Top  Page  
  Index Page  
  Next  Page  
  ALCオーディオラボラトリー  
     
  “球と石を混ぜるのをやめてみませんか?”  
  (ALC-101カタ DAコンバーター開発にあたって)  
 
 
  今、なぜ真空管アンプなのでしょうか? 至上類のないほど様々な種類の真空管アンプが販売されています。もちろん音がよいに違いありません。しかし、真空管のパワーアンプやコントロールアンプはいろいろと選択の余地がありますが、DAコンバーター内部のアナログ増幅部やトランジスタアンプ(オペアンプを含む)を真空管で選ぶことは非常に限られております。CD,MD等のデジタル処理能力はまさに技術の勝利と言えますが、内部のアナログ部は当然のようにトランジスタアンプなのです。微小出力のDAコンバーターのアナログ増幅部でトランジスタを使うということは、そのあまり歓迎されない音をプリアンプとパワーアンプはそのまま増幅するわけですから期待通りの音はなかなか再生できません。  
     
   アナログ時代にMCカートリッジの昇圧用としてトランジスタ式のヘッドアンプが多数販売されましたが、現在市場で見かけることはほとんどありません。すべてトラン式に戻ったといえましょう。微小出力の増幅程トランジスターの欠点がまともに出てしまうと考えられます。今回ALCが発表いたしますDAコンバーターは,バーブラウン社のPCM-63PKの出力約120mv(at200Ω)を直接真空管アンプで増幅するために、出力はDACのダイレクト出力となっています。もちろん従来の管球アンプのAUXに入力すれば,十分実用レベルでオール真空管アンプの音を聞くことが可能となります。トランジスタアンプを全く通らない音は瑞々しく艶があり、音の密度が濃く楽器の質感まで聴こえるような実態感のある音になります。  
     
  当ラボでは、RA-45Bという全段トランスドライブLCRコントロールアンプを製作しておりDACの出力を増幅するための最適な設計となっております。  
     
  ぜひ一度ご試聴ください。