2001年12月1日
「鳥肌実 万歳革命」
(国立代々木競技場第一体育館)
報告者・悪魔軍曹殿(現 阿修羅軍曹殿)
今回の中将の演説の会場は帆立貝を連想させる外観で有名な
代々木国立競技場第一体育館。午後6時半の開場後、その内
部は異様な熱気に包まれていました。初めて中将の演説を見
る初級近衛兵も多いせいか演説への期待と共に話し込む様子
が見られる観客席、会場内のあちこちで慌しく打ち合わせを
している報道陣、そして何より目を引いたのは主要部分を全
て黒い布で覆った会場内部の異様な演出でした。開演予定時
間の午後7時半をしばらくたってから、会場の照明が消され
ると昭和45年に市ヶ谷で三島由紀夫が自衛官たちに決起を
呼びかけたものの失敗し自決した際の「檄」のテープが流さ
れ、続いて中将のCD「鳥肌黙示録」内の「ガイセン活動」
のBGMの曲と共にライトに照らされた中将が入場登壇。中
将は演壇に登ると手回しで御自ら「空襲サイレン」を吹鳴。
大いに場内の空気を盛り上げると「んっ?ネッ!」と無意味
な発声をしてキ■ガイ的な舌なめずりをし、いきなり「やる
しかない!戦争しかない!・・・」とまくしたてるような口
調で演説開始。「今日は、■安の人も来てます・・・」「ビ
ン・ラディ■、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」で
一段落すると、「お客の顔見たいな〜」と脱線。そのときで
す、中将の「レインボー!」の声と同時に、演壇から会場後
方に数本のレーザー光が走り、「コスモ、コスモ」、「レー
ザー光、気持ちいい〜」で脱力。次におなじみの「無所属廃
人前科2犯。鳥肌に熱き1票を!」「吹いて吹かせて・・・」
そこで、スクリーンがON。大画面で中将の御顔が映し出さ
れました。「■ルカイダ・・・全面的に支援・・・」「一日
も早く、この日本を取り返すんだ!」ここで改憲論ならぬ、
創憲論をぶち上げ、「第1条、・・・。第2条、戦争の■■、
第3条・・・」ここで話題は脱線し、「学園祭、野次がひど
い・・・」「9月■■日以来、演説の調子が・・・」このと
き、スクリーンを見て「後頭部のハゲが・・・」と気にする
中将を見て笑う観客。「折伏(しゃくぶく)・・・」「万歳
とは、全てを天に預けること!」「これを1回すると・・・
やめられない」話はディープな政治ネタに移行し、「世界構
造改革!」「国連常任理事国は・・・」「オリンピックは・
・・」「マッコウクジラを・・・」「小泉・・・」「ボディ
ビル三島会!」ここで話題は変わり、「兄のせがれの正也が
・・・」しばらくの間親族同士の濃い話が続き、いきなり、
「サムライスピリッツ!」で話は再び政治ネタに。「戦艦大
和改修案・・・」「日本も核を持たねばならない・・・・」
「人間核弾頭。乗員は中■■・・・」「ボーイ■グ・・・」
「■ダヤ対ア■ブ・・・」ここで少し表情を変え、「真顔で
言ってる私もオカシイ」「4枚目のCDリリースしたが・・
・・何なんだと」「コンセプトは一つ!・・・でございます」
「嫌いなんです。理由はないけど」と、嫌いな某団体に関す
る話。「負債総額・・・」「フィットネス・・・」ここで、
ミネラル・ウォーターを飲み、「正式に夏江と離婚。最後に
・・・」「明日からパレスチナに行き・・・」「金が要りま
す。商人(あきんど)にならねば・・・」ここで「そろそろ
本題に・・・」とペンギンポーズ。健太ネタで「お父さん、
敬語で・・・」「大人の世界に・・・」以上、ドロドロの家
族ドラマ。「私は右翼でも民族派でもない。似非(えせ)で
もない。そういう奴は洗脳されとる!」と偏向した世論への
怒りの叫びを上げた後、「新宮様が誕生されました。この、
記念すべき日に」で観客席からは大きな拍手。絶妙の時事ネ
タ発表でした。次は「・・・殴られたい!」「■ン■が干か
らびとる・・・この頃」「42歳のポン中でございます」な
ど上級近衛兵にはおなじみのネタ。またこの間も盛んにスク
リーンに映った後頭部を気にして笑いを誘っていました。そ
して唐突に「ソ連崩壊、ばんざーい! ばんざーい! ばん
ざーい!」と再び万歳三唱。「土■を、辻■を・・・」「官
憲が・・・」ここで再び、ペンギンポーズ。2回目の健太ネ
タで「父さん、オオクワガタが・・・」やはり最後は脱力な
結末でした。その次は「アヌスが・・・」「16ビート、流
れ作業で・・・」プライベートネタが一段落すると、「歴史
の中では負けたことになっているが、これはプレーオフに過
ぎない」「アジアは、日本です!・・・」「世界は一つ!」
ここで日の丸扇子をバッ! と広げ、おなじみの、「竹やり
しごいてえいえいやー」。それに続いて、「太陽ー!」で、
「ボーン!!」という爆発が起き、中将はその煙にむせて、
「限界でございます」で観客の笑いを得ていました。以下、
「責任逃れは許さん」「TVに出られないかなあ・・・・」
「日本■道館、断られました。いやがらせしたくなる」「2
月4日、綾瀬の・・・」「不破哲■を許しちゃいけない!
