8月4日(月曜日)

本日のベストショット

コース  登別温泉ー洞爺湖ー京極ーニセコー余市ー小樽
内容  地獄巡り、西山火口散策路、噴出し公園、ミルク工房、海鮮工房、小樽市内散策
P泊場所  小樽市内(色内埠頭公園)
入浴場所  市内の銭湯「滝の湯温泉」
走行距離  225Km
総走行距離  404Km

昨夜早くに寝てしまったせいもあるが、カラスの鳴き声がうるさく、5時には目が覚めてしまいました。
このキャラバンは、早寝&早起き&早出発を目標にしたので、まずまずの滑り出しかな。
外を見るとキリが出ているが、幸い雨は降っていない様子。
さっそく子供たちを起こし、地獄巡り散策にでかけました。
キリであまり見れなかったが、朝食前のいい散歩になりました。
6時には、キリの中をオロフレ峠経由で洞爺湖に向かいます。
本当は秘境のクッタラ湖に行きたかったけど、あきらめました。

オロフレ峠からの絶景に期待をしていましたが、何も見えずちょっとガッカリでした。
洞爺湖に到着し、ここで朝食をしようと景色のいい駐車場を探します。
すると、なぜか観光ボート乗り場の正面に駐車誘導されてしまい、人目を気にしながら朝食を済ませました。
車が車だけに注目度抜群、ちょっと恥ずかしかったなぁ。
     


朝食後、2000年の有珠山噴火の爪跡を当時のまま残している西口火口散策路に向かいました。
コースは木道の散策路が整備されてはいるが、寸断され、陥没や隆起をしてしまった国道230号、倒壊した菓子工場や家屋、
火山灰に埋もれた標識や折れた電柱などがそのまま保存されています。
実際に見学することで、大自然の脅威と
地球は生きているということを実体験することができました。
ここは、火山学習と堅く考えることなく、子供はもちろん大人も一度は訪れるべきだと思います。
また自然災害にもめげずに、復興に燃え、噴火跡を短期間で観光地に変えた虻田町の人々の努力に頭がさがる思いになりました。
火山は人類に災いをもたらすが、ほんの一瞬である。
のこりの長い年月は、地熱利用、温泉、観光など有益な恩恵をもたらしてくれる。
だからこそ、火山と上手に付き合えればいい」

火山学者の人が言ったらしいが、まさに名言ですね。

活断層のあと。道路が波打ってしまっている。



 倒壊し、火山灰に埋もれた菓子工場と民家。
すぐ手前には噴火口がある。


 電柱と道路標識で、ここが道路だったことがわかる。
火山灰の上には新しい草木が顔を出し、不思議な感じがした。


いまだ、もうもうと噴煙を噴き上げている火口跡もある。
間近までいけるので、地球の息吹を感じることができる。




感動体験後は、これまた大自然の恩恵である京極の噴出し公園で飲み水の補給をしました。
ここは、修学旅行の時に運転手さんにおしえてもらった名所です。
一人で200リットル以上も汲んでいるおじさんがいたけど、まさかよそで売るんではあるまいな。
という自分も車載の容器を総動員して7リットルほど汲みました。
ここのお水。美味しいですよ〜。

 まさに名水の味。



ニセコに向かう途中でキリも晴れ、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山がその雄姿を現してくれました。本当に雄大な山です。
知人が経営するペンションに寄ったり、無料のヒマワリ狩りをしたり、絶品のチョコブラウニーを食べたりして
ニセコでは遊びました。ホントはニセコ温泉も入りたかったんだけど、子供たちが小樽、小樽と騒ぐもんで先を急ぎました。

羊蹄山をマタにかける男の図。北海道らしいでしょ。



ニセコのヒマワリ畑。北竜もすごいけど、ここもなかなかだよ。
ちなみに、ヒマワリ摘みは無料でしたよ。


ペンション「アワグラス」のオーナー夫妻。
ちなみにあの有名な檸檬亭@網走の元オーナーさんなんですよ。
カレー&ピザの食堂もオープンしてます。おいしいよ!

 北海道らしいオブジェを発見。
これって、有名なTVチャンピオンの作品なんだそうです。
「のぞき牛」ってタイトルだったかな。


小樽ではまず市内散策をしました。
コースはガイドブックに載ってるものばっかりだから、ここでは紹介しないけど、
いい銭湯を見つけたのでレポートします。小樽は北海道にありながら、安い入浴施設の不毛地帯。
でも、足で探せばあるんですね〜。小樽運河から程近いところに、銭湯(一応天然温泉)を発見しました。
(寿司屋「中一」前の川に沿って歩いて行くと右側にあります)


銭湯扱いなので、大人340円なりぃ〜。
ちなみに、北海道公衆浴場組合ってのが、「夏休み親子ふれあい入浴」というキャンペーンをやっていて
大人のみの料金でOK!この後、このキャンぺーン狙いで銭湯を主に利用することになりました。
なお、小樽市街近辺の他の入浴施設だと、フェリーターミナルが800円
湯の華というスーパー銭湯だと600円だったかな。
よって、この銭湯はおすすめです。


レトロチックな街並みに子供たちは大喜び。お土産にとガラス細工やら、オルゴールやらを一生懸命に探してましたよ。

P泊は運河至近の小樽港駐車場にしようとしたんだけど、怖そうなロシアの方が大勢ウロウロしています。
それではと、かつない臨海公園に行ったんだけど、これまた大型トラックのアイドリングがうるさい。
結局、色内埠頭公園でP泊しました。ここは静かで良かったですよ。トイレはちょっと××だけネ。
臭いより安眠ということで、おすすめです!
おやすみ〜。Zzzz