![]() |
L.L.ビーンのBoat & Tote Bag トートバッグと言えばやっぱりL.L.ビーン。 1912年米創業のL.L.Beanは、レオン・レオンウッド・ビーンによりにアウトドアブランドとして設立されました。 トート・バッグは1944年氷を運ぶためのバッグとして発売され、現在でも本国の自社工場で製造されています。 このトート、とある雑誌で贈り物のお薦めとして紹介されていたのを、そのまんま真に受け、今回出産祝いとして使わせてもらいました。 今回、サイズはスモール(27 x 24 x 13cm )を選択。 最初はお母さんに普段赤ちゃんのために持ち歩くものを入れてもらい、赤ちゃんが大きくなり学校に入学したら、今度は子供にお道具袋として使ってもらおうって寸法。 (気づいてくれて、大事に使ってくれたらうれしいなぁ。) 色のバリエーションは豊富ですが、シンプルに、男の子なら●Blue、女の子なら●Redでしょうか。 オプション料金で名入れができるので当然子供の名前を入れてもらいました。 フォント(文字)は、 ニューウェーブブロック体を選択したのですたが、大正解のかわいさです。 氷を運ぶためバッグだけに、24オンスの厚手のコットン・キャンバスを使い、重さがかかるオーバーラップ部分は、丈夫なナイロン糸によるダブル・ステッチで縫製。また、ボトム部は更にキャンバスで補強されています。 サイズはスモール(写真右)の他、ミディアム(30 x 33 x 15cm)、ラージ(38 x 43 x 19cm)、エキストラ・ラージ(43 x 48 x 25cm)があり、ハンドルもレギュラーとロング(写真右)の2種類から選べます。 (お母さんには、ロングが使いやすいと思ったのですが、子供のことを考えて、今回はレギュラーを選択。) また、オープン・トップの他、ジップ・トップもあるので、中身が見えるのが嫌な人にはこちらをどうぞ。 |
![]() |
『HIBINOKODUE+MARUEITOWEL』のバスタオル 今回の旅で偶然見つけた雑貨屋さん。 割と好きなセレクトのお店だったんで、旅先にもかかわらず、彫刻家「小鉢公史さん」のカッティングボード(重い...)とコスチュームデザイナ「ひびのこづえさん」がデザインしたハニカムクロス織りのバスタオルを購入。 まあ、タオル好きなんで、結構色んなのを試しているんですが、このタオルは使った瞬間紹介しようと思ったのです。 ヨーロッパのホテルをイメージしてひびのこづえさんがデザインし、超長綿のスーピマ・コットンを使い、100年以上の歴史を誇る世界最大のタオル産地、愛媛県今治(いまばり)のタオルメーカー、丸栄タオルが製作しました。 スーピマ・コットンの柔らかくつややかな質感はバスタオルに最適。 これを重金属が少なく、硬度成分も低い今治地方の軟水で晒す(さらす)ことで、さらに繊細かつ柔らかな風合いに仕上がっています。 このため、パイルが無く薄手にも関わらず吸水性に優れています。 なんでも、今治タオルの品質基準は、タオル片が水中に沈み始めるまでの時間が5秒以内なんだとか。このため、洗わなくても使い始めから十分な吸水性を発揮します。 さらに、薄いことで速乾性に優れ、また、パイルが無いことで毛羽立ちが少なく丈夫というメリットもあります。 サイズは70 x 140cmと大判なので、バスタオルとしての使い勝手も○です。 難を言うとすれば、タオル外周の折り返し部分が二重になっていて若干硬いってこと。この辺りが完了されれば◎です。 |
![]() |
New Balance CM576WB ニューバランスのフラッグシップモデルと言えば、「M1300」と「M576」。(異論はあるかも知れませんが。) 高級モデルとして話題になった「M1300」は残念ながら既に廃番。(後継は「M1400」で、復刻モデルも定期的に発表されています。) ってことで、今買える定番、かつ発売20周年を迎えた「M576」をチェックしていたら、グッと来るモデルに出会いました。 アッパーに○White Bucks(白いバックスキン)を使った「CM576WB」は、同じく創業20周年を迎えた『Denime』とのコラボモデル。 ●Midnight Navyのスムーズレザーを使った「CM576MN」と共に、型番の「576」に因んで限定576足で発売されました。(2008年4月26日) このスニーカー、ドゥニームが手がけるこだわりのデニムが好きな人には当然なのですが、私の場合はそのデザインに惹かれました。 ●赤土色のラバー・ソール(通称ブリックソール)&ホワイト・バックス(もしくはダーティ・バックス)と言えば、今は無きウォークオーバーの定番。