Antenna

KH6運用記

2006/09/16 〜 09/22

Setting

Rig

 今年2月のグアム旅行のすぐ後に今回のハワイ島旅行を計画しました。昨年1月に予約して仕事の都合でキャンセルしたホテルと同じホテルです。ハワイはオアフ島も含め初めてになるのですが、定番は外し、火山と星空と乗馬を楽しむ旅行です。
また、USA管轄地域ではアマチュア無線運用の手続きが不要なので、無線も楽しむこととなりました。

 成田の免税店でシャンパンを買い込み持ち込むことを考えていたのですが、8月におきたUKでのテロ騒動以来機内への液体類の持ち込みが原則禁止となり、あきらめました。

 9月16日夜9時成田発のハワイ島コナ空港直行便JO70便で出発、同日朝、9時半に着陸、迎えのセダンでホテルへ着いたのは11時前でした。渡された携帯電話で部屋の準備完了の連絡があり、13時過ぎには部屋へ案内されました。本来のチェックインは15時なので2時間近く前に部屋へ入ることができ、早速アンテナの設置にかかりました。

 用意できるアンテナはマッチングコイルを調整してアマチュアバンドに同調をとるタイプなので、バンドチェンジが簡単でないため、2本を用意しました。しかし、いざ設置を始めたところ、基台のM接栓とアンテナのM型接栓を接続するL型コネクタがインチタイプのため、基台との勘合が不十分であることがわかり愕然、いろいろ試してはみたのですが、結局アンテナは1本しか設置できなくなってしまいました。事前の確認不足が原因です。

 アンテナ設置に手間取り運用可能になるまでには2時間弱かかりましたが、21MHzを聞いたところJA1局のCQが聞こえ、QSOができました。このコンディションであればかなり無線も楽しめると思い、インターネット環境の動作確認・E-Mailのチェック、リゾート内の散策で時間を過ごしました。

 翌17日、日本は祝日なので無線を楽しもうとしたのですが、コンディションがいまいちであまり聞こえてきません。CQを出しても呼ばれないので、DXバケ掲示板に書き込んだところ、こちらの聞いている周波数で掲示板仲間のCQが聞こえ、無事QSOができました。他のメンバーとのQSOを期待したのですがコンディションはあがらずQSOできないため、バンドをチェンジしてトライしましたが、相手の信号は聞こえるもののこちらからの信号は弱いようで、QSOまでには至りませんでした。

 18日以降はさらにコンディションが低下したこと、日本が休日ではないこと、火山・星空・乗馬ツアーに出かけたことがかさなり、QSOはできないまま帰国となってしまいました。

 今回は、アンテナ調整簡易化のためデイトンで購入したアンテナノイズブリッジを持参しました。アンテナがコイルを伸び縮みさせてマッチングをとるタイプで、アンテナに近づきすぎると同調がずれることもあり、かなり調整に時間がかかっていたのですが、ノイズブリッジの効果は十分あります。前もってどの方向に調整していくかが判断できるのが一番です。今後の移動運用には外せません。
RIG 
 : FT-857

Antenna
 : ATAS-25、PW-1(予備)