NEON GENESIS EVANGELION
HYPER 90'S CHOCOLATE BOYFRIEND


 「今日は、2月14日、と ……」
 僕は、ベッドの中から腕を伸ばし、スタンドの脇に置いてある腕時計仕様のPDAをのぞき込み、日付を確認した。
 一年で二日だけ、アスカが僕にプレゼントをくれる日。
 誕生日、と バレンタイン・デー。
 今日は、その一日。

 「シンジ。どうせ今年も一つももらえないんでしょ。 幼なじみのよしみであげるわ。 でも、言っとくけどね、義理チョコよ。義・理・チョコ。 あ〜、あたしってなんてやさしいんでしょう。 もてないシンちゃんに愛の手をっ。 シンジ、ホワイト・デーよろしくねっ」

 僕は、去年のバレンタイン・デーのことを思い出していた。
 アスカは、「義理」というところを強調しすぎるほど強調してから、チョコを僕に手渡した。
 でも、そう言ったアスカが僕のほかにチョコをあげた、という話は聞いたことがない。
 その時、アスカって実は僕のことが好きなんじゃないのかな? なんて一瞬、思ったこともあったけど、常日頃の僕への態度を見ると、絶対にそれはないと断言できるな。

 僕は、物心つくころから、毎年アスカからチョコレートをもらっていた。
 そして、ホワイト・デーにはキャンディーやマシュマロやクッキーだけじゃなくて、毎回とんでもないものを要求される。
 去年なんかは、ホワイト・デーに朝早くから遊園地につきあわされて、一日中連れまわされたあげく、アスカが乗ったアトラクション、全部僕が払うことになったもんなぁ。
 全然、割に合わないや。
 アスカってすごく強引で、ちょっとでも逆らおうもんなら、その10倍文句がかえってくるんだ。
 男として、なさけないなっ、なんて思うときは時々あるけど、勇気のある奴は一度やってみるがいい。
 その後、そいつがどうなろうと知らないけどね。

 

 

 

 

 

 「シンジ、朝よ。起きなさい!」
 アスカが、勢いよく僕の部屋のドアを開けて入ってきた。
 「うるさいなぁ、アスカは。 ちゃんと起きてるよ」
 僕は、のそのそとベッドから体を起こしながら言った。
 「うるさいとはなによ。うるさいとはっ。 それが、わざわざ毎朝起こしにきてあげている、幼なじみに向かって言う言葉?」
 隣に住んでいるアスカは、毎朝僕を起こしに来る。
 いつの頃からだろうか?
 子供の時分から、朝 起きるのが苦手で(アスカは根性がない、と言うけど)、いつもぎりぎりの時間まで寝ているんで、学校に遅刻しそうになる。
 いいかげん手を焼いた僕の母さんが、何かの折に隣近所で幼馴染でもあるアスカに言ったのがきっかけだったと思う。
 おかげで、遅刻だけはしないですんでいるんだけど。

 「シンジが早起きするなんてめずらしじゃん。雨でも降るんじゃな〜い?」
 アスカが、からかうような口調で言う。
 「なんだよ、僕だってたまには早起き位するさ」
 なぜか今日は早く目が覚めた。
 バレンタイン・デーなんで、ちょっと意識してたのかな?
 去年までは、そんなこと思ってみたこともなかったのに。
 いつもなら、僕がぎりぎりまで寝ているもんだから、アスカのフライング・ボディプレイス攻撃を受ける。
 この前、それをやられた時、アスカ、重くなったんじゃないの?って言ったら、はり倒されたっけ。
 アスカったら思いっきりなぐるもんだから、頬に手の跡がくっきりと残って、トウジ達に、朝から夫婦喧嘩か? なんてからかわれたっけ。
 まったく。
 もうちょっと、おしとやかにできないもんかなぁ。

