自然治癒力を高め、もとのバランス
のとれた状態に戻す治療をしていきます。
なんとなく調子が悪そうなのだけど検査では異常がない。一般的なお薬はひと通り試したけれど良くならない…そんなときにも鍼灸、漢方薬治療で症状の改善が期待できます。
私たちのかけがえのないパートナー達も7、8歳を超えるとシニア犬、シニア猫と
呼ばれる世代に仲間入りします。
寝たきりなどの不調が出やすくなります。
ケースもあります。
お薬をやめるとまた調子が悪くなったり、これ以上お薬を増やせないという状況のとき、鍼灸、漢方薬治療でからだが良い方向にむかうお手伝いができると考えています。
わんちゃん、ねこちゃんの身体の変化に合わせた鍼灸、漢方薬治療をしてあげることで
老化スピードを遅らせ、長く快適な生活をサポートいたします。
~こんな症状はないですか?~
*後ろ足の踏ん張りがきかない
*柔らかいウンチが続いている
*朝、食欲がない
*以前より寝ている時間が増えた
*腰が曲がってきた
*ときどき吐く
*夜鳴きすることがある などなど
検査をしても明らかな異常がなく、「歳をとったからかしら...」と様子をみる
のではなく、鍼灸・漢方薬治療を取り入れてみませんか?
もちろん西洋医学(一般的な内服薬など)の併用も可能ですし、鍼灸・漢方薬を
プラスアルファの治療としてもお勧めします。
鍼灸・漢方薬治療は、一部の保険会社(例 アニコム、アイペットなど)で保険が
適応されます。
鍼灸治療は身体のバランスを整える治療です。
わんちゃんねこちゃんが本来持っている自然治癒力を高めます。
当院の鍼灸は「一針法」です。できるだけ少ない針で、十分な効果を
もたらす方法です。ハリヤマのように沢山の鍼は打ちません。
緊急疾患を除くほとんどの病気に行うことができます。
例)内臓や皮膚の病気や不調
椎間板ヘルニアなどの麻痺や、腰痛
後ろ足や前足の弱り
老齢期の不眠、不安症状
慢性の下痢、食欲不振 などなど
鍼灸わんにゃんこ Q&A
①治療時間は?
15〜20分くらいです。
*初診は問診を含め30分程度のお時間をいただきます。
②通院間隔は?
病状の経過によりますが、数日おき〜月に一度と様々です。
その子によって鍼灸治療の反応や、効果の持続時間が異なりますので決められた
間隔はお答えできません
③鍼は痛くないですか?
当院は使い捨ての細い鍼や小児ばり(さする鍼)を使っており、ほとんど痛がること
はありません。
お灸は灸点紙を使い毛が焦げたりしないよう工夫しています。火傷をしたり熱がる
こともなく、暖かくリラックスできるので多くの子がお灸が大好きです。
*その子の性質に合わせた治療をしています。
敏感な子であれば刺さない鍼を使ったり、冷えのつよい子はお灸をメインに治療
したりと、楽しく気持ち良くが、当院の鍼灸外来のモットーです。
④他の動物病院にかかっているけれど、鍼灸治療だけお願いできますか?
鍼灸治療だけこちらで受診できます。その場合、今までの病気の経過や、飲んでいる
お薬の名前などご準備してご来院ください。
最初は緊張していたわんちゃんでも回数を重ねると喜んで診察室に入ってきたり、
お灸の途中で気持ちよくて眠ってしまうねこちゃんも沢山いらっしゃいます。
心配はいりませんので、ぜひ鍼灸治療を試してみてください!
鍼灸料金(税別)
鍼灸初診¥3,500、鍼灸再診¥3,000、鍼灸A¥2,500
当院に通院したことのないわんちゃん、ねこちゃんも予約を受け付けております。
その場合は当院初診となりますので、カルテ登録料として初回のみ¥1,000加算
させて頂きます。お気軽にご連絡ください!
鍼灸診察時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
16:00~17:30 | ○ | 休 | ○ | ○ | ○ | 13:00~15:00 |
当院では日本薬局方に基づく漢方薬を処方しています。
西洋医学の薬を飲んでもなかなか効果が出ず、漢方薬を服用してみたら症状が
改善されたケースもあります。
動物が持つ自然治癒力とそれを引き出す漢方薬の効果に手応えを感じております。
〒116-0002
東京都荒川区荒川3-35-4-102
TEL 03-3891-5881