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LibreOffice Writer
  1. 段落の最初の行の先頭の文字を少し下げるインデントは、書式→段落 からインデントと行間隔タブをクリックして、インデントの最初の行の所で設定する。あける値を数字で設定することもできるし、自動設定にすることもできる。 Ctrl + aキーですべてを選択してこの設定をすれば、すべての段落のインデントが一度に設定できる。
  2. 1つの項目の下に数字の箇条書きでいくらか並んでおり、また別の項目の下に数字の箇条書きでいくらか並んでいる文章があるとする。項目と数字の箇条書きのいくらかをコピーして貼り付けると、違う項目なのに連番になってしまい、1つの項目の下の箇条書きが1から始まらないことがある。項目はコピー、貼り付けを使わずに直接入力したほうがよい。また箇条書きの所だけコピーして貼り付けても箇条書きの数字がおかしくなることがある。一度テキストファイルに貼り付けて、さらにそれをコピーするとよい。
  3. 標準のフォントと文字のサイズを設定するには、ツール→オプション でOpenOffice.org Writer の規定のフォント(アジア諸国語)を選び、フォントとサイズを設定する。同様に、規定のフォント(西洋言語)を選び、フォントとサイズを設定する。OKをクリックする。新規作成をすると、設定したフォントとサイズの文書が出る。
  4. ファイル→ドキュメントテンプレート→保存で今開いている文書のテンプレートを保存できる。 この時その文書は保存しなくてもよい。
  5. 自分のつくったテンプレートを標準テンプレートにするには、メニューバーのファイル→ドキュメントテンプレート→管理でドニュメントテンプレート管理ウインドを開く。自分のテンプレートフォルダをダブルクリックすると、保存したテンプレートの一覧が出る。希望のテンプレートを選択し、右クリックし、標準テンプレートとして設定を選択する。閉じるボタンでドニュメントテンプレート管理ウインドを閉じる。
  6. 他のドキュメントのスタイルを読み込むには、メニューバーの書式→スタイルと書式設定で「スタイルと書式設定ウインド」を開く。一番右のアイコンをクリックして出てくるメニューからスタイルの読み込みを選択する。自分のテンプレートを選択すると保存したテンプレートが出てくる。下にあるテキスト、枠、ページ、番号付け、上書きにすべてチェックを入れて、OKボタンをクリックすると、書式が読み込まれる。
  7. 保存の時に標準で選択されるフォルダを変更するには、 ツール→オプション でLibreOffice.org のパスを選ぶ。種類の中でマイドキュメントを選び、編集をクリックして、好みのフォルダを選択し、OKをクリックする。
  8. 貼り付けをする時、貼り付けボタンの右の矢頭をクリックすると、書式設定されていないテキストという項目がある。これを選ぶとテキストのみがコピーされる。
  9. Webページなどをコピーした時に、空白行が入ることがある。これを一度に削除するには、Ctrlキー + fキー を押して検索と置換ダイアログを出し、「検索テキスト」に^$ と入力し、置換テキストには何も入力しない。詳細オプションで正規表現を選んで、「すべて置換」をクリックする。空白行はすべて削除される。正規表現で^ は文字列の最初を示し、$ は文字列の最後を示す。だから^$は空白行を示す。. は任意の1文字を示し、+ は1個以上の連続する文字を示す。だから^.+は空白行でない行を示す。「検索テキスト」に^.+を入力して同じことをすると、文字を書いてある行はすべて削除されてしまう。
  10. F11を押すと、前画面表示になる。通常の表示にもどすには、もう一度F11を押す。
  11. Shiftキー + Ctrlキー + bキー で下付き文字になる。Shiftキー + Ctrlキー + pキー で上付き文字になる。HTMLでは下付き文字は<sub>で表し、上付き文字は<sup>で表す。それぞれsubscript superscriptの略である。この場合もs はsubscriptの略、p はsuperscriptの略だろう。
  12. ページ番号は"挿入"→"フッター"でフッターをつくる。フッターにフォカスを移動して"挿入"→"フィールド"→"ページ番号"を選択する。
  13. 文字置換、文字検索ともに「Ctrl」と「f」をいしょに押す。
  14. メニューバーの表示から印刷レイアウト、非印刷レイアウトを選択できる。
  15. 表の列、行を削除するには、メニューバーの表→削除→列あるいは表→削除→行でする。
  16. メニューバーの書式→段落からインデントと行間隔タブをクリックして、間隔で段落の上と下の間隔を設定できる。
  17. 文書の設定の余白はAlt+Oキー → Alt+Pキー でページタブをクリックして余白を設定する。
  18. 標準の書式決定はCtrl+Mキーあるいは書式→標準の書式設定 でできる。
  19. 画面の表示を大きくするには、メニューバーの表示→ズームでZoom & View Layout ウインドを開く。Variableを選択し、右の数字を好みの大きさに設定し、OKボタンをクリックする。100%の大きさにするには、100%を選択し、OKボタンをクリックすればよい。
  20. 段落の最初の行の先頭の文字を少し下げるインデントは、書式→段落 からインデントと行間隔タブをクリックして、インデントの最初の行の所で設定する。あける値を数字で設定することもできるし、自動設定にすることもできる。 Ctrl + aキーですべてを選択してこの設定をすれば、すべての段落のインデントが一度に設定できる。
  21. 行数を変えるのは、難しい。書式→ページ→行数と文字数 で 標準の文字数を選択した時は、書式→段落インデントと行間隔→行間で、1行か1.5行にするか、比率を選択し120%程度にすると体裁のいい形になる。行数と文字数を指定する時は、書式→段落→インデントと行間隔→行間で固定を選択し、0.25cmに固定する。それから書式→ページ→行数と文字数 で 文字数と行数を指定する。この時、1文字の最大サイズ、ルビ文字の最大サイズを小さくしないと指定できる行数が少なくなる。1文字の最大サイズを大きくしていると、行数を指定しても、1ペーシがその行数にならない。 標準では罫線が表示されるが、罫線があると、かえって見にくく、罫線を表示する のチェックをはずしておいたほうがよい。この時罫線を印刷する のチェックもはずしておかないと、罫線が印刷されてしまう。このように、行数の設定はややこしいので、自分が気に入った設定をテンプレートとして保存しておいたほうがよい。私はページ単位の行数: 40 行単位の文字数: 43 1文字の最大サイズ: 11.05ポイント ルビ文字の最大サイズ: 6.0ポイント 罫線を表示する、罫線を印刷する のチェックをはずす フッタ: 間隔 1cm 高さ自動調整 余白: 左 2.0cm  右 2.0cm 上 2.0cm 下 1.5cm 文字: MS 明朝 サイズ 11 行間: 固定 0.2cm をテンプレートとして設定した。ただしこれではルビをつけるとおかしくなるので、ルビをつける時は標準の文字数を使う 行間 :1.5行 に設定した。
  22. 画面が何かの原因で複数ページを表示するようになった時、単一ページ表示にもどすには、
    メニューバーの表示 → ズーム → ズーム でズーム/表示レイアウトウインドを表示させる。表示レイアウトの所で単一ページを選択する。
  23. 一部のみ、行間を変えるには、メニューバーの書式 → 段落 で段落ウインドを開き、インデントと行間タブをクリックする。行間の所の設定を変更する。
  24. 検索した文字の背景色を変えるには、
    Ctrlキー+Fキー → 検索する文字を入力する。→ すべて検索をクリック → 背景色のアイコンをクリックして背景色を変更する。
参考文献
 松本美保『今さら人に聞けないOpenOffice3の常識 writer編』(2008) 工学社

更新日:2022年4月14日

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