■カを排除しないといけないんだ!」と恨み節。最後は、ま
たも「んっ?ネッ!」とキチ■イ的な無意味な発声をして、
「又、会いましょう」のお言葉でで演説は終了しました。今
回の中将の演説はこれまでにない巨大な会場を使用したこと
もあり、初参加の初級近衛兵を強く意識して極めて解り易い
内容に徹したスタイルになっていました。観客へのインパク
トは、初級者ほどより大きかったものと想像されます。それ
から、演説終了後45分ほどたって会場正面から少し離れた
門で「出待ち」をしていたコアな上級近衛兵の前に何と玉砕
スーツも眩しい鳥肌中将が!!中将の前にあっという間に人
垣ができ、握手攻めと質問攻めに遭う中将。「今回、発売の
CDにある『ポン中音頭』は、ちゃんと16ビートになって
いるのでしょうか?」という近衛兵の質問に対し「多分・・
・・なっている筈です」と答える中将。最後、中将は御自ら
車(街宣車ではなく、普通の乗用車)を運転され会場を去っ
ていきました。
2001年12月1日
「万歳ツアー」
(名古屋発、代々木体育館行き)
報告者・アキチ殿
12月1日、AM8:38。待ちに待った「廃人演説 代々
木公演」当日、名古屋発「万歳ツアー」のバスが参加者22
人を乗せ、放送センタービル前を出発しました。男女比は、
4:6〜3:7くらい。女性2人連れ、が多く、次がカップ
ル(!)。一人で参加、は私を含め3人。鳥取、大分から名
古屋に自力で出てこられて、このツアーに参加した方もいた
ようです。集合時、ツアーバッジを配られる参加者達。チラ
シと同じ中将、名前にはもちろん「殿」。徹底してますね。
ツアーの企画者、トクダ氏、運転手トリゴエ・ホシノ氏の挨
拶を経て、9時ごろにはビデオが流されました。マイケ■・
ジャクソンのコンサート映像に、中将を無理やり挿入した、
でっちあげ・熱狂映像。<万歳革命>のタイトルが出る、と
いうことは、このバスツアーで車内放映の為編集したものか
な、と思い嬉しくなりました。内容は、かつての一人芝居や
公演で使われた映像。噂には聞いていたものの初めて観るも
のばかりで幸せ!
<教祖>熱唱する中将。胸までのピタピタシャツ。一人芝居。
「貧乏不遇〜」。タイムカードを押す動作が秀逸!
<ずぶぬれ>一人芝居。
サラリーマン。妻はみち子、娘はじゅん子。
ドッジボール大会のエピソード。鳥人間コンテスト。
<ずぶぬれ(バードマン)>
でっかい双眼鏡、サンバイザー、白手袋、モコモコニット、
ド派手なタイツ。奇声以外の言葉なし。表彰台のネタが面白
い!特に「2位」が(笑)。
<廃人>顔を青く塗った中将!でっかい双眼鏡。
「ポセイドーン!!」。ときどき関西なまり。
作品の間には躍り狂う、半ズボン虫かごで徘徊、シャドーボ
クシング、などの奇行映像。
電車(?)で携帯を使用するサラリーマンを犯す映像。
街宣。運転しながらアナウンス、手を振る。危ない。
偽善慈善事業。ほうきで掃きまくる。世界は一つ、一日一善。
一人芝居。「見かけで判断してはいけないというがはたして
そうか」夏江さんとデート。いちいちもめる。クリスマスの
相談。別れ話。
幕間に奇行映像。噴水で顔を洗う。キオスクの売り子。
NHKの看板に蹴り。アコーディオン。
靖国の映像、大昔の子供向けナレーション。
展示物に乗りこんだり、「玉と砕けよ」のそれに少しプラス
した内容。本物の候補者(?)の前で街宣。
一人芝居。顔を塗った中将、「こんがり肌をやいた」。
一言ネタをつなげた感じ。「夏江、帰ってこい」で終わり。
途中、浜名湖(30分)、足柄のSA(1時間)で休憩があ
りました。ビデオが終わった後はいたって静かな車内。
朝も早かったし、なんだか落ちついた感じのひとが多かった、
気がします。
そんなこんなでPM3:00頃には代々木到着。
「鳥肌実 万歳革命」の看板が見えて気持ちが高揚。
バスを降りると全員で記念撮影。
パネルがあったのでお借りして個人的にも撮影しました。
その後は解散、終演後まで各自の自由行動になります。
私はセブンイレブンに行くことに決めてました。
全11種類、GETしました。
終演後。「速やかに」集合場所へ向かいました。
場所は場内物販ブースと、中将の巨大パネルの間くらい。
PM9:25、「楽屋にむかいまーす」といいつつ、動かず。
結局もう少し立ってから移動開始。既に会場の撤去作業が始
まるアリーナ、その右手。ドアの中に入り廊下を進み、お部
屋へ。広くて静かな室内、応接セットを取り囲む参加者達。
中将は、全裸ではなく(笑)麗しの玉砕スーツでいらっしゃ
いました。いつもより表情が柔らかく丁寧に出迎えて下さっ
て、いやー、やっぱり綺麗! 繊細! 凛々しい! 素敵で
いらっしゃいます。中将御自ら特典物の御説明。
「価値があるものなんですよ」「売るのはすぐやめた」とい
う、のれん。のれん! 私が欲しくて悶々としてたあの、の
れん! そして全国各地の公演チラシ25種類を収めたファ
イル。内容説明をして「にやり」、中将スマイル。・・・す、
すごい! これが特典?! この2点1つずつ1セットを全
員、中将からの手渡し、でいただけるとは! なんだか「こ
こまでしてもらっていいのだろうか?」と眩暈がする思いで
した。
新しいパンフレット、今までの単独ライブのお話、この時、
ふと思い出されたようにバスでのビデオのことにふれる中将。
「帰りもビデオ、ありますから。」
「行きは何観たの?」とっさに答えられない参加者。
「なんだよ、誰も観てないのか!」。
「お客さんが10人くらいの時代のビデオでね、ま、それは
それで楽しめる・・」
「何でも要求してください。お客様は神様ですから」
「一人ずつお渡しします、これとこれで、2800円になっ
てますから」そして一人ずつ手渡し。ああ、緊張。
「見捨てないで下さい。すべてはこれからですから」
途中、握手をお願いする人も。しまった(私、受け取るだけ
でいっぱいいっぱい)。男性にはご自分から積極的に話しか
けられる中将。「どうぞ!」「バスは狭くなかったですか?」
そしてサインをお願いする参加者には「水性なんで、乾くま
で気をつけて下さいね」
「大好きです!」と思わず口走った女性の手には口づけ。
「名古屋(公演)はいつですか?」の質問には、「いつだっ
け〜?」とスタッフに確認。4月、だそうです。やった!!