(Walk-Overは1874年米創業のGeo.E.Keith社が1889年に発売した靴のブランド。) ウォークオーバーは無くなりましたが、このデザインの靴は、今でも色んな靴メーカーが作り続けています。 ただ、この靴がほしいと思っても、ウォークオーバーを見す見す買い逃した私としては、他のメーカーってところに引っ掛かっていたわけですが、まさか、このデザインをスニーカーに取り入れるとは素晴らしいセンス。これには、私の引っ掛かりも即解消。 1988年発売のオフロード用のランニングシューズ「576」をベースに、ジーンズとの相性も良いアッパー&ソールを採用し、インソールには「Denime」と「NEW BALANCE」のダブルネームのロゴが配されています。 ちなみに、ニューバランスは、1906年ウィリアム・ライリーが米国に創業。足に障害がある人のための矯正靴やインソールを扱うメーカーとしてスタートし、1961年にはスポーツシューズ分野に進出。 その当時から採用されている足囲も選べるウィズ・サイジング・システムや、インソールを起源とするメーカーらしく、クッション性の高いミッドソール「エンキャップ」(ENCAP)や「シーキャップ」(C-CAP)など、履き心地の良さが評価されています。 (エンキャップは「576」にも採用されています。) クラフトマンシップを高めるためのチーム単位の生産方式により、USメイドやUKメイドが存在する「576」ですが、こちらは中国生産。 作りに定評があるのが、USメイド(特に「No.33」と言うアメリカの選抜チームが有名)、UKメイドだけに、唯一そこが残念です。 でも、Yahooオークションを調べてみたら、コダワリの無い人により、既に転売されており、倍の値段が付けられていました。まだおろしていないので、ちょっと心は動きましたが...。 |
![]() |
DAKOTA Angler II たまにブリーフケースの持ち手の所にカラビナ付けている人がいます。何に使うんだろうと思っていたら、ある時駅で、そのカラビナにコンビにのビニール袋をぶら下げている人を見つけました。 ああ、こんな使い方。 そのしばらく後、出張の際、ブリーフケースを肩から下げ、お弁当を買った後にトイレ...。 ああ、あると便利な時があるんですね。 (トレイにお弁当持ち込みたくないのですが、1人の時は仕方ありません。そん時は、トレイの洗面台に置きたくなかったので、無理やり鞄に入れましたが...。) で、どうせカラビナ買うならダコタのアングラー2はいかがでしょう。カラビナタイプの時計です。(このデザインにひかれました。) 1945年アル・クーパーにより米創業の時計ブランド「DAKOTA WATCH COMPANY」はアウトドアを意識した機能的な時計を手がけています。 このアングラー2も、アナログ&デジタル時計(デュアルタイム、日付、ストップウォッチ、アラーム)に加え、コンパス、温度計(コンパスの裏)、LEDマイクロライトが装備されており、釣り用に釣り針などを磨くためのフックシャープナー(カラビナ側面)とステンレス製ニッパーが付いています。 写真の日本限定カラー「ダークネス」は、オールブラック仕様で、LEDライトもスタンダードの赤色に換えて白色になっているので、最近流行のブラック・バリスティックナイロン製のブリーフケースにベストマッチ。 裏ブタには限定500本を表すシリアルナンバーが刻印されています。 アルミニウムボディで、サイズはW52 x H101 x D19、重量は85g。 スタンダード色としては、●ブラック、●オレンジ、●ブルー、●カーキ、●シルバー、●レッドがあります。 3気圧防水ってのがアウトドア向けとしてはちょっと残念ですが...。 |
![]() 出典:AZUMAYA |
AZUMAYAの通帳ケース 通帳ケース(銀行で通帳作ると付いてくるあのビニールのやつ)が破けてしまったので、革製のものを探して見たのですが、どうもピンとくるものが見つかりませんでした。 市販のものはオーバースペック。たくさんのポケットが付いてぶ厚い上、付いてこなくてもいい印鑑ケースなんかが込み込みで値段もそこそこ...。 シンプルかつ、かっこいいモノって、本当に見つけるのが大変です。 そんな中、Yahooオークションで偶然引っ掛かったのが、AZUMAYAの通帳ケースなのでした。 本当に通帳だけが入ればいいというシンプルさ。 ただ、単にシンプルにしてしまうと、個性がなくなったしまうのを、カードポケットを付けることで、機能だけでなくデザイン的にもアクセントになっています。(私はこのポケットにキャッシュカードではなく、カード型の健康保険証を入れることにしました。) また、植物タンニンなめししたブラウンの革を、黄色に染色した麻糸で縫製しているところもこのケースのポイント。(材料にもこだわっていて、糊などもなるべくやさしいものを使うように心がけているとのことです。) イタリアの靴学校に留学して経験を重ねた作家さんが、すべての工程を手縫い、手作業で作り上げたまさに作品。 サイズは、W16 x H10cmで、通帳、カードとも2枚程度収納可能です。 |
