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LibreOffice
  1. デフォルトではマクロの記録は有効になっていない。これを有効にするには、メニューバーのツール→オプションからLibreOfficeの項目にある詳細を選択する。実験的(不安定)なオプションの中で、マクロの記録を有効にするにチェックを入れる。
  2.  ページ番号をつけるには、メニューバーで挿入→フッター→標準スタイルでフッターをつくり、メニューバーの挿入→フィールド→ページ番号でできる。ページ番号はデフォルトでは左端につくが、好みで真ん中にしたい人もいる。その時はページ番号を選択し、Ctrlキーを押しながらEキーを打って、真ん中に移動する必要がある。このようにページ番号をつけるには、手間がかかる。それでこの一連の操作をマクロの記録で保存しておくと便利である。
     メニューバーのツール→マクロ→マクロの記録でマと記録の終了と書いた小さなウインドが左に出る。これ以後する操作は記録される。上に書いた一連の操作をしてページ番号をつける。終われば記録の終了をクリックする。LibreOffice Basic マクロウインドが出る。マクロの保存先をマイマクロの中のStandardの中のModule1に、マクロ名を例えばSetPageにして保存する。マクロ名に全角文字は使うことができない。
     次回このSetPageを実行するには、メニューバーのツール→マクロ→マクロの管理→LibreOffice BasicでLibreOffice Basicウインドを開き、マクロの記録先でマイマクロの中のStandardの中のModule1を選び、マクロのある場所でSetPageを選ぶ。マクロ名の所にSetPageと表示されるから、実行をクリックする。これでページ番号がつく。しかしこれではSetPageを実行するのが少し面倒である。その時はSetPageをメニューバーの中に入れることができる。
     メニューバーのツール→マクロ→マクロの管理→LibreOffice Basicと進み、LibreOffice Basic マクロウインドを開く。割り当てをクリックしてカスタマイズウインドを開く。メニューの所で挿入を選ぶ。エントリーの所の選択を一番上の任意区切りにする。追加をクリックし、コマンドを追加ウインドを開く。カテゴリーの中で、LibreOfficeのマクロの中のマイマクロの中のStandardの中のModule1を選択する。コマンドの中のSetPageを選択し、追加をクリックする。カスタマイズウインドのエントリーで任意区切りの下にSetPageが追加される。SetPageを選択し、上を示す矢印をクリックすると一番上に行く。OKをクリックする。LibreOffice Basic マクロウインドの終了をクリックする。
     これによって、メニューバーの挿入の所の一番上にSetPageが追加された。ページ番号をつけたい時はメニューバーの挿入→SetPageと進めばよいのである。もちろんSetPageを入れる所は挿入の所でなければならないことはなく、自分の好みの所に入れればよいのである。マクロ名に全角文字が使えないから、メニューバーの項目がSetPageというような半角文字になってしまう。これが少し不満である。しかしメニューの項目はみな全角文字を使っているから、半角文字だけのものは目立ちかえってよいかもしれない。  日本語の文書はフォントはVL Pゴシックのような日本語フォントを使う。しかしページ番号のフォントはデフォルトではLiberation Selfになっている。番号だけフォントが違うのは少し見栄えが悪いからここのフォントもマクロの記録で変えておくと便利なように思う。しかしここをマクロの記録でVL Pゴシックに変えても、SetPageを実行すると、やはりLiberation Selfになてしまう。マクロの記録は実験的なオプションになっているから、マクロの記録は十分でない所があるのだろう。

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