「ああ、ファイルにサインすれば良かったんですよね」とっ
さにサインをお願いできかなった人(私もです)もいて、少
し悶々だったココロが晴れる中将のお言葉。そのお心遣い、
感激です。もう一度並ぶ参加者。サインには「玉砕」。
「命中」をお願いした人がいて、「命中」、お気に召したよ
うです。
私は頂いたファイル、パンフレット、そして私物の名刺入れ
にサイン、していただきました。名刺入れのサインは、他の
物とちがって小さくてなんだか愛らしいです。
こんな小さいものに書かせてしまって、すいません。家宝に
します。またもやいっぱいいっぱいの私、「素敵でした」と
いうのが精一杯。中将はふっと顔をあげられ、見惚れる間も
なく、すっと手を、あ、これは! と思って同じようにタイ
ミングを合わせて、弾みをつけ、まるで運動部員が互いを称
え合うように手を合わせ握手した、つもりですが、はたから
見てどうだったかは疑問(苦笑)。中将の握手は今回も力強
くて、うっとりしました。最後、ちょっとだけ、「手を離さ
ない」もやってくださって嬉しかったです。
その後も参加者一人一人ににこやか、丁寧に接する中将、本
当に素敵でした。中将が美しく凛々しく麗しくていらっしゃ
るのはいうまでもないですが、適度に「中将」であり、それ
でいてとっても紳士で、なんだか貴重で楽しい時間でした。
そしてとうとう、お別れです。「いやーありがとう」と送り
出される中将。2人の女性の方を抱きよせるお戯れも混ぜつ
つ、ドアの外までお見送りくださいました。急かせれながら
廊下を進む最後の最後、振り返って見ると、中将はびっくり
するほど頭をさげていらっしゃいました。
帰りのバスは15人、でした。
帰りはバスを利用しない方もみえたからです。
私もそうすれば、よかった(苦笑)。
2001年12月2日
「笑いの神様 〜夜の部〜」
(新宿シアターアプル)
報告者・マキバオゥ80号殿
前日の代々木万歳革命をパスし、新宿シアターアプルで行わ
れたオフィス★怪人社主催ライブ「笑いの神様」に行ってき
ました。昼の部と夜の部の二部構成になっており、出演者は
劇団ひとりや長井秀和、レッドキング、鉄拳などなかなか濃
いメンバー。そして夜の部の全ての演目が終了し、IKKAN
さ
んが「それでは後説をお聞きください」と言うと幕がおり、
お客さんがバラバラと帰っていく。私は客席でアンケートを
書いていたのですが、しばらくすると、前の方から何やら、
「キャー!」という黄色い歓声が・・・・。
出てきたのはなんと! 鳥肌さんでした。
予期せぬゲスト登場で場内は大フィーバー! 黄色いスーツ
にキラキラの指輪、手に扇子を持っての登場。シークレット
ゲストありとの噂は流れていたのですがまさか鳥肌さんとは
思いもしませんでした。
「うっうっ・・・おはよう・・・おはようございます」と弱
気な挨拶。「今日はね、最前列の女の子にね、行くよ〜」と
いうとおもむろにズボンのチャックに手をあてる。
「今日はやめましょうか」と結局脱がず。
「まずは大日本帝国の再建のためにね、辻■清美の命を絶た
なければね」といつもの鳥肌節。客席に飛び込み「おい!
かわいいじゃないか。お前のアソコ、濡れてるんだろ?」と
女性客の体を触りまくる(笑)。
小泉首相とのソープネタ、噂の真相ネタ、元旦に出演したテ
レビネタを披露し、NKに6000人集めた自慢話も。
突然「ウヘェッ!」と奇声を発し「ドラッグの調合に失敗し
ました」と話が飛びまくる。
「総合警備保障に入りました」
「今日のお客さんの3割は、創■学会と見ております」
途中で退席するお客さんに対し「おい! お前どこへ行くん
だ! 俺の話はまだ終わっていないんだ!」と一喝。しかし
それでも出て行くお客さんがこれまた多い(笑)。
「負債総額一万円、間違えた! 一千万だ! 俺だって間違
えることはある! こんなところで笑うな!」と、客席は大
爆笑。「借金なんか一切返しません」
「女には平気で手を上げます。相手の両親に寄生虫と呼ばれ
ています」
「クジラは毎日食いましょう。グリンピースを粉砕だ!」
「銭湯でいつも目が・・・福山通運のトラック・・・」のネ
タは見事にスベり客席は失笑。
「カリスマでございます」と言うと突然演説を終了し退席す
る鳥肌氏。
約20分の演説でしたが、まさかこんなところで鳥肌さんを
見れるとは思いもしませんでした。最高でした♪
2001年12月4日
「『ピストルオペラ』公開記念演説会」
(テアトル新宿)
報告者・悪魔軍曹殿(現
阿修羅軍曹殿)
午後6時50分のテアトル新宿。会場内は超満員で後ろ側に
立見客もいるほどの盛況ぶりでした。正面にはサントリービ
ールの箱を2つ重ねた演壇。会場右側の出入口から登場した
中将は、日本陸軍98式軍衣に肩の礼装用階級章。長靴は黒
色。「写真撮っちゃ駄目だよ〜」演壇に登ると手回しで御自
ら「空襲サイレン」を吹鳴。一段落するといきなり「やるし
かない! 戦争しかない!・・・」とまくしたてるような口
調で演説開始。「『■合艦隊』・・・これから見る、一億火
の玉の・・・」「情報操作に躍らされるな!」「別れた女・
・・あの女のために使った金・・・16万円」「『腐った豚
の骨』。4時間の大作。ドラッグを調合し・・・」「『ピス
トルオペラ』、昨日5回ほど見させて頂き・・・」「私こそ
が真のモッ■系」「この軍服上下フルセットで160万円。
コスプレ■ヤー・・・」「出てもいない映画の・・・コネが
欲しい。人脈が欲しい」「代々木、650万円の赤字」「そ
ろそろ薬の時間。ブ■ンを一気飲み」「■ダヤはどさくさま
ぎれに・・・」「国際的に一番殺さねばならない・・・筑■
哲也・・・ソフトな■■思想を・・・その上、■会が・・・」
「意味不明に・・・」ここで映画館から花束贈呈。しかし、
そこでも花束を贈る女性従業員を抱き締めるスキンシップ攻
撃を行い嫌がられる中将。ここで抜刀するものの、鞘を相手
に手間取る一幕。「この刀は45万円でアメリカ人から買っ
た。敗戦時にかなりの数がアメリカに渡った。反りがきつい
古刀で、昔の鎧を斬る・・・」「■本武■館独演会、3月駄
目に・・・」「ロンド■、コメディアンではなく、ミュージ
