Hotel Robby


Beach Bungalow


Rig


Antenna
   

Antennaその2


QSLカード


SSTV受信画像


         8Q7JH 8Q7JR運用記

 2002年ロタ島運用のあと、あこがれのモルディブへ行こうということになり、帰国後から直ちに計画をすすめることになりました。旅行時期は現地の天候、休暇、宿泊料金を考慮し、9月中旬を目標とし、航空券の手配・ホテルの予約にかかりました。 ホテルは、以前からモルディブへ行くならと決めていたフォーシーズンズ、クダフラに決定、今までの経験からホテル予約時に航空券の予約が必要であるため予約をしようとしたのですが、モルディブからの帰途シンガポールに駐在している中学時代からの友人に会うことも計画したため航空券は個人手配としたので、予約は3月まで待つこととなりました。

 3月に東京・シンガポール間のJAL悟空の受付は出来るようになったのですが、東京・マーレ(モルディブ)間の料金は未定で予約ができない状態だったので、東京・シンガポール間のJAL便を予約し、シンガポール・マーレ間の予約はシンガポール航空のホームページから割引航空券を見つけ、申し込みました。この航空券はいわゆるEチケットで、シンガポール国内でしか購入できないことが分かり、後であわてることとなってしまいました。

 航空券が手配できたので、フォーシーズンズホテルのホームページで空き状況と料金をチェックし、クレジット会社を通して予約を行いました。申し込んだパッケージは5泊の滞在中、1回ずつのボディマッサージとアユルベーダトリートメントがセットになったアイランドスパパッケージです。他にも各種のパッケージがあり、個々に予約するよりも安くなり、お得です。

 航空券・ホテルの予約が完了し、モルディブでのアマチュア無線免許の申請です。パラオツアーでは旅行代理店が全ての手続きを代行するので問題はなく、北マリアナ連邦では日本国内の免許で運用できるので手続きは不要でしたが、モルディブでは運用免許が必要となります。申請方法はOH2MCNのホームページで調べることが出来ますが、実際の申請書提出と申請料の支払いが、日本に住んでいる場合問題です。今回は海外運用に精通している友人のアドバイスで、滞在ホテルにFAXを送り代行申請をお願いしたところ、快諾を得ることができ、簡単に免許の取得ができました。

 無線機、アンテナ、マスト他の準備も整い、9月14日昼前のJAL便でシンガポールへ出発しました。シンガポール・マーレ間の航空券はシンガポール購入ということで手元にないため、Eチケット発行証明書を事前にSIA(シンガポール航空)から入手・JALカウンターへ提示したので、バゲージはマーレまで通しで預けることができたのですが、マーレへの航空券はシンガポールのチャンギ空港での発券となるため、到着・入国から出国・出発までの3時間弱の間に広いチャンギ空港内を駆け回ることとなりました。

 時差(東京・クダフラで4時間)の関係で出発日と同じ14日の深夜(日本時間では午前4時前)ホテルに到着、シャンパンで乾杯してあこがれのモルディブの休日が始まりました。翌日、遅い朝食の後、アンテナの設置をおこないRIGのスイッチを入れたのですが、21MHzのコンディションはいまいちです。用意したアンテナはシングルバンドなのでとりあえず無線は諦め、歩いて30分程度で一周できる小さい島であるリゾートの散策に出かけました。

 5日間の滞在中、昼間はビーチ、プール(淡水です)、スパを楽しみ、夕方から夜はビーチサイドバーで夕日を見ながらのカクテル、ワインを片手に牡蠣やロブスターを味わう非日常的なリゾート三昧で、アマチュア無線はその合間に楽しむ程度となってしまいました。特に約8000km離れたJAとのコンディションに恵まれず、沖縄が聞こえただけでQSOには至らず、残念な結果です。夕方からのヨーロッパとのコンディションは比較的良かったのですが、ワインと牡蠣に負けてしまい、少数のQSOにとどまりました。

 今回は初めてSSTVを運用し、簡単にマダガスカル(5R8)と2way QSOができたので、次回のDXホリデイでもSSTV運用を準備しようと思います。


使用機材

 無線機 FT-897 with FP-30
 アンテナ AL-21F
 PC CF-C33(MMX233MHz)、MMSSTV
 
免許状


リンク

フォーシーズンズホテル
http://www.fshr.com/jp/maldives/summary/index.html

免許情報
http://www.qsl.net/oh2mcn/license.htm