 今日は、僕が(めずらしく)早く起きたので、始業時間までは余裕だった。
 いつもは、学校までは走って行かないと遅刻する時間なんだよね。
 「なにぐずぐずしてるの? 行くわよっ」
 アスカがいつもの調子で僕を促す。
 僕は、ちょっと拍子抜けした。
 だって確か去年は、学校に行く前にチョコレートをくれたんだ。 だから、今年も朝にくれるものとばかり思っていた。
 まあいいさ、きっとちょっと忘れているだけなんだ。
 僕はそう思って、学校へ行く支度を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 昼休み前の、最後の授業の終わりを知らせる鐘の音が、学校中に鳴り響いた。
 とたんに、まるで蜂の巣をつついたような騒ぎになる。
 おなかを空かせた食べ盛りの生徒達が、我先にと購買へ駆け出す。
 弁当を持ってきているものは、いそいそと昼食の支度を始めた。仲がよいもの同士が集まってグループができ、机を並べたりしている。
 僕は、母さんが作ってくれたお弁当を持ってきているので、買い出しには行かなくてすんでいるが、トウジとケンスケは持参のお弁当がないので購買へ食料を調達しに行っている。

 トウジ達を待ちながら、僕はぼんやりとアスカ(チョコ)のことを考えていた。
 アスカ、チョコレートくれないなぁ。
 家に忘れてきちゃたのかな?
 それとも、今年はチョコレートケーキかなんかで、家の冷蔵庫にあるとかね。
 きっと家に帰ったら、ちょっと待ってて、なんて言って、アスカの家からチョコレートを持ってきたりして。
 そして、はい、これ、って感じでくれるのかなぁ。
 「シンジ、何してんの?」
 「え、い、いや、別に」
 「今、すごいだらしない顔になってたわよ。 おおかた、いやらしいことでも考えていたんでしょ」
 「そ、そんなことはないよ」
 僕は、あわてて否定し、お弁当をごそごそと広げ出す。

 あとでトウジに、冷たいやつだ、と言われた。
 トウジ達が購買から帰ってくる前に、あらかたお弁当を食べちゃってたんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 担任がミサト先生なんで、静かとは到底いえない帰りのホームルーム。
 それも終わり、委員長の洞木のかけ声が教室中に響きわたる。
 クラスメートが帰り支度を始める中で、僕はアスカの方を見た。

 やっぱり、今年はくれないのかな。
 僕は、義理チョコでさえめったにもらったことがないんで、アスカのチョコが唯一の希望なんだけど。
 ちょっと期待を込めた目でアスカを見ていたら、帰り支度をしていたアスカが僕の方へやってきた。
 「シンジ、帰ろ。今日はなにもないんでしょ」
 僕は部活には入ってないし、用事があるとすれば、トウジ達とゲーセンに行くぐらいだ。
 その、トウジ達も今日はさっさと帰宅しちゃったし、アスカの誘いを断る理由は何もない。
 それに、もしかして帰り道でチョコをくれるかもしれない。
 僕は、いそいそと帰り支度をした。

 でも、帰り道のアスカは、やれあのお店がどうとか、なにがしの歌手がデビューしただの、そんなとりとめのない話ばかりして、いつまでたってもチョコをくれる気配はない。
 「シンジ、聞いてるの?」
 「あ、う、うん ……」
 僕は、アスカの話を、半分上の空で聞いていて、生返事ばかりしていた。
 アスカがいつその鞄をあけて、僕にチョコをくれるのかと思って期待してたんだ。
 でも、今年に限って何だってこんなに気になるんだろう。おかしな。
 「ホント、今日はおかしわね。 まあ、シンジがおかしいのはいつもだけど、今日は特別変ね。 顔も赤いし。 熱でもあるんじゃないの?」
 と言って、僕の額に手をのせる。
 「な、何でもないよ!」
 僕は、びっくりしてとっさに飛びのいた。
 「そ、そんなに反応しないでよ。なんか、こっちまで恥かしくなっちゃうじゃない」
 「あ、ご、ごめん」
 僕は、赤い顔をさらに真っ赤にしてあやまった。
 本当に僕は、いったい何を意識してんるんだろう。
 この数日、心の中に もやもやとしたものがずっと巣くっていた。
 全然気分がすっきりしないし、何だか妙にいらいらする。
 隣にいるアスカのことを考えると、なおさらわけのわからない感情があふれてきて、収集がつかなくなる。
 形の見えない「それ」は時折不安となって襲い、僕を落ち着かせないでいた。