シャンとして・・・」「・・・でボコボコ」ここでおなじみ
の「無所属廃人前科2犯・・・」の後、ペンギンポーズで、
「本題」。「無類の鳥好きで、伝書鳩のブッチーを使い赤紙
を・・・・」「甲州街道をニワトリ歩きで・・・・」ここか
らおなじみの「ねるとんパーティーネタ」。「ねるとんパー
ティー、40歳以上160cm未満なので料金が倍に・・・」
「■染■子似の女が、アムウェ■ビジネスの素晴らしさを語
りやがるんで私はア■タレスという星についてのウンチクを
・・・」「硬い■■・・・出るとき辛いが・・・」「拍手は
要らない」「戸籍抜かれた・・・イ■ドに旅立とうと・・・」
最後は「失敬だな! もう帰るよ!」でした。これまで初級
近衛兵向きには「無所属廃人前科1犯!」、ある程度の上級
近衛兵には「前科2犯に・・・・」と使い分けられていまし
たが現在はほぼ「前科2犯!」に統一されたようです。中将
を見るのが初めての観客には、かなりインパクトのある内容
だったでしょう。演説終了後に通常通り上映された『ピスト
ルオペラ』本編に対しても、到底普通ではないキャラ作りや
ストーリー運びなどで中将との共通点を感じた観客も多かっ
たようです。
2001年12月7日
「万歳革命」
(北海道厚生年金会館)
報告者・馨殿
札幌公演は今回で三回目。
回を重ねるにつれ、会場が大きくなってきている。
舞台の上はシンプルマイクと赤い演壇。
客入りは後ろ席に空席ちらほら、でもほぼ満席。
照明が消され、幕が開き、
「ガイセン活動」の曲をBGMにトレンチコート、サングラ
ス、玉砕スーツの出で立ちで後ろから登場。
舞台を這い上がり、コートを脱ぎ、たたみ、小脇にかかえ、
小走りで舞台袖へ自ら置きに行く。
サイレンを持って「ニヤリ」とした笑みを浮かべながら鳴ら
し、一呼吸おいて「っん! ね!」。
「おはよ〜ございま〜す!」と挨拶。
「マイクの音量ちいさいんじゃないかな?」
「後ろのお客さんきこてないんじゃないかな?」
「本日はこれだけの皆さんにきていただいて」
と、そこで記者の方が写真を撮ろうとしたので
「あっ写真はやめて」と止める。
「今日は公安の方が来ておりますが…、
ビン・■ディン、ばんざ〜い!!」
「学園祭でのヤジ…」
「戦争がしたいんだ…」
「鯨を、グ■ンピースで…」
「オリンピックを鳥取で…」
「朝、はだかで万歳…」
「健太がバタフライナイフ…」
「ボディビル三島会…」
「甥のまさや…」
……演説の合間合間に演壇をうろうろし、
足首を何度もまわしたりと、だるさ感を演出。
「代々木を一万五千人うめつくしたんだ!」
「借金六百八十万」
「芸能人は創■学会……」
「噂の真相」
「公安にマークされたい」
「ホモセクシャル…」
「太陽、日の丸」そのあと政治ネタを連発。
「ポン中音頭は16ビート」
「全曲ドアーズ」
「三千八百円で売ってます」
「モッズ系です」
「では時間稼ぎしたいと思います。」と、
くしで流れ星ヘヤ―を作り「ポン中音頭」。
ヘナヘナな手と足、みごとな廃人ダンス。
最後の方はいきなり終わったのでなにがなんだか記憶にない
んですが、「えっ? もう終わり?」という雰囲気を残して、
幕が閉じました。
公演時間は一時間にも満たないので、物足りなさを感じつつ
も、その辺が中将の「つれなさ」を感じ「やられちゃったね」
と会場をあとにしました。
2001年12月8日
「鳥肌実 廃人演説」
(お食事&居酒屋の店あらい)旭川
報告者・馨殿
旭川での演説会場はIKKANさんの実家。2階建ての居酒
屋、中は小上がりとカウンター。お店の中はすみずみまで座
布団でびっしり。玄関の正面からまっすぐ奥にカラオケ一台。
そこにマイク、ビールケース一箱。前列との距離はほとんど
なく、一番後ろからでも等身大の中将がバッチリ見える。
お客さんは30〜40人くらい。
カウンターの中にもお客さんを入れる。
IKKANさんがビールケースの横に中将の靴を置きに来る。
中将の靴にお客さんが群がる。
照明が暗くなり、BGM「ガイセン活動」の曲が流れ、玄関
先から中将登場! トレンチコート、サングラス、玉砕スー
ツに今回はカバンをかけてお客さんの中央を歩くなか、お客
さんが手を差し伸べるのをきちんと答える。
靴を履き、ビールケースの上へ。
「今日は旭川ということで」
「北は樺太、南は尖閣諸島まで演説をやっております」
「旭川では月一で演説をしていきたいとおもいます」
「昨日、ホテルで3回オナ■ーをしました。それだけです」
カバンの中身は来た人全員へのプレゼント。
配給する中将の姿はどこかしら媚びていて、なぜか腰が低い。
お客さんの「もらってない」の声に「あとでね」と中将。配
給は前半、中盤、後半と3回に分けて「あっ、そっちにも配
らないとね」「こっちもらってないんじゃないかな?」と渡
す人、渡す人はすでにもらってるひとばかり。
演説は夏江話中心。
「こんなところで身の上話もなんだが・・・妻の夏江とは離
婚しました・・・・」
「別れた女に・・・」
「女には強いです」
「女しか殴りません」
「・・・そんなわけで今日は中央に妻が見にきております」
「結婚したいんだ!」
「健太が私に言いました。『お父さん敬語で・・・』よし
タメ口でやってやろう・・・」
夏江との性生活を赤裸々に告白。(指先ジェスチャー付き)
「ありがとうございました」と突然、ケースから降り、水を
一口飲む。「もう終わり?」と、思わせといて、また上がり、
「おはようございます」
「健太が私にいいました・・・お父さん、オオクワガタが・
・・・」
「今度このネタで、オンエアバトルに・・・」
そして、
「小泉ソープネタ・・・」
「NKホールを満員に・・・」
「代々木チケットSOLDOUT・・・」
「借金650万・・・」
「辻■■美・・・」
「小頭・・・」
「体をきたえてます。」
「・・・くじら解体」
流れ星ヘヤ―でレッツダンスは「あっ今日はちがうやつで、
いつものアレで、ね。」とスタッフと打ち合わせ、札幌とは
ちがうバージョンのダンス。ビールケースから降りてのメロ
メロなダンス、そしてビールケースの上でムーンウォーク。
「もうやめやめ!」で終了。