![]() |
Breedlove ABJ250/SM4 1990年、ラリー・ブリードラブ(Larry Breedlove)とスティーブ・ヘンダーソンにより、米国に創業されたブリードラブ・ギター。 後に現マスタールシアー(ギター製作家)&チーフデザイナー&インレイワークのアートディレクター&ラリーの兄であるキム・ブリードラブ(Kim Breedlove)が参加。 このアトラス(ATLAS)シリーズも、キムがデザインを担当したとのこと。 当然ギターも素晴らしいのですが、ギタリスト兼ベーシストの私のアンテナに引っ掛かったのが、このアコースティック・ベース。 ストリートライブ用にアコベがほしいと思っていたのですが、アコースティック・ベースって品揃えが少ない上、音を優先するせいか、どうもデザインがイマイチ。 そんな中、あるミュージシャンがPV(プロモーション・ビデオ)で弾いていたのがこのABJ250/SM4。 ヘッドの形も含めてこのデザイン、一発で気に入りました。 PVにチラッと映ったヘッドのロゴから、ブリードラブを探し当て、楽器店で試奏、生音も気に入ったのですが、値段が高いのでその時は見送り。 最近になって、再び探してみたところ、代理店の関係か、扱っているところが見つからず、入手困難な状態になっていました。 中古市場も探してみましたが、主力のギターは見つかるのですが、需要の少ないベースは中々見つかりません。 と、この夏のバーゲンで、洋服を買いに行ったついでに、たまたま立ち寄った楽器店を覗いてみたところ、なんと中古で発見。 ハードケース付きで、状態もほとんど新品なのに、値段が半額以下。 バーゲンの勢いで、つい、買ってしまいました。(ああ、保管場所が...。) 34インチスケールで指板とブリッジにはローズウッドを採用。ボディは、スプルーストップ、マホガニーバック&サイド。 JLDブリッジシステムを採用することで、弦張力によるトップの歪みを抑えつつ、過度なブレーシングを排除することで、深みのある低音を実現しています。 また、ピックアップは、Fishman Classic IVが搭載されています。 ちなみに、5弦のSM5というモデルもラインナップされています。 |
![]() |
Orobianco RUFUS NEW VACHETTE VOLPE *** 前置き長いです。(面倒な人は下の本文から) *** 数えてみるとこのバッグが6代目。やっと一生モノとして付き合う鞄が決まりました。 最初に買ったのが、抜き手が付いたレザー製のドキュメントケース。何年か使いましたが、マチが薄く、容量不足のため使うのを諦めました。 次に買ったのが、LOFTオリジナルの野球グローブ革を使ったオーバーナイトサイズのブリーフ。デザイン良し、容量も十分だったのに加え、その頃は出張も多く、随分ヘビーユースしたのが影響したのか、把手(とって)は壊れるし、フレームを包んでいた革は破れるし...。修理も難しそうだったので、今は物入れとして使っています。 その次は、『LA CAGE HOMME』のクラッチバッグ。知り合いの買い物に付き合って青山ベルコモンズで衝動買いしてしまいました。外側はベージュの良質なソフトレザー、内側はオリーブグリーンのコットンで、デザインも良かったのですが、把手が無いのが日常の使い勝手としては難しく、現在はピギーバッグで出かける時のサブバックとして、たまに活躍する程度。 怪我をして重たいものが持てない時に購入したのが、ブレントレーのブリーフケース。ただ、TUMIの功績か、今では10人中10人がブラックのナイロンブリーフ。私のはTUMIでないってことで、今もPCケースとして使っていますが、普段極力PCは持ち歩かない様にしているので出番は少ないです。 そして最近まで使っていたのが、誕生日にもらったINDEEDのレザーと帆布を使った『CRISP COMBI』というモデル。銀座タニザワ130周年の記念タグが付けられたダブルネームと言えばWネーム。