 それから僕達二人は話すこともなく無言で歩く。
 アスカと会っている間、いつも話をしているってわけじゃないけど、なんとなく気まずい。
 ますます、さっきのことが頭をよぎって居心地が悪くなる。
 僕は、鞄を小脇に抱えて両手をコートのポケットに入れ、寒さから身を守るようなふりをして肩をすくめて歩いた。

 冬の夕暮れは早い。 空は刻一刻と青く深みを増していく。
 頭上には、真円を半分にした白い月がぽっかりと浮かんでいる。
 気の早い一番星が、陽の光の支配が弱くなったのを見計らって光り始めた。
 夏の夕暮れのような、気だるい倦怠感はない。
 風が刺すように冷たく、僕の火照ったほほを引き締める。

 気がつくと、まわりの景色が夕陽に照らされて紅く染め上げられていた。
 街路樹。 公園の滑り台。 そして、目の前に見える僕達が住んでいるマンション。
 風景はひとつに溶け込む。 やがて来る夜の静寂の前の、一瞬の瞬きを貪るように。

 

 

 僕達は、マンションのエントランスに設置されているエレベータに乗り込んだ。
 扉が閉まり、目的の階へと移動する。
 エレベータの上昇する音が、やけに大きく 耳障りに聞こえる。
 気まずい沈黙は続いたままだ。
 もしかしたら、僕だけがそう感じているだけで、アスカは全然気にしてないのかもしれない。
 ちらっとアスカの横顔を盗み見る。
 現在の階を示す表示をじっと見つめているその横顔は、いつも通りの顔に見える。と思えば、全然知らない女の子の顔のようにも見える。
 小さい頃から見慣れた顔。
 でも、全然 別の人の顔。
 「なによぉ。人の顔じろじろ見ちゃって」
 アスカが気づいてとがめたが、顔は口調ほど厳しくなく、いたずらっ子をたしなめるようだった。
 その台詞に、僕はすこしほっとする。

 「じゃあね。シンジ」
 アスカは、自分の部屋のドアを開けた。
 「あ、アスカ ……」
 「なに?」
 僕は、アスカを呼び止めるつもりはなかった。
 何故かわからないけど、自然と口に出た。
 アスカが僕を振り返った時に、ビュッと風の音がして、やや赤みのかかった金色の髪が舞いあがる。
 アスカは、背中で部屋の扉を押さえたまま、自由の利く片手で髪の毛を抑えた。 
 最上階に近いここは、地上と違って一層強い風が吹き込む。
 無計画な高層ビルの建設が、複雑な地形を構成し人工的な風を発生させていた。
 風は時折吹く方向を変え、僕達を包み込む。
 そのたびにアスカの長い髪がなびく。
 薄く開けた僕の目に映る夕陽は、あと少しすれば山の端にかかりはじめるところだった。
 アスカの横顔が、ビルの間から覗いて見える夕陽に照らされ、紅く染め上げられていた。

 

 

 

 その時。
 僕はその横顔を、とてもきれいだと思った。

 

 

 

 不意に、時刻を告げる鐘の音が町中に鳴り響く。
 「テレビ、始まっちゃう」
 アスカは僕の方を振り向いて言った。
 「再放送なんだけど、見逃してたんだ。ドラマ」
 アスカは、小さく舌を出すと 「じゃあ、また明日ね」 と言って部屋に入る。
 目の前で、ぱたんと扉の閉る音がした。

 

 