そしてもう一度「ありがとうございました」とビールケース
を降り、また水を飲む。そしてまた上がり「おはようござい
ます」。
「無類の鳥好き・・・」
「・・・ニワトリ歩き」
「・・・・160cm未満」
「結婚してください。お引き取りください」
突然話をやめて、カウンター側のステンレスの壁を鏡代わり
にしながら櫛を取り出して流れ星ヘヤ―を丁寧に直す。
「銭湯でいつも・・・」
「福山■運、幅寄せ・・・」
「・・・これは受けなかったな」
「パン工場やめました。今は石鹸工場で、働いてます。主任
です」
「では最後に夏江を紹介します」と前列中央の女性をビール
ケースに上げ。
「彼女とは今日会ったばっかりですが」といいつつも、ちゃっ
かり胸をさわり「なかなかいい感じのふくらみだな、と」手
の余韻を楽しむ中将。
「最後に質問でも」とお客さんにマイクを向ける。
お客さんは「好きなパンはなんですか?」との答えに、
「好きなパンはメロンパンです」質問がすぐに終わってしま
いそのあと舌打ち(私はそのお客さんはおいしいと思います)
「すぐ終わってしまった。もっと話の続く話を・・・」と、
またお客さんに質問。
「奥さんと別れた理由は?」に、
「セッ■スです。性欲はあるんですがね・・・・それと、や
はり財産がないということ。夏江の両親に『寄生虫』と呼ば
れています」
「・・・・ブルーになってしまったな」で演説終了。
帰る準備をする中将にお客さんが「もう終わっちゃうの?」
と言うと、トレンチコートを着ながら「うん」と答える中将。
退場の際、お客さんが手を差し伸べるのにきちんと一人一人
応えて、きっちりセクハラもして去っていきました。
時間は一時間以上、びっしり演説してくれました。
モロリもありました。
最初「限界なんです!」とズボンをおろしましたが、
「・・・やっぱりやめておきましょう」とまた履きなおしま
した。2回目はチャックからだして、
「あ〜スッキリした」
「なにがおかしんだ!」といってました。
今回の演説の中将は照明やお店の雰囲気のせいか、艶っぽく
てセクシーでした。その色気のなかに、やっぱり強気で、挙
動不審で、妖しくてオドオドしてて、ものすごくファンに良
心的でスケベな「廃人 鳥肌実」のすべてが凝縮されていま
した。
今回の「廃人演説」で今までのファンの方はもちろん初めて
見た方も氏の虜になったことでしょう。反対に嫌いになった
人はいないんじゃないかと思うるくらいです。そのぐらい満
足できる時間だったと思います。
2001年12月15日
「軍装の主張!」
前川軍装美術店イベント
報告者・アンタレス殿
(このレポは、鳥サイト"BAY AT the MOON"からの転
載です。アキチ殿に感謝致します)
明けて翌15日、土曜日。前日、ホテル最上階のバーにて、
1人スコッチを呷りながら、怒りのレポを書き綴っていたた
め、目覚めたのは昼前。カーテンを開けると、外は快晴。ま
たとない軍装日和で御座います。夕方、風呂に入り、2種類
のパックで肌を整えてから、ドレスアップに。もんぺの上下
に、別珍の足袋、鬱金色の鼻緒の付いた雪駄風の下駄。割烹
着の上には、「鳥肌翼賛会 築地支部」のたすきをかけ、と
いいたいところが、発注してあったデザイナーが忘れていた
ため、これは無し。とはいえ下着も、ババシャツ&股引とい
うパーフェクトないでたちで御座います。寄せて上げる”ブ
ラなども、この際、邪道だろうと、ノーブラで。コートは、
昔臭いグレーと茶の霜降り。襟元をピンで止めて薄手のチー
プなインド製スカーフを巻き、手には、竹の輪の取っ手が付
いた麻の袋。タクシーは渋滞しそうなので、勇気を奮って電
車で向かうことに。会場のある福島は、弁天町から4つ目、
10分弱の近さで御座います。ガラ空きの電車に腰かけると、
足元に視線が痛い! 60代と思しきオバちゃんが、じっと
りと見ている・・・。無視してウォークマンをとりだすと、
今度は、正面に座っていたラッパー風のニイちゃんが、座り
直して目をぱちくり。なかなか痛快で御座いました。調子に
のって、怖い者なし状態に陥り、倫敦殿と待ち合わせた阪神
ホテルでは、割烹着のまま、お茶してしまいました。ハハハ。
倫敦殿は、一式すべてお祖母様のものという、シックなお召
し物。ちょっと古風な美人顔にぴったりハマっております。
1週間に亘る着付けの特訓を経て、ご自分で着ていらしたと
か。さすが、ベスト・ドレッサー賞で御座います。会場に到
着して、アンケートの記入しておると、20代と思しき男の
コが「アンタレスさんですか?」と。なんとマル大尉であり
ました。ワタクシ、マルさん、てっきり女の子だと思ってお
りまして。ちょっと、びっくり。それにしても、正体がすぐ
にバレるワタシって・・・。
寒風吹きすさぶ中、9時過ぎ、褌一丁で中将がご入場。
「え〜、今日は皆さんの出鼻を挫こうと、あえてこのような
格好で・・・」と。踏み台のようなものに上がられ、
「もっと、高い台はないんですか?」とリクエストされたも
のの、前川氏に「おません」と一蹴され、
「前川さんのところの借金も、めでたく、残債68万円にな
り・・・」
「ちゃう、ちゃう1300万、まだ、ありま」(前川氏)と
いう、漫才風やりとりとの後、轟沈演説へ。
(これから先は、三鳥殿の詳細なレポを読んでくださいね)
ベスト・ドレッサー賞は、1人ずつ前に出て、今日のいでた
ちのコンセプトに基づいて審査されるしくみ。近衛兵は当然
のことながら、おおかた適当ですが、メインの軍装マニアの
方たちは、それはもう大変な凝りようで。それに対する前川
氏の寸評が、またまた絶妙で。見事な大礼服をまとった某駐
屯地にいらっしやる現役自衛官の○○少佐には、「どう見て
も、リーガロイヤルホテルのドアマン!」と、的を射抜く
(失礼!)コメント。会場は、爆笑に次ぐ爆笑で御座います。
中将も、テーブルを叩いて笑いまくり。とても、「笑顔が御
法度」な方とは、思えませぬ。解説には、ひとつひとつ肯き、
聞き入る中将。それにしても、れっきとした大人のオジサマ
方(またまた失礼!)が、それはそれは、無邪気に楽しそう
