建築士の使命
住み手の生活様式を踏まえた上で、個性的なそして貴方だけの住いを提案します。
住宅内部の環境を考える
- 許せる限り自然素材を使用しシックハウス症等の原因である化学物質を押えます。
- 建材、塗料以外に防蟻処理の改良、床下に炭を敷く、磁気に拠る水質改善、等日々研究中です。
- 結露→カビ→ダニの発生と言う流れを絶つ、外壁及び屋根の外通気工法やRC造は外断熱工法をお薦めします。
住宅外部の環境を考える
- 光、の採り入れはプライバシー確保の程度と密接な関係が有り採り入れ方を提案します。
- 風、の通り抜けるプランは必定その地域、廻りの建物との関係で最良な方法を提案します。
- 敷地には守らなければならない条件、将来も考えその場所が持つ良い所を活かす提案をします。
建築工法について
- 現在いろいろな構造の建物が有りますが、住み手の思い、場所等の条件に最良の工法を提案。
- どの工法を用いましても、構造・仕上材の耐久性、耐火性能を考え提案します。
動線プランを考える
- 簡潔な動き、余裕をもった動きと場所により使い分けた動線プランを提案します。
- バリアフリー、ただ段差を無くすのでは無くそれぞれの人に合った動きやすさ、安全を提案。
建築コストを考える
- 直接建物を創る人への費用は削りすぎず、建築工事に掛かる中間経費を排除します。
- 材料・設備機器などを実際に製作している会社より直接購入等により中間経費を排除します。
- CM(分離発注)により可能です。
デザインについて
- 上記各項目は建物のデザインに少なからず影響し、構造、多雨・多湿気候から来る形が有ります。
- 少し違う要素(仲間たちに家具・金物・照明デザイナ−など)を用いれば新しい発見が生まれます。
- 外観はまわりの環境も考え、出来るだけ、メンテナンス・掃除のしやすい形や、物を提案します。
- 内部では大空間は気持ちいい⇒暖房ランニングコストUP、大き過ぎる窓を取る⇒結露・夏季の日射などの様に相反する事が多々有りますが、新たな生活空間を提案します。
設計・管理の必要性
- 上記、依頼者の考え(コンセプト)をまとめ細部にわたる設計図面を解りやすく作成します。
- 工事が始まると図面どうりにされているか、出来映えはどうか、厳しくチェックします。
- 依頼主から業務委託されて第三者の立場で工事の監理、この事により欠陥住宅とは無縁です。
例えば設計も施工も全て一括で請け負った会社を、野球の試合に例えれば、巨人、阪神戦
の主審を巨人の選手がつとめるようなものです。大部分の住宅建築はこの様に、審判員不在
のままで建築されているのです。