 

 

 

 僕はなんだか気落ちして、自分の家の扉を開けた。
 いつもの習慣で 「ただいま」 と口に出る。
 返事はない。
 父さんも母さんも働いているので、この時間、家には誰もいない。
 のそのそと、靴を脱いでリビングに向かう。
 キッチンに行って冷蔵庫を開けると、チョコレートの包みが入っていた。
 僕は半ば無意識にその包みを取り出すと乱暴に包装を破り、中にあったチョコを手あたりしだい口の中に放り込む。
 食べたときに、ちょっと変な匂いがしたけど、気にならなかった。
 それよりも僕は、アスカがチョコをくれないことの方がちょっと悲しかった。
 なんだか、アスカが遠くの方に行っちゃたみたいで。
 去年まではチョコ、くれたのに、な。
 なんで、今年はくれないのかな。
 もしかしたらアスカにとって、僕はテレビの再放送のドラマ以下の存在かもしれない。
 きっとアスカは義理チョコをやめて、本命にしかチョコを渡さないようにしたに違いない。

 本命?

 そうか。アスカ、彼氏ができたのかも。
 そうだよな。いくら僕がアスカのことを気にしても、僕とアスカじゃ全然つりあわないもんな。
 いつも僕達は憎まれ口をたたいて喧嘩ばかりしてるけど、アスカは学年一、いやうちの中学一、もしかしたら県下で一番の美人かもしれない。(ちょっとおおげさかな?)
 アスカの靴箱には、よくラブレターが入ってるし、上級生とかからデートの誘いがあるって言ってたし ……。
 実際、もてるんだよなアスカ。
 それに引きかえ、僕は ……。

 僕は、最悪の気分になりながらチョコレートを食べ続けた。

 なんか、気分が悪くなってきた。
 チョコレートの食べ過ぎかな?
 目も回ってきたし。 耳の奥で、何かが、がんがん鳴っているようだ。
 う、うっぷ。 や、やばい。

 僕は、こみ上げるものを必死で押さえて、トイレにかけこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕が食べたチョコレートは、ウイスキーボンボンだった。