に、しかも真剣にご自分のお衣装を披露される様は・・・。
何というか、ワタクシ、一種の感銘を受けました。いやあ、
世の中は広いと。変な大人(もちろん誉め言葉で御座います)
は、いっぱいいると。気○ガイで有名な中将が、とってもま
ともに見えたのが新鮮で御座いました。
抽選会では大阪の警察(拘置所の所長さん?)の方が、
「鳥肌君、いつでもお世話してあげるよ」と。
「宜しく、お願いいたします」と頭を下げる中将に、この
オッチャン(失礼!)ジワジワと歩み寄り、やにわに羽交い
締めにして、なんと頬ずり。ワタクシ、心の中で叫んでしま
いました。「オッチャン、その気持ち、分かる!」と。
2次会会場へは、何台かに分乗して移動。ロールスロイスで
お越しのさる紳士は、近衛兵女子若年部隊に取り囲まれ、
「きゃー、乗りた〜い」「乗せて〜」攻撃にさらされること
に。なにげに「どうぞ」とおっしゃると、なぜか彼女たちが
蜘蛛の子を散らすように消えてしまったため、紳士はお着物
姿の麗人に「乗って行かれませんか?」と。するとそこへ先
の若年部隊が大きな荷物を抱えて舞い戻り、さっさと座席を
占領してしまいました。紳士、ひとこと、「乗れませんでし
た・・・」と。これには、ワタクシ爆笑させていただきまし
た。しかし、移動でもっともドラマチックだったのは、ワゴ
ン車に乗せられたワタクシたちだったでしょう。ステップを
上がると、そこにはなんと座席がない!8人乗りのクルマに、
結局17人(きばち殿のカウントによる)がギュー詰め状態。
ほとんど牛馬扱いで御座います。しかし、そこは近衛兵。
「きゃー、ゲットー送り〜」と、喜んだのは言うまでも御座
いません。
2次会での中将は、VIPルームにて首輪をかけられ、ペットに
される一幕も。カウンター席にいる近衛兵にお気遣いくださり、
VIPルームから出て、わざわざカウンター内に入り、気さくに
お話してくださいました。出待ちをしたことがないワタクシ
は、私服姿の中将は初見。これが妙にツボで、ニヤニヤして
しまいました。代々木と同様、後頭部をしきりに気にされる
中将。
「ここだけ、アイパーをね、かけたんですけどね」
「えっ、それってホントなんですか?ネタじゃあないんです
か」とワタクシ。
「ホントです。ツムジがね、曲がってるんです」
やはり。さもありなんと、またしてもツボに入るワタクシ。
相当ご酩酊のご様子にも関わらず、威勢良く
「ビールください!」と叫んでジャンジャン飲む中将。さす
が、酒豪で御座います。「自宅では、ソフトドリンク」を召
し上がっておられるだけのことはありますね。そのうち、気
がつけば、いつの間にかカウンターに上がって、演説を始め
る中将。
「俺の(玉砕)スーツが何着あろうと、テカってようと、ウ
ルサイ!ほっとけ!」と。ワタクシ、思わず、「買ってあげ
る!」と、声をかけてしまいました。金もないのに。でも、
中将は、ファンサイトをご覧になっているんだなあと、嬉し
くなりました。他にも、何かおっしゃったと思うのですが、
記憶がとんでおります。ワタクシも酒豪で御座いますからね。
帰り際に、「明日、宇都宮、行きます。がんばってください
ね」とお声をかけたら、即座に右手を出して握手してくださ
いました。「ありがとう!」と、力強いお言葉とともに。と、
今度は前川氏からも、がっちりと握手が。ワタクシ、感激い
たしましたけれど、中将の生冷たい手のひらの感触を愛おし
む間もなかったので、これは前川氏の嫌がらせではないかと、
訝ってしまいました。(失礼!土下座!)さらに店を出て歩
いておりますと、クルマに乗り込む中将が、「ありがとう!」
と、大きなお声で手を振ってくださいました。酔っているワ
タクシは、まるで、スタッフに言うように、「お疲れ様。中
将!」と応えて、まわりを唖然とさせてしまいました。年を
とるのは、怖ろしいことです。
2001年12月21日
「廃人ナイト!」
(ワッハ上方演芸ホール)
報告者・マキバオゥ80号殿
前売り券、当日券は全て売り切れで立ち見なし。300席の
座席は全て埋まっていました。補助席もいくつか出ていたよ
うです。
開演10分遅れで照明が落ち、どこからともなく空襲サイレ
ンの音が・・・・。
舞台袖から空襲サイレンを回しながら中将登場! 玉砕スー
ツ、キリンビールのケースの上での演説。
「3日ほど前の事です。まつぼっくりを探しに・・・」とネ
タから入る。万歳革命とネタがかぶるかと思いましたが、ほ
とんど違うネタで新鮮でした。違うネタというか何も考えず
に舞台に立っていたという感じがしました。
「トリビルを建設中です。木造7階建て風呂なしです。ボイ
ンギャルを時給800円で雇います」
「鶴橋から東大阪にある女の家に通っていました・・・」
「マハラジャで黒服をしていました」
「NSCの書類選考に5回落ちています」
ネタあり、フリートークありの支離滅裂な内容。
「私が困ったときにすること。これはただひとつです」と言
うとおもむろにズボンのチャックを下ろし健太を出すと会場
からはフラッシュの嵐(笑)健太を出したまま普通に演説。
しばらくすると「これはもう・・・ね」と、健太を直す。
「10歳になる健太が私に言いました・・・」
「錦糸町のソープランドで小泉首相に・・・」のネタは途中
で吹き出し、素に戻るハプニングがあり場内は大爆笑!
「もう・・・すみませんね」と舞台袖に戻ってお茶を飲む。
「来年の3月に武道館で演説します・・・ウソです」
「椎名林檎と4〜5回セックスを・・・ウソですよ!」と、
また素に戻り笑い出す中将。中将が素に戻るたびに会場は笑
いの渦に包まれていました。
「私には聞こえるんです。毎晩、水道管からピチャピチャ、
陛下からの・・・」
「田代まさしはカリスマです」
「学園祭の野次・・・本当にひどいんです。私もね、唖然と
してね、さっき以上に素になってね・・・華麗な土下座をし
たんです」
「昔の女が北新地でホステスしてるんです。これが終わった
ら復縁を・・・」
そして流れ星ヘアーへと変身。大きな花瓶に写る自分を見て
髪型チェック。音なしで踊りまくりクスクスと笑いが起きて
いました。
映画「フットルース」の曲に合わせてレッツダンス!
