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Command Prompt
  1. タイトルバーにフォーカスを移して、右クリックすると表示されるメニューから、プロパティを選び、画面の文字、画面の背景の色、フォントを変更できる。
  2. コマンドプロンプトを開くと、ユーザー名をTaro Yamamotoとすると、デフォルトでは、
    C:\Users\Taro Yamamoto>
    と表示される。ここに
    mkdir Shiken
    と記述し、Shikenフォルダをつくると、
    C:\Users\Taro Yamamoto\Shiken
    の位置にShikenフォルダがつくられる。
    Cドライブ直下にShikenフォルダをつくりたいなら、
    cd C:\
    と書くことで、
    C:\>
    と表示させて、mkdir Shiken を記述する。
    mkdir はフォルダ(ディレクトリ)をつくるコマンドで、make directory の略である。
    cd は change directory の略である。
    コマンドプロンプトを開いた時に、C:\> と表示させたいなら、まずコマンドプロンプトのショートカットをデスクトップ上につくる。コマンドプロンプトのショートカットの上にフォーカスを移動して、右クリックして出てくるメニューから、プロパティを選択する。リンク先はデフォルトでは、
    %windir%\system32\cmd.exe
    になっている。この後ろに半角スペースを開けて、
    /k cd C:\
    と記述する。つまり、リンク先を
    %windir%\system32\cmd.exe /k cd C:\
    に変更する。そして、OKボタンをクリックする。
    /k オプションの後ろに書かれたコマンドはコマンドプロンプトを開けた時に自動的に実行される。この場合だと、コマンドプロンプトを開けた時に
    cd C:\
    が自動的に実行されるのである。
  3. コマンドプロンプトに記述してあるものを、テキストエディタにコピーするには、コピーしたいものをドラッグして選択し、右クリックすると、クリップボードにコピーされる。これをテキストエディタに貼り付けるには、通常のように、Ctrlキーを押しながら、Vキーを押すとよい。
    テキストエディタ上の文字をコピーしてコマンドプロンプトに貼りつけるには、テキストエディタ上の文字を選択して、通常のようにCtrlキーとCキーを押し、クリップボードにコピーする。コマンドプロンプトを左クリックして、コマンドプロンプトにフォーカスを移してから、右クリックすると、貼り付けられる。
    コマンドプロンプト上の文字をコマンドプロンプトにコピーするには、コピーしたい文字をドラッグして選択し右クリックして、クリップボードにコピーする。次に張り付けたい場所にマウスポインタを移動して右クリックする。
  4. ↑キーを押すことで、以前に入力したコマンドを表示できる。↓キーを押すことで、現在表示されているコマンドより、後に入力したコマンドを表示できる。
  5. doskeyを用いることで、コマンドで使いたいマクロを登録できる。コマンドプロンプトのショートカットのリンク先を
    %windir%\system32\cmd.exe /k C:\Yamamoto_Codes\henko.bat
    に変更する。これで、このショートカットでコマンドプロンプトを開いた時に、henkoというバッチファイルを実行する。
    テキストエディタを開き、
    @echo off
    cd C:\
    doskey /macrofile=C:\Yamamoto_Codes\macro.txt
    
    と記述する。これで、このショートカットでコマンドプロンプトを開いた時に、Yamamoto_Codesフォルダの中にあるmacro.txtに記述されたマクロを実行する。
    次にmacro.txtに
    calc="C:\Program Files (x86)\OpenOffice 4\program\scalc.exe" $*
    firefox="C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe" $*
    macro="C:\Program Files (x86)\sakura\sakura.exe" C:\Imakura_Codes\macro.txt
    sakura="C:\Program Files (x86)\sakura\sakura.exe" $*
    writer="C:\Program Files (x86)\OpenOffice 4\program\swriter.exe" $* 
    
    と記述して保存する。標準のインストールでは、OpenOfficeのCalcは、
    C:\Program Files (x86)\OpenOffice 4\program\scalc.exe
    にあり、Writerは、
    C:\Program Files (x86)\OpenOffice 4\program\swriter.exe
    にある。それで、macro.txtに上記のように記述すると、コマンドプロンプトにcalcと入力し、Enterキーを押すことで、Calcを開くことができる。コマンドプロンプトにwriterと入力し、Enterキーを押すことで、Writerを開くことができる。
    標準のインストールでは、Firefoxは、
    C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe
    にあり、サクラエディタは、
    C:\Program Files (x86)\sakura\sakura.exe
    にある。それで、macro.txtに上記のように記述すると、コマンドプロンプトにfirefoxと入力し、Enterキーを押すことで、Firefoxを開くことができる。コマンドプロンプトにsakuraと入力し、Enterキーを押すことで、sakuraを開くことができる。
    macro.txtをサクラエディタで開きたいなら、
    macro="C:\Program Files (x86)\sakura\sakura.exe" C:\Imakura_Codes\macro.txt
    と記述する。これで、コマンドプロンプトにmacroと入力し、Enterキーを押すことで、macro.txtをサクラエディタで開くことができる。

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