インターネットは未来からの贈り物?(白い共振の世界の橋渡しの日)

 

  私がインターネットを始めたのは去年(99年)の10月から。一応音楽制作のため10年前に多少パソコンには触れていたのですが、90年にNYに住んでから生もの(アコースティック楽器)に目覚めてしまい、それっきりやめてしまいました。

でも去年の暮れくらいから何か急激に世の中にインターネットが普及し出したような感じで、なんとかその波には乗れたようですが,今ではテレビCMでもパソコンに限らずプロバイダーやインターネット関連のものがかなり多く見られます。まあなければないでも生活には全く支障はないのですが、実際始めてみて、インターネットの奥域の深さに驚かされました。

はじめの頃はネットサーフィンなるものに没頭し、(しかしネットサーフィンとはうまい表現だなあ・・・)あとで請求書をみてびっくり!まあだいたいの人がこんな経験をしたのではないかと思います。(早くアメリカなみに安くしてよ!NTTさん!)と文句も言いたくなりますが、それほどこの電脳世界は魅力的です。なにを隠そう私はこのインターネットなるものをかなり否定的に見てました。しょせん仮想の世界に過ぎないのだと・・・しかし実際にやってみるとなんとも言えない不思議な感覚があるのです。おそらくこう思うのは自分だけではないと思います。(共感してくれる人はぜひメールを下さい!)

さて、そろそろ本題にはいりますが・・・

そもそもインターネットはアメリカで軍事用に使われていた情報網のひとつであって、それを民間に提供してから大学や研究機関を中心に広まっていったと言うことですが,そこにはけっこう70年代以降のヒッピー文化のかほりが漂います。アップル・コンピューターも元はそうらしいし・・・こういうところがとてもアメリカらしくいい意味であやしい気がするのです。

最近の急速な普及ですっかりビジネス系に利用されていますが、本来はもっとアンダーグラウンドなにおいがあったはずです。もちろん今でもその色は残っているとは思いますが、ここらへんのことはちょっと将来的に不安があります。ほとんどの大企業が介入しているわけですから。まだ企業はいいけど、政府が介入したらなんの意味もありません。

 

話はとびますが、私たち人類はもともとかなりテレパシックであったらしいのです。

それがいつの間にか、文明の発展とともにその能力が退化していったのですが、いまでも多少の感覚は残っているのです。よく第六感というやつです。今電話しようと思った相手から突然電話が来たことはないですか?ほしいと思った物に突然出会った(友人が貸してくれたり、プレゼントしてくれたり)とか・・・

この手のことは偶然として片付けてしまいますが、実はその人の想念が現実を引き付けて起こった出来事なのです。なにかしらのことは誰もが経験しているはずです。(それに気づかない人もいますが・・・)植物や動物は当たり前のごとくこうやってテレパシーによる情報交換をしているらしいし、もっと言えば地球にとどまらず、宇宙の星々とも交信しているらしく驚きます。人間よりもよっほど進化しているのかもしれません。

 

いまのところ、インターネットで宇宙と交信はできませんが、人間どうしの交信においては時間と場所は問わず世界中どこにいてもコミュニケーションができます。ただし、パソコンと電話回線は必要ですが・・・。でもインターネットの発展は人類が本来もっているテレパシーを思い出すための手段のような気がするのです。

ある本に書いてありましたが、人間が電話を作ったのは「エネルギー変換」の方法を学ぶためであり、飛行機を作ったのは「自分が飛べること」と、距離は速度によって相対的に変わることを思い出すためであるということです。

 

そういう意味でこのインターネットは人類の集合意識が引き寄せた未来からのプレゼントといってもいいのでないかと思うのです。

(AKI)

 

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