このバッグ、マチは十分なのですが、私の唯一の仕事道具、No.085で紹介したHartmann Luggageのレター・フォリオを入れると形が変わってしまうのです。また、帆布もウレタンコーティングの効果が弱まり、大分汚れが目立つようになってきました。(まあ、これもアジなのですが。) で、今回の誕生日にもらったのが、このオロビアンコのブリーフ。怪我をしてから軽いものをチョイスしてきたのですが、一生モノと言えば、やはりオールレザーでなければなりません。 過去、No.060でGHURKA Examiner No.5、No.198でLUGGAGE LABELのBRIDLEを紹介しましが、グルカは一度安価な出物を買い逃しているのと、オールレザーのモデルは内張りがないことで、購入には至らず。ラゲッジレーベルは、収納が限られそうということと、それでも重さが気になるということで、手を出しませんでした。 その間も色々探していたのですが、デザイン、サイズ、使い勝手などで気に入るものが見つかりませんでした。 *** ここから本文 *** で、このオロビアンコですが、1996年にデザイナであるジャコモ・マリオ・ヴァレンティーニ(Giacomo Mario Valentini)とエリサ・ロヴァティ(Elisa Lovati)によりイタリアに創業されたバッグメーカーです。 日本ではセレクトショップなどが扱い始めたことで、人気が出ました。 『MADE IN ITALY』と言うことと、永く愛用できる製品作りにこだわり、使い込むほどにアジのでる厳選された素材、1000種類のうち約60%がオリジナルであるメタルパーツなどを使って、熟練した職人の手によりハンドメイドされています。 元々は、PRADA(プラダ)社のバッグにも使われているイタリアのリモンタ社製高級ナイロンと、レザーとのコンビモデルが有名なのですが、某百貨店で偶然見つけたRUFUS NEW VACHETTE VOLPEは、名前の通り、上質なバチェッタ・シュリンク・レザーを使ったオールレザーモデル。これに一目ぼれしました。 両サイドにマグネット式のマガジンポケット、マチ部分にも携帯電話などが入るサイズの小さいポケットを配したシンプルながら洗練されたデザイン。レザーの把手は少し大き目なので、腕にかけることができるメリットの他、デザインにも一役かっています。 サイズ的にも唯一の仕事道具、ハートマンのレター・フォリオがスッポリ入るW41 x H29 x D11の大きさ。マチもそこそこあり、底鋲も装備しているので、床においても自立します。 中は仕切り無しで、2つのペンホルダー、小さいポケット、ファスナー付きの大き目のポケットといったシンプルな構造になっています。 これにちょっとこった作りのストラップも付属してます。 飽きのこないデザインなので、本当一生モノです。 (でも、仕事、そんなに続けるかなぁ...。) |
![]() |
Rotring Four In One INPUT 500,000件目とキリがいいアクセス数だったので今回の粗品はちょっと奮発、『みんなのこだわり』のNo.001でも紹介いただいたマルチペンにしました。 ロットリングのフォーインワンは、●黒、●赤、●青のボールペンと0.5mmシャープペンシルを搭載したスタンダードの他、青ボールペンに替えて●蛍光オレンジボールペンを搭載したハイライト、そしてさらに赤ボールペンに替えてタッチペンを搭載したこのインプットの三種類がラインナップされています。 シンプルなデザインのボディには、●黒ボールペン、●蛍光オレンジボールペン、0.5mmシャープペン、液晶タッチパネルインプット用のタッチペンの4つの機能が搭載されており、それぞれの機能はアイコンを上にしてノックするだけで、片手で簡単に切り替えることができます。 1928年に一定量のインクが出る中空パイプ式万年筆を考案したウィルヘルム・リープにより1931年ドイツに創業されたリープ社が現ロットリング社の前身。 操作性、線の精密度、書き味などでデザイナや設計者に支持されている製図用ペンのイメージが強い同社ですが、その技術は近年のヒット商品、マルチペンにも反映されています。 サイズは、長さ約145mm、最大径約10mmで、重さは約30gです。 ちなみに、私はのインプットは、●黒と●赤のボールペンに0.5mmシャープペンシル&タッチペンと言う、1つ前の4つの機能です。 |
![]() |