下手なムーンウォーク、ぴょんぴょんジャンプに爆笑するお
客さん。「ハイ・・・どうもありがとうございました・・・
ゼイゼイ」中将、息が上がってます(笑)
「パン工場はやめました。セッケン工場で・・・」
「次期劇団四季座長候補・・・フジサンケイグループイメー
ジキャラクター候補・・・黒人は水に・・・」といつものネ
タもいくつか披露されていました。
そして約1時間15分ほどの演説をし「ありがとうございま
した」で終了。今回の中将は「う〜ん」と考える時間も多く
沈黙の連続でしたが、なかなか良い演説でした。
演説中にものすごく大きな「ギュルギュル〜」というお腹の
鳴る音が聞こえたんです。あれは多分、中将だったと思いま
す(笑)マイクを通して聞こえてきましたから。きっとお腹
が空いてたんでしょうね。
2001年12月23日
「インストアライブ」
(HMV三宮)
報告者・マキバオゥ80号殿
事前告知がほとんどなかったにも関わらず、開演30分前か
ら徐々にお客さんが集まり始め、5分前になると店のシャッ
ターが閉められ会場は独特の雰囲気に。
しかし17時開演のはずがなかなか始まらない。
HMVの店員の方が「すみません・・・鳥肌さんが前回と同
じように行方不明なんです」「多分来てくれると思うのです
が・・・」と笑いを誘っていました。待っている間、ステー
ジで「玉と砕けよ!」のビデオが流されクスクスと笑いが起
きていました。
そして20分遅れで白い皮ジャン、皮パン、奇妙な帽子に身
を包んだ中将登場! キリンのビールケースの上での演説。
空襲サイレンを自分で回す。
「えー、おはようございます!」と言うとお客さんも一緒に
「おはようございます!」と挨拶。扇子を手に持ちいつもの
鳥肌節が炸裂。
「さっき山口組の事務所へ行ってきました・・・ボコボコに
されました」
「私の街宣車、軽のミラターボですが地域住民から反対運動
が起きています」
「もう1台は霊柩車です」
「クスリもいろいろ試してるんです・・・エクスタシーとい
うクスリを」
「府立体育館・・・キャパ7000人に対し1400人しか
来なかった!」
「大阪での動員力が日に日に落ちている」
手に持った扇子でパンパンとマイクスタンドを叩く中将。
「今から元町の高架下に行こうかなぁと。ジーンズを買いに」
「新幹線の時間が許す限り新開地の風俗で一発抜いてきます」
「私も昔は裏六甲を攻めてたんですよ。トヨタのスターレッ
トで」と地元ネタもいくつか披露されていました。
「10歳になる健太が私に・・・」
「アメリカは敵です・・・北朝鮮は日本です」といつものネ
タも披露し、「そろそろお願いします」と言うとかぶってい
た帽子を脱ぎ、レッツダンス! 今日の中将はポマードなし
のサラサラヘアーでした。映画「フットルース」の曲に合わ
せてのダンス。踊りまくる中将に会場は笑いの渦でした。ゼ
イゼイ息を切らす中将(笑)
「田代まさしにできるんだから、俺にもできるんじゃないの
かな」
「北新地で別れた女が働いているんです。復縁を迫りに・・
・・・」
「ヘルペスを患っています。私の場合は性病ですが・・・」
「私、長生きしたいんです。近日中に消されるんじゃないの
かなぁと・・・」
「吉本興業にお世話になろうかなぁ」
「改名します。島森かもめに」
新しいCDを手に取り、中将自ら内容についての説明。
「作詞は大滝詠一です」
「MINAGOROSI、この曲は素晴らしい」
「5000円札持ってます?」と男性客から5000円を受
け取ると「まぁ、これはもらっておくだけですが」と笑いを
そそる。5000円札はユダヤの策略が胡散臭く含まれてい
るそうです。
休憩を挟み、整理券を持っているお客さんだけに握手会。今
日の中将はサービスも良く、サインや写真撮影にも応じられ
ていました。女性客に抱きついたり胸を揉んだり(笑)そう
かと思うと扇子を持って踊りだしたり。
人差し指を立ててお客さんの方を睨む。どうやら指輪を見て
欲しかったようです。そして「今日はどうもありがとうござ
いました」というと2〜3人のお客さんと握手を交わし、退
場されました。
2001年12月31日
「1231ジオポリス陥落!」
ジオポリス(後楽園ゆうえんち内)
報告者・キョンシー殿
追記・阿修羅軍曹殿
画像撮影・ヌイグルミ作家
画像修正・ことり。殿
時 2001年12月31日
場所 後楽園遊園地 ジオポリス
集合 21時 開演 22時半 終演 25時半
出演 EHHヨ(エッヘ)
レッドキング
鉄拳
鳥肌実(出演順)
司会 IKKAN
12月31日大晦日、後楽園は異様な熱気に包まれていた。
○ャニーズの年越しイベントに集まった、日本中のジャリや
ネェちゃんたちが十重二十重に東京ドームを取り囲み、方や
東京ドームホテルでは恋人たちが、値段が高い割にはドーム
の灯りしか面白みがない夜景を見ながら狭い部屋でイチャイ
チャしている中、後楽園の隅でこじんまりと入場を心待ちに
して並ぶ人々があった。それは、鳥肌実中将をメインとした
カウントダウンが行われるジオポリスのイベントに参加しに
来た鳥肌近衛兵達であった。ロシアに散った英霊たちを導い
てきたかのようなシベリアからの寒気が東京上空を覆い尽く
す中、禍禍しくも怪しげな地下迷宮への扉が開かれた。
内部は地下3階は程の深さがあろうかと思われる空間が広が
り、中央に舞台が組まれ、その周りには、どれ位の面積があ
るのか不明なアトラクションが稼動していた。その光景は、
中世の異教徒の集会場を思い起こさせた。たった1時間半で
どれだけ乗れるか分からない乗り物乗り放題のチケットに疑
問を抱きながら、会場に進み行く近衛兵たち。あるものは乗
り物へ、あるものは舞台の最前列へ直進していった。
寄り道レポート その1 「ジオパニックでパニック!」
開演までの1時間半、私はジオパニックに2回乗りました。
その感想を少し・・・。
1回目・・・先頭に乗り込む。短い距離でたいした事ないだ
ろうと思ってました。スタートすると中は真っ暗。それほど
