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カタボンHiとそれに準じたドパミン濃度作成についてついて
毎分滴数計算
溶媒の5%ブドウ糖液あるいは生食の量、混注するイノバンの量を入力し、体重とガンマ(μg/kg/分)を入力して下さい。すべて半角文字で入力して下さい。
滴数計算をクリックすれば毎分の滴数を計算します。イノバン(100mg)1Aは5mLとして計算してあります。
滴数は微量点滴セット(60滴/分)を用いた場合の滴数です。
微量点滴セットは1分間の滴数が1時間の投与量(単位 mL)になりますから、シリンジポンプで投与する時は毎分滴数を1時間の投与量(単位 mL)に読み替えてください。

5%ブドウ糖液あるいは生食: mL

イノバン: mg

体重: kg

ガンマ: μg/kg/分

毎分滴数:



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カタボンHiとそれに準じたドパミン濃度作成について
 カタボンHiはドパミン600mgが200mLの溶液の中に入っています。だから1mLに3mgが入っています。
1mL/時=3mg/時=3000μg/時=3000μg/60分=50μg/分 となりますから、1mL/時で投与すれば50μg/分で投与しています。ガンマは50/体重で計算できます。
50/40=1.25
50/50=1
50/60=0.833
50/70=0.714
50/80=0.625
となりますから、体重50kgの人に1mL/時投与すればちょうど1ガンマ投与することになります。体重40kgの人には1.25ガンマ、体重60kgの人には約0.8ガンマ、体重70kgの人には約0.7ガンマ、体重80kgの人には0.625ガンマ投与することになり、覚えやすい数字が並んでいます。特に体重約50kgの人は1mL/時の投与が1ガンマになるのですから、5ガンマ投与したければ5mL/時で投与すれがよいわけです。非常に計算が簡単です。ドパミンを投与するような人は衰弱していますから、体重は平均して50kgぐらいでしょう。
イノバンからカタボンHiに準じたドパミン濃度を作成するには、1アンプル(100mg, 5ml)のイノバン3アンプルを生食35mLに溶かします。溶液は5×3+35=50で50mLになります。つまり300mgが50mLの溶液の中に入っています。1mLに6mgが入っていることになります。カタボンHiの2倍の濃度です。
1mL/時=6mg/時=6000μg/時=6000μg/60分=100μg/分 となりますから、1mL/時で投与すれば100μg/分で投与しています。ガンマは100/体重で計算できます。
100/40=2.5
100/50=2
100/60=1.666
100/70=1.428
100/80=1.25
となりますから、体重50kgの人に1mL/時投与すればちょうど2ガンマ投与することになります。体重40kgの人には2. 5ガンマです。

2010年1月16日更新
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