Palau Pacific Resort Hotel



Main RIG

Sub-RIG

Antenna
     

QSLカード                         
                                         


       T88OG、T88WM パラオ運用記

  DX交信の経験が乏しい私たちが、地球最後の楽園と言われるパラオで、初めての海外運用を楽しむことができましたので、レポートします。

 2000年2月、フィリピンのパマリカン島でシュノーケリングの楽しみを経験して、次は海のきれいなモルディブかパラオに行きたいと話し合っていたとき、CQ Ham Radio誌広告でパラオDXツアーの存在を知りました。現地コールサインが取得できて免許申請は旅行社が代行、無線機・アンテナは設置済みで持ち込み不要、しかも、宿泊ホテルがパラオでトップクラスにランクされるPPR(パラオ パシフィック リゾート)とのことで、南の島とホテルフリークの私たちはすぐに4泊6日のツアー申し込みをおこないました。

 2000年11月3日午前11時過ぎのCO便で成田を出発、グアム経由でパラオ共和国コロール空港へ夜9時前に到着、ホテルへチェックインできたのは10時を過ぎていました。出発前はホテル到着後すぐに無線機のセッティングをおこなう計画でしたが、ウェルカム・スパークリングワインの魅力に負けてルームサービスのカットフルーツを注文し、パラオ到着に乾杯で最初の1日が終わりました。

 翌4日、遅い朝食後無線機のセッティングを開始、ホテルに用意してあるFT-920+VL-1000をメインシステムとして設置、他にFT-1000MPも用意してあったのですが50MHzの運用を考慮してFT-920を選択しました。サブには持参したFT-847を使用する予定でしたが梱包箱を使用せずスーツケースにパッキングしたため輸送時の衝撃により電源スイッチのロックが壊れていたので、FT-817をHF帯運用中の50MHzワッチ用として使用することにしました。無線機のセッティングが終わり、客室棟からハイキングコースを数分登ったところにあるクランクアップタワーをチェックしたところ、現地係員の手ですでに上がった状態になっていたので、10:53JST、21MHz SSBでパラオからの運用を開始しました。

 11月5日は朝から豪雨で、QSOしたOM曰く「無線日和」の終日オペレートのほかは天候に恵まれ、ロックアイランドツアー、ホテル前ビーチのハウスリーフでシュノーケリング、落ち着いた食事などリゾートを楽しみながら、11月7日 20:56JST、RX3DCXとのQSOを最後に4日間の運用を終了しました。この間、多くの局から呼ばれ、21MHzと50MHz SSBで約1100局とのQSOができました。ほとんどが1kWでの運用でしたが、50MHzでFT-817の5W QRPで11局のQSOもできました。

 帰途、成田へのCO便機内で、CQ Ham Radio紙2000年11月号に紹介された、アマチュア無線が登場する映画「FREQUENCY」(邦題 オーロラの彼方へ)が上映されていました。アマチュア無線を楽しんだ直後だけに、想い出深い旅行となりました。

(CQ Ham Radio 2001年2月号に一部掲載)



使用機材

 無線機 FT-920、VL-1000、FT-817
 アンテナ Force12 C3、CL6DXZ

T88OGログ
 DXCCルールによりログは公開停止としました

T88WMログ
 DXCCルールによりログは公開停止としました



免許状







リンク

API

パラオパシフィックリゾートホテル