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南インド
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南インド旅行記



久しぶりに海外に行った

何十年も海外に出ていなかったので、
誘いを受けた時は一旦はあきらめました。
独身の頃一人でも出掛けていた海外、、、でももう無理、、


同行したカオリンはいつも一人でネパール、インドに出掛けては
ボランティア活動をしていたナース
ー行動的ー


すっかり家庭に籠った主婦には行動力が欠けていた。
でもインドに行ける最後のチャンスかもしれない。



もう一度インドは行ってみたい。

思い切って南インドに行く事を心に決めた。







      



お金のかからない自由旅行

海外を旅するようになったのは30年も前で、
当時若者がこぞって行ったオーストラリアで
日本では出来ない経験をし、
自由旅行の楽しさを知った。
その日の日程もその日の気分で決めていた。

そんなスタイルが気に入って、
アジアを中心に何カ国かを訪れていた。







 
中でもインドは強烈だった。

ネットのない時代の10日間の手探り旅は、
現地ツアーも宿泊も移動も全て行き当たりばったりではあったが、
地球の歩き方というガイドブックと現地情報のみを頼りに
何が起こるか分からない面白さも含んでいた。

半面、鉄道も飛行機も予約の仕方が分からなくて
何度も受付に並んだり無駄足も随分とあった。
そんな時代だった。


道端には沢山の人が寝ころび、
顔がドロドロブツブツな人、
籠の中からコブラを笛で呼び出している人、
耳かき屋、体重測り屋に靴磨き、、、
いろいろな人がいた。
野牛や野犬もいた。
スリリングだった。



現地の人は人懐こくて
一緒に映画を観に行ったり家に招いてくれ、
別れ際には出会った記念にと宝石の原石を貰ったものだ。

人の温かさに触れる反面買い物は常にふっかけられるし、
両替だって油断しているとごまかされる。


騙しあいと優しさの中で今度はどんな人に出会うのか?
そんな探り合いの旅であった。


30年経ったインドはどんなになったのだろうか?





     


出発 1日目

 2018年10月
台風の影響で前代未聞の東京周辺は前夜全線ストップ!
当日は案の定ダイヤは乱れ、何度も乗り換えて
まさに奇跡的に成田空港に到着した。



長いフライト後、Chennaiに20時に到着。(時計を3時間戻して)

カオリンが以前ボランティアでお世話になった旅のお供、カロルが待っていた。
今回は二人で巡るもののカロルがいろいろ手配をしてくれたので、心強い!!


Mahabaripuramのシーブリーズホテルで夕食をとり、12時に就寝。

今日は朝早くから本当に疲れた。
日本時間は3時、長く感じるはずだ。

外では子供が遊んでいた。
(昼間は暑いので、夜中に遊ぶ?)




2日目
 

到着時は暗くて見えなかったが、
目の前はベンガル湾に臨む海

空は青く、野良牛に爬虫類、
インドならではの景色がありました。









  
 
 
    




    
朝食後は Sea shor Temple 、
バターボール等世界遺産を見学。






     
 市民で溢れる市場  街は色鮮やか  
   
  市場ではスパイスを大量購入
 ランチ、今日の魚と調理法を注文  
 
インドのレストランでは獲れた魚を目の前で選び、
そこで料理法やソースを伝える。







その晩、寝台特急列車にのって
ChennaiからEmakulsmへ大陸横断
ドライバーさんたちが見送りにきてくれた



初めての寝台車での移動です。
駅は人々で溢れ、緊張感も高まる!!

カーテンで仕切った上下二つでワンボックスの寝床
電車のドアは開けっ放しで走り、
振動はダイレクトに伝わる、
入国からほとんど寝ていないのに全然寝られなかった。


睡眠に関しての悩みはなかったのに、
自分のデリケートさを初めてを知ったWw






出発 3日目

「チャイチャイ、チャイ」
チャイ売りのおじさんの声で目が覚めます。

どこからか乗り込んできたおじさんは大きな鉄のバケツを持ち、
モーニングチャイを売ります。

おもむろにバケツのチャイをすくい取る。

1杯20円
スパイスの香り、、甘くてめちゃ美味しい。

    


まったりしていると家の景色も増え始め、
Emakulsm へと到着します。

そしてケララ州最大の都市Kochi
そこから旧市街地のフォート・コチへ向かいます。

古く貿易港、ヨーロッパの植民地でもあったため、
建築様式も美しい!




Francis Church



アラビア海の夕日とチャイニーズフィッシングネット
巨大な網を海面に沈めて魚を捕る漁法






カタカリダンス
ケララ州の伝統芸能であるこのダンスは
メーキャップ見学から始まります。
人間の感情を目と体の動きだけで表し、
怖さもあり気が付くと引き込まれている。

































夕食は遅くなってしまったので、ホテルで。
沢山注文し、食べすぎ注意!
マンゴーのカクテルは絶品でした。


目まぐるしく過ぎる毎日、
明日はいよいよハウスボートでの1泊旅です。

     



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