石のお話し(U)

 ターコイズとクリソコラ

私が最初に手に入れたクリスタルっていったいなんだったのかと今思いおこせばそれはターコイズだったかなと思います。

二十歳前くらいの頃と思うけど彫金職人になりたての妹からもらったような?くすねたような?その後もいろいろ妹にもらったけどすぐにどこかへ失せてしまい、「あんたにはもうやらん」とさえ言われた記憶が…。(私の場合クリスタルだけでなく、なくす時は何でもなくしてしまうということがありますが、実は石というのは必要な時にやってきて必要な時に離れてゆきます。)

 その後ずいぶん間があいてNYのストリートフェアーでクリソコラのブレスレットを購入しました。マンハッタンでは春から夏にかけてあちこちのストリートで何ブロックのも長〜いマーケットがでます。(特にブロードウェイやコロンバスのストリートフェアーがいいですよ)食べ物屋さんから洋服やらアクセサリー、アフリカやメキシコの民芸店までいろいろ出ます。クリソコラはそんなお店「コンドルは飛んでゆく」の音楽が聞こえてきそうなメキシコ風というかマヤっぽいお店で買いました。

 ターコイズは皆さんお馴染みのネイティブアメリカンで有名な石で儀式やお守り、あるいは狩や旅に出たときに喉がかわいたら舐めて喉の渇きを癒したりしていたそうですが、クリソコラってあんまり名前はなじみがないですよね。実はターコイズの親戚です。色はターコイズより青と緑の色が強く、ところどころに茶色なんかも入っていてすごいきれいですよ。

売っている形で小石で丸みを帯びた形のものが多いですが、これの球体のものは「地球」そのものを感じます。ターコイズ、クリソコラ共に青が主流の色ですが、この青というのは喉に対応します。喉を使う人には最適。さっき地球を感じるといいましたが、精神的にもこの石たちは大地とつながるイメージがします。さすがにネイティブアメリカンのメディスンマンたちが古来からそして今もお守りとして手放せないはずだわと思うわけです。

そしてその後も3年ほどまえ友人よりハンドメイドのターコイズの首飾りをもらいました。(彼はお店をやっていて自分でアクセサリーも作っています)彼の私のイメージは青ということでこの石を選んでくれたそうです。うれしいですね、「歌うたい」としてはターコイズをもらうことは光栄のような気がします。 

実はそれ以前にもライトワーカー(リンクページを見てくださいね)の雅美さんからもターコイズの指輪をもらってはいるのですが、時が来たのか突如として姿をくらませてしまったのでした。その頃は今よりもグラウンディングできてなかったせいでしょうか(はたして今でもできているか定かではない)吸い込むだけ吸い込んでしまっていちようこれで私の役目は終りですと石が判断してしまったのではないかと思っています。ウ〜ッかなり気に入っていたというのに今思いだしても残念です。でも、彼の使命はもう終わってしまったのだと納得しましたが…。石でも何でもそうですが、去る物は追わずですよね。 

次回はDIARYでも少し紹介しましたが八角形ダブルターミネーティッドの「DOC」ちゃんをご紹介します。

(HIDEKO)

 

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