 そして、僕の体は、お酒を一滴も受け付けない体質だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「シンジっ、おっはよ〜!」
 次の日の朝。
 いつにも増して、元気よくアスカが僕の部屋に飛び込んでくる。
 アスカは、僕がベッドにくるまっているのを見て言った。
 「どうしたの? 昨日は早く起きたのに。 早起きも3日坊主ならぬ1日坊主じゃない。 だらしないわねぇ」
 「…… ちょっと、アスカ。 もうちょっと、静かに話してくれない?」
  僕は、頭痛がする頭を押さえて、アスカに恨みがましい目を向けた。
 「どうしたのよ。一体」
 アスカは反論しようとしたけど、僕の顔色をみて、心配そうに僕の顔をのぞき込む。
 「…… 頭が痛いんだ」
 「頭痛? 風邪でもひいたの?」
 「…… 二日酔い」
 「二日酔いぃ? 中学生が、何お酒なんか飲んでるの? それにあんた、全然お酒飲めなかったんじゃない?」
 「いいんだ。どうせ、僕なんか ……」
 アスカの言葉が、がんがん頭に響く。 気分も最悪で、投げやりな口調で言った。
 「いったいどうしたのよ。 まったく、訳わかんないわね」
 アスカは腰に手をやり、鼻息を荒くする。
 でも、すぐにくすくすと笑い出した。
 「…… 何がおかしいんだよ」
 「ふふふっ。い〜ものがあるの。 これを見れば、一発で元気でるわよ」
 と言いながら、アスカは鞄から小さな包みを取り出し、僕に手渡した。
 「はい。シンジ」
 それは、かわいらしい包装紙で丁寧に包まれていて、シールのリボンがついている。
 「何、これ……」
 「言っておくけど、義理よ。義・理。 幼なじみのよしみであげるんだからね。 どうせシンジは、今年も一個ももらえないんだから。 ま、こんな優しい幼なじみを持って、シンジも幸せよねぇ」
 アスカは「義理」というところを思いっきり強調する。
 が、こころなしか、アスカの頬がほんのり赤く染まっているのに気がついた。
 でも、僕はそれどころじゃなかった。
 「ま、まさかこれ、チョ、チョコレート?」
 「そうよ。一体なんだと思ってるの?」
 「だ、だってバレンタイン・デーは昨日じゃ ……」
 僕はスタンドの横にある腕時計式のPDAを手に取った。
 日付は2月15日になっている。
 アスカも、のぞき見る。
 「これ、曜日はあっているけど、年がおかしわよ」
 「あっ」
 よく見てみると、確かに去年の年を示していた。
 「あんた、間違ってセットしたんじゃないの? ほら、この前、あたしとぶつかった時、それリセットされたって言ってたじゃない」
 そういえば、1週間前、廊下でトウジ達とふざけてた時にアスカとぶつかったっけ。
 そのとき、これがリセットされて、時刻を合わせなおした気がする。
 そのときに、間違って入力しちゃったんだ。
 アスカは、にやり として言った
 「なあに? もしかして、今年はもらえないと思ってがっかりしてたの?」
 「そ、そんなこと ……」
 僕は、図星を指されて顔が赤くなった。
 アスカはケラケラと笑った。
 「この優しいアスカ様が、あんたを見捨てるわけないじゃない。
  ま、あんたに彼女ができるまでは、心配しなくてもちゃんと毎年あげるから」
 「アスカに彼氏ができたら?」
 僕は反射的に聞いてみた。
 僕に彼女ができるより、アスカに彼氏ができることの確率の方がうんと高い気がする。
 「え?」
 アスカは思ってもなかった質問をされたようで、戸惑っているみたいだ。
 「そ、そうね。もし、あたしに彼氏ができたら ……」
 アスカは、僕のことをじっと見つめて言った。
 「もし彼氏ができたら、「義理」チョコは、あげることはできなくなるわね」
 やっぱり、そうだよな。
 彼氏がいるのに、彼氏でもない男にバレンタイン・デーにチョコレートをあげないよな。
 普通。
 と、いうことは、いつか、アスカからチョコをもらえなくなる日が来るということだよね?
 僕は、なんだかちょっと悲しくなる。
 「でも、きっと当分先かもねぇ」
 アスカは、クスッと笑った。
 そして、とびきりのウィンクをして、必要なことを付け加えることを忘れなかった。
 「シンジ。ホワイトデー、よろしくねっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 アスカの予想が、はずれる。
 ことを祈ろう。

 

 なけなしの勇気と、ありったけの想いをこめて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ の おまけ

 碇家のリビングでは、この家の主人が怒りの涙を流していたらしい。

 あなたも子供ね。
 伴侶は苦笑して、かわりのプレゼントを夜遅くまでかかって作ったみたいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あとがき

 バレンタイン・デー記念小説をお届けします。

 これで、アスカ、レイ、シンジの3人のチルドレンを主人公にした物語を書くことが出来ました。 3作とも、お話のつながりは全然ありませんが。(汗)
 次回は誰だろう。(笑)

 最近、NECのモバイルギアIIで原稿を書いてます。 主に外出時と、会社の帰りですが。
 で、この前、モバギがフリーズしたんですよね。 うんともすんともいわなくなったんで、結局リセットボタンのお世話になりました。
 そのとき、また設定を一からやり直したときに、このお話を思いついたのです。
 お話中では、PDA仕様の腕時計となってますが、2015年にはこうなっているのではないかなと。 安易ですね。(汗)

 この次は、『Luna Blu』 第参話 後編をお届けする予定です。
 例のごとく、気長にお待ちくださいませ。 (汗)

 それであっ。

 

2000.2.14
nao

 


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nao@an.email.ne.jp