展覧会・講演会 予定
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■会場 多治見市文化工房 ギャラリーvoice https://gallery-voice.jp/ ■開催時間 10:00-18:00 (最終日は 15:00まで) ■休廊日 水曜日 |
会場 日本橋高島屋 6階 美術画廊X |
講演者: 中島晴美(作家、岐阜、日本) 白明(清華大学美術学院陶磁器芸術学部主任、教授、博士指導教官:中国美術家協会陶磁器芸術委員会主任、北京、中国) ニコル・クーリッジ・ルマニエール(セインズベリー日本藝術研究所研究担当所長、イースト・アングリア大学日本美術文化教授、イギリス) クラウディア・カサリ(ディレクター、 国際陶磁器博物館、ファエンツァ、イタリア) ギャラリー艸居 http://gallery-sokyo.jp/ お申し込みはこちらから |
■会場 MITSUKOSHI日本橋本店6階 コンテンポラリーギャラリー →会場 ■開催時間 午前10時〜午後7時(最終日午後五時閉場) |
■会場 艸居 SOKYO GALLERY 〒605-0089 京都市東山区元町 381-2 http://gallery-sokyo.jp/ ■会期 2020年10月2日(金)〜11月7日(土) 10時〜18時 休廊日 日月 |
■会場 多治見市文化工房 ギャラリーvoice https://gallery-voice.jp/ ■開催時間 10:00-18:00 (最終日は 15:00まで) ■休廊日 水曜日 ■シンポジウム 2020年10月4日 13:30〜15:00 「作品と現在のあいだ」(ご予約制) |
金・銀・銅の世界 2020年8月1日(土)〜8月16日(日) |
■会場 |
ギャラリー数寄 http://www.gallerysuki.com/ |
■開館時間 |
10時−18時 月・火休 |
21周年企画 好きなかたち展U2020年9月19日(土)〜10月18日(日) |
■会場 |
ギャラリー数寄 http://www.gallerysuki.com/ |
■開館時間 |
10時−18時 月・火休 |
■会場 山梨県立美術館 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 電話:055-228-3322 https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/ ■会期 2019年11月16日(土)〜2010年1月13日(月・祝) 料金:一般 1,000(840)円 / 大学生 500(420)円 ※( )内は20名以上の団体、県内宿泊者割引に適用 ※高校生以下の児童・生徒は無料 ※県内在住65歳以上の方(健康保険証等持参)は無料 ※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料 ※11月20日の山梨県民の日はどなたでも無料 ■イベント開催中の休館日 月曜日、12月26日〜1月1日 |
■展示場所 年代美術館 浙江省温州市鹿城区南塘白鹿洲公月?(クニガマエに元)4号楼 |
■会場 多治見市文化工房 ギャラリーvoice https://gallery-voice.jp/ ■開催時間 10:00-18:00 (最終日は 15:00まで) ■休廊日 水曜日 |
■会場 香港大学美術博物館 (主催)香港大学美術博物館 (共催)イセ文化財団 (後援)在香港日本国総領事館、国際交流基金 (協賛)SEIBU SOGO (協力)日本アート評価保存協会 |
■日時 2018年11月11日14:00〜15:00 ■会場 小松市立博物館 〒923-0903 石川県小松市丸の内公園町19 1階市民ギャラリールフレ http://www.kcm.gr.jp//honjinkinen/ ■参加費 無料 ■予約不要 ■問合せ 石川県文化振興課内 東京国立近代美術館工芸館名品展等実行委員会 076-225-1371 |
■会場 小松市立本陣記念美術館 〒923-0903 石川県小松市丸の内公園町19 http://www.kcm.gr.jp//honjinkinen/ ■観覧料 一般500円 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで無料。 |
「解ってない」と言われた。私は走泥社の同人たちの陶による立体造形作品に心を揺さぶられ、陶芸の造形の道を選んだ。そして、走泥社の重鎮であった熊倉順吉に勧められ、多治見市陶磁器意匠研究所の職員となった。熊倉先生の「土と火によって生まれ出る陶器の宿命的姿に、可能性と不可知性を求める態度」との言葉に自分を見出し、支えられ、保守的な美濃の地でラディカルに突っ張って制作してきた。しかし、職場でも作家活動でも「解ってない」と先輩方から異端児あつかいだった。 美濃の先輩作家のデザイン処理の効いた調度品のような、言い換えれば「売り絵」のようなオブジェにうんざりしながらも、それでも他者の評価を期待していた。公平な審査があると勘違いしていた朝日新聞社主催の公募展は連戦連敗である。私は好きなことと、評価されることの狭間で混乱していた。そんな孤立無援の時代に応援してくれる人がいた。 当時の目黒陶芸館は田んぼの真ん中にあり、車庫を改造した小さな空間であった。 「売れなくてもいいよ。面白いのをやってよ。まあ、元々うちは売れないけどね」「見に来る人の反応なんて気にしなくていいよ。好きにやってよ。まあ、元々うちは誰も観に来ないけどね」と目黒伸良さんは笑って誘ってくれたが、本当に誰も来なかった。それでも搬出の日、目黒さんが一つ買ってくれた。 今回は「中島さんの作品は、僕が一番沢山もっているからね。10回まではやってよ」と目黒さんが誘ってくれて、9回目の個展である。 私のことを解ってくれる人がいるというだけで、心折れずにひたすら作り続けた若い時代を思い出す。 それは、年を重ね経験を積むうち「陶による表現」などと大見得を切りながらも大衆に媚、デザイン処理の効いた「売り絵」を作っているのは私ではないか、仲間と共に「明日の工芸」を切り開くのだと恥ずかしげもなく言った若き日を忘れ、陶芸界の日常性に埋没していったのは「この私」ではないか、と自分を恥じることに繋がった。 「初心に帰る」と、ゆるんだ精神と老体に鞭打って制作しました。 ぜひ、ご高覧願いたい。 |
2018年 10月10日 中島晴美 |