速くもないスピードでありながらも、何も見えないという不
安感。思いもよらない急角度でのターンや急降下。そして、
突如飛び込んでくる下界の明かり。人ごみに落ちてしまうと
いう恐怖を起こさせる先頭という位置。思わず叫んでしまい
ました。「勘弁してくれ!」
2回目・・・一番後ろはどうだろうと思い、最後尾に座る。
2度目なので心の準備はできていたのだが・・・、スタート。
先頭だった1回目は、少ない明かりながらもコースが読めて
いたので、踏ん張りどころが分かったのだが、最後尾では暗
闇+予想不可能な動き+更なるGにより恐怖が数倍にUP。
叫ぶ暇もないほどであった。おまけとして、ゾンビパラダイ
スというアトラクションにも行ったけれど、レポするほどの
物ではありませんでした。
「ジオポリス陥落」レポート 再開
22時半、IKKAN氏の司会で始まった。ジオポリスでは
カウントダウンを行うのは今回が初めてという説明がなされ
る。企画立案者と責任者の勇気と英断に拍手を送りたい。そ
して、鳥肌さんはまだ会場に入っていないとのこと。演出か
否か、わからないところがまた中将らしい演出。
そして、トップバッターのEHHヨ(エッヘ)が紹介される。
1番手 EHHヨ コント
鳥肌実の原点とも言われる、奇才集団ハイレグジーザスから
生まれた3人組コントグループEHHヨ(エッヘ)。ブリー
フ一枚の格好で十八番の「ヤクザのトラバーユ」(筆者勝手
に命名)。中身は単純、ヤクザ同士がけんかになりそうにな
るが、親分が仲裁に入り、ユンケル飲んで手打ちにする。そ
れを何回も繰り返す。(要はユンケルを何本も飲むという体
を張ったネタである)初っ端からパワーあふれる演目に、会
場はヒートアップ。中将目当ての観客にも大うけであった。
2番手 レッドキング パフォーマンス
赤ふん姿の3人組。“男”を全面的に押し出した太鼓・歌・
踊りのパフォーマンス。最後の最後に男の観客を舞台に引き
ずり出し、その場で生着替え(赤ふんを履かせる)をさせて、
会場をどよめかせる。
幕間 EHHヨとレッドキングで3番勝負
ゲテモノジュース中身当てクイズを行う。秀逸はEHHヨの
用意した肉○粉。流石はHJのメンバーだと感心した。レッ
ドキングの用意したものはなんだったのか忘れてしまうほど
であった。
レッドキング側は「龍角散」でした。(追記、阿修羅軍曹殿)
3番手 鉄拳
20代後半から30代前半のTV(漫画)世代にとっては、
ツボはまりまくりのスケッチブックネタ。最近のぼやきトー
クもグー。抑揚のないトークに乗った滑らかなスケッチブッ
クめくり。かなり似ているアバウトな絵。わかる人にはわか
る細かい描写。生で初めて見ましたが、最高でした。ネタは
定番のサザエさん、アンパンマン、ルパンなどの他に今回だ
けの特別版も用意。後にお年玉プレゼントとなる。
トリ 鳥肌実中将登場
ビールケースが2段用意されると、会場が暗転。サイレンと
抜刀隊が流れる中、急に会場のモニターが180度回転。な
んと、ジオポリス入り口の地上階よりエスカレーターに乗っ
て登場。最近お気に入りの手回しサイレンを鳴らしながら舞
台へ。途中、ファンらにもみくちゃにされる。
*******
筆者、記憶が曖昧なため、演説した内容をランダム
に書いていきます。*******
後方上部のモニター画面を気にしながら、もっとアップにな
らないかと要求。
音声に声を掛け、ボリュームを最大にするよう要求。
ズボンを下げて、モロリ。
5000円札におけるユダヤの陰謀を解説。・・・なるほど!
(以下、追記)
中将のネタには「不審船・・・」ありました。
5000円札ユダヤネタは観客に5000円持っている人い
ましたっけ?中将のお金?
観客席の脇で見ていた桜色の着物の女性に「今日は夏江も・
・・」と言って笑いを誘っていました。(これは確実な記憶)
(追記、阿修羅軍曹殿による)
最近、芸名を変えようかと思ってるんです。
(ボソッと)島森カモメとかね。
靖国神社に行くと因縁をつけられるんです。
「何しに来た」と。
思えば一年前のTBS出演がミソのつき始めで、学会員のス
タッフによって、途中で打ち切られたんだ。
「あっ、しまった!!」
カウントダウンを忘れて、我に返り裏へ走る。その後、何事
もなかったように演説再開。
←画質イマイチなので、この小さい画像のみ。
仕方なく、もちつき大会へ。他の参加者が準備をし、中将が
杵をもつ。よれよれのもちつきを数回でやめてしまう。半分
お米のままのもちを会場へ投げる。終わり。(なんだったん
だ・・・汗)自慢のスーツに小麦粉が・・・
。
もっと、アップにならないか再度要求。アップになると、自
己紹介演説ネタ。「朝、目を覚ましますと・・・」
踊る。
脱ぐ。
遅ればせながらのアウントダウン開始。
「3、2、1、、、
ビン■ディン万歳!」
等等。
総括しますと、これまでのネタをアレンジをかえてやってま
した。そのネタも途中でやめてしまってました。
「・・・・いや、やめておこう。」
「・・・・は、(もう)いいね。」といった感じ。
はっきり言って、グダグダでした。
最後には鏡割りとお年玉プレゼント
出演者がそれぞれ持ち寄ったものを観客にプレゼント。一番
の人気は鳥肌実氏が用意した、売れ残り「のれん」。棟上式
の紅白もちよろしく、会場に投げ与えてました。殺到する観
客。欲しい人ほど手に入らず、無欲な人ほどもらえてたよう
な気がします。鏡割りのあとのお酒は、会場のみんなで飲み
ました。
以上、ジオポリス レポートでした。
結論としては、EHHヨ、レッドキング、鉄拳のパワーと、
シュールあふれる爆笑ネタで盛り上がった割には、中途半端
なカウントダウン、グダグダな中将の演説(面白くないとい
うわけではない)、おざなりな感がしたプレゼントと鏡割り、
「あれ、おもちはあれで終わり?」のもちつき大会のおかげ
で、年を越した実感がないカウントダウンになりました。
「本当に我々は2002年を迎えたんで
しょうか?!」