一澤信三郎帆布の道具袋 旅先の京都で一澤信三郎帆布の道具袋を購入。 1905年、一澤喜兵衛が京都に創業した一澤帆布工業。二代目常次郎が、大工、植木屋、酒屋など、職人が使う丈夫な道具袋の製作を開始。 その後の1983年、四代目を継いだ一澤信三郎が、三代目の父親、信夫と共に、バッグメーカーとしての一澤帆布の地位を築きます。 ところが、2001年、父信夫の死後と共に相続をめぐるトラブルが発生。 会社の顧問弁護士が預かっていた1997年に書かれた遺言書には、実際に一澤帆布を切り盛りしてきた三男信三郎夫妻に会社株式の67%を、また、1996年まで一澤帆布に参加し、バッグのデザインなども手がけた四男には会社株式の33%を、そして、全く参加していなかった元銀行員の長男には、会社株式ではなく銀行預金などの資産を相続させると言ったリーズナブルな内容が書かれていました。 しかし、その後、長男が持ち出してきた2000年(父信夫はその時点で脳梗塞による要介護状態)に書かれたとされる別の遺言書には、会社株式の80%を長男に、残りの20%を四男に、といった内容が書かれていたんだとか。(素人目でも、実際に切り盛りしていた三男の名前が出てこない遺言書は変な気が...。) ちなみに、元々の遺言書は、巻紙に毛筆で書かれており、捺印は「一澤」という実印、一方、後に出てきた遺言書は、便箋にボールペンで書かれており、捺印は「一沢」って印鑑だったそうです。 でも、こんな状態でも、裁判の判決だと後に出てきた遺言書が有効なんだって。(一般的には、どんなに遺言書が怪しくても筆跡鑑定は決め手にはならないようです。) ってことで、2006年、三男の一澤信三郎氏と、それまで勤めてきた職人を含む全社員78人が一澤帆布工業を退社し、新たに創業したのが一澤信三郎帆布。 また同時に、ミシンなど生産設備、材料である帆布の仕入先なども一澤帆布工業から一澤信三郎帆布に引き継がれています。 ブランド名は変わっても、旧一澤帆布の全てを受け継いでいるのは、一澤信三郎帆布ってのが、私の認識なので、もう100年以上の歴史を誇ります。 一方、一澤帆布工業も、これまで帆布とは全く無関係だった新しいオーナー、新たに集められた職人、新しい仕入先で、昔からの場所で、昔からの名前で営業を再開していますが、こちらは創業2年目、今後に期待ってことで、今回の旅でも、店の前は通りましたが、中には入りませんでした。 で、道具袋ですが、今回はNo.155で紹介したものよりも大きいH35 x W33 x D14cmのものをセレクト。タイプ違いで、外ポケット&ファスナ付き内ポケットに、上部には袋を閉じられるように紐が、また、底には底鋲が付けられています。(前のより、より道具袋って感じ。) 色は、●紫を選択。街で人が使っているのを見ると、どれもいい色落ちなので、いつかほしいと思っていました。(写真ではちょっと分かり難いですが。) |
![]() |
Cath Kidstonのペンケース 1993年、英ノッティング・ヒルに中古家具やヴィンテージ・ファブリックを扱うお店をオープンしたキャス・キッドソン。 その後、自らがデザインしたクラシックなモチーフをポップに表現した生地や雑貨を展開します。 日本では、数年前(2006年)に、セレクトショップ「ユナイテッド・アローズ」が取り扱いを始めたことで有名になりました。 で、このペンケース。 今では誰もがPCを持ち歩き、会議となればほとんどの人がPCを引っ張り出します。(これ、私にはちょっとコミカルに映ります。) 私の場合は、重いので基本PCは持ち歩きません。(メールに追われるのも嫌ですし、大切なことは全て頭の中にある...つもりなので。) ただ、たまに持って行く時、ノートPC本体はいいんですが、それ以外のケーブル(アダプタ含む)やマウスなんかが鞄を膨らませることに。 ってことで、PC用のアクセサリケースを探していたところ、たまたま、この四角いペンケースを見つけました。 キャス・キッドソンのポップな色やデザインには惹かれていたものの、値段もそこそこするし、ポーチ類は用が足りていたので、手には取るも、今まで購入には至りませんでした。 が、このケースは、サイズ約W25 x D5 x H9cmと長さがあるので、ペンケースながらケーブル収納にぴったりのサイズ。(巷にある専用のPCアクセサリケースもこんな形ですね。) 蓋裏には、メッシュのポケットがあるので、USBメモリなんかも入れられます。 素材にはビニールコーティングされたコットン(オイルクロス)を用い、縫製もしっかりしているので、耐久性もありそうです。 『Mini Stanley Blue』という、この●ブルーグレーに犬のテキスタイルも気に入りました。 |