塗装準備 |

シャシーに合った規格のお好きなボディーを選びます。現在は一般的に4"か4.5"
と言われるボディーで、普通のレーシングボディーは4"のフル幅です。
まずは中性洗剤でボディーを洗い塗装がのりやすくします。

ウィンドウ・フロントホイールアーチをマスキングします。 |
塗装 |

塗装をします。一番お手軽なのはタミヤのポリカーボネード用スプレーを使うと
そのまま塗装できます。
アクリル系で塗装する場合は、エンジンシンナーで溶いてエアー吹き。又は
PARMAなどで発売している水性のクリヤー向けFASカラーなどでエアー吹き
でもOK。
カラー塗装は濃さがある程度一定であれば、多少透けていてもOK。透けを
気にして多く吹くと重くなります。

最後に裏打ちとして白やシルバーなどを軽く吹きます。これでカラーは映えて
透けも解消します。
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装飾 |

ゼッケンシールや細かい部分を筆塗りで塗装します。
ゼッケンやロゴなどはプラモデルのスライドマークでは直ぐに剥がれますので、
シールを使います。オリジナルで作るならPCで作れるタトゥーシールなどを使う
と軽く綺麗にできます。
ファンネルなど細かな塗装は通常のアクリルカラーなどでそのまま行います。 |
カット |

まずは前後だけをハサミでカットします。
フロントはカットラインか、ラインが無い場合には前端角の厚さを1.6mm以上
残してカットするのが一般的です。
リヤは剛性を保つ為に後端の厚さを5mm程度残してカットします。ただし、
リヤパネルなどの装飾がある車種に関しては、ルールによっては残さなければ
いけない場合がありますが、リヤはカットした方が空力的に断然有利です。

サイドのマウント穴を開ける高さにグラステープ(繊維の入ったテープ)を内側
に貼ります。
これはボディーマウントピンの穴がクラッシュで切れにくく補強する為です。

サイドカットはフロント角の高さから、リヤ端のカットライン高さを結んだ線でカット
します。
大きなフラップを付けない限り、リヤは出来るだけ高さを稼ぐとダウンフォースが
増します。
カットはボディーの収まりを良くする為にカッターなどで真っ直ぐ切ります。また、
裏貼りのグラステープを一緒にカットして切り口を揃えます。

最後に平らに置いてカットラインが綺麗に床に揃っているかチェックし、傾いで
いたり、隙間がある場合などはハサミで修正します。 |
マウント |

必ず先にシャシーを完成しておきます。
ボディーマウント位置はホイールアーチで合わせるのではなく、ガイドの位置
で合わせます。
マウント高さでボディーを後ろにずらして行き、ガイドの上面がフロントの裏に触
るか、ボディー前端に揃う位置にします。

上記の位置で、ピン穴を虫ピンなどで開けます。

これでボディーを本来のピンで装着します。 |
アーチカット |

リヤホイールアーチを曲がりハサミでカットします。

後端のカット高さからリヤタイヤをクリヤするところまでカットします。
ボディーはコーナーリングでたわませて走るので、たわんだ時にアーチとタイヤ
が接触しない様、余裕を持った大きさにします。 |
ドライバー搭載 |

最後にドライバーインテリアを塗装し、搭載します。

これで完成です。 |