Summer Time Blues

構想・打鍵：Zeke

　この作品はフィクションであり（株）ＥＬＦの作品「同級生２」の作品世界を使用しております。
　尚、ここに登場する、人物、名称、土地、出来事、名称等は実際に存在するものではありません。

※２時間後

　じーじじじじじ……
　しゃわしゃわしゃわしゃわ…
　みーんみんみんみんみんみんみんみー……

　午前中はそよそよと吹く風と陽射しの直射を遮る樹葉のお陰で、さほど暑さを感じ
なかったが、さすがに電力消費量が最も大きい時間帯に差し掛かると、そよぐ風にす
ら熱気を感じた。
「ぅん……」
　それで寝苦しくなったのかもしれない。龍之介の肩に載った頭がかすかに動く。
「起きたか？」
　単なる寝言という事もあり得るので、小声で聞いてみると、
「んぅ～～～…」
　と、もたれ掛かった龍之介の腕にすりすりと擦り付けるように２、３度頭を振って
応える愛衣。例えれば仔猫がじゃれつくような感じだろうか。
　その意味不明な行動に、
「なにやってんだ？」
　龍之介が苦笑気味に呟き、覗き込むようにして愛衣の顔を窺おうとする。と、その
僅かな動きによる振動が、愛衣を瞬時にして現実へ引き戻したのだろう。ぱっ、と龍
之介から離れると、
「あ、ごめん。私なんか言ってた？」
　寝言か何かを聞かれたと思ったのか、照れを隠すように龍之介を見上げ、聞く。
「いや、なんかいきなり猫みたくじゃれついて来たから、何事かと思った」
　かなり貴重な仕草を見た事に小さな優越感を抱きつつ応える龍之介。尤も愛衣の方
は、寝惚けた事を言及したかった訳では無いらしく、何処かホッとしたように息を付
いた後、いつもの調子で、
「良かったじゃない。女の子らしい仕草が垣間見れて」
　自分で言ってしまう辺りが悲しいと言うか、らしいと言うか……　そんな色気も可
愛げも無い台詞に、龍之介は軽く溜息を吐くと、
「まあ、それは良いとして…どうする？　他の連中は先に行かしちまったんだけど？」
　自分の腕時計を指さしながら訊ねる。てっきり
“どうして起こしてくれなかったのよ！？”
　と来るかと思ったのだが、
「そうなの？　起こしてくれれば良かったのに」
　恐らく体感的に自分がどのくらい眠って居たのか察しが付いていたのだろう。示さ
れた時計を覗き込んだ後、『やっぱりか』という様に背もたれに身体を預け、空を仰
ぐ。
「まあ、まだ少し距離があるみたいだし、寝不足のまま走らせるよりは……な」
　本心の半分だけを口にするのだが、
「ふーん……」
　まるで、本心の残り半分を見透かしたような瞳で龍之介を見上げてくれている。
「ま、まあなんだ…　旅行先で２人きりになれる時間なんてそう無いだろうし……」
　ぽりぽりと頬を掻きながら照れたように応える。
「だったら尚更起こしてくれれば良かったのに」
　そう言われた事が嬉しかったのか、無駄にした貴重な時間取り戻す為なのか、甘え
るように龍之介に寄り添う。
「いいさ。可愛い寝顔を拝めたし」
　さすがの龍之介も真っ昼間からこんな風に接せられるのは苦手なのか、茶化したよ
うな口調になる。……が、
「あんまり人に見られたい姿じゃ無いんだけどね」
　マジに返されてしまった。
「俺なら良い……とか？」
　更に冗談っぽく聞き返す。愛衣はそれに答えず、無言で寄り添たまま……
　どうもノリがいつもと違う。
「……ひょっとして、まだ眠いのか？」
「ん？　うん…大丈夫。……珍しく龍之介が優しいから、甘えたくなったのかもね」
　龍之介を見上げ、ちょっと微笑む。それは先ほどヘルメットを脱ぐ際に感じた色っ
ぽさとは対極に位置するような、幼さすら感じる女の子の笑顔だった。
　きゅんっ…
　龍之介の胸がひとつ高鳴る。例の少女漫画にありがちな、あの音だ。

　しゃわしゃわしゃわしゃわ…
　じーじじじじ……
　みーんみんみんみんみんみんみんみー……

　何となく、そういう雰囲気になってしまった。
「……いい？」
　我ながら野暮な事を聞くな、と思いつつ愛衣に顔を寄せる。昼を過ぎた所為か、回
りに人はまばらだ。それに少し外れにあるこんな場所に注目しているような輩は居な
い筈だった。
「見られてるみたいだけど？」
　そんな龍之介の考えを覆すように愛衣が訴える。しかしその声に拒否の色は含まれ
ていない。

　みーんみんみんみんみんみんみんみー……
　しゃわしゃわしゃわしゃわ…

　それでも不安になり、耳を澄ませてみるが、聞こえるのはセミの鳴き声のみ。人の
話し声などは聞こえない。
「誰に？」
　そんな事は確認済だ、と勝ち誇ったように、目を閉じ待ち受ける愛衣の唇に自分の
くちびるを合わ…
「セミ…」
　…せる瞬間、愛衣の唇から漏れる声。その声に龍之介は動きを止めた。
　もちろんセミ如きに見られているから止めた訳ではない。
　愛衣にしても、キスを止めさせる為に言った訳ではないだろう。ひょっとしたら、
『我ながら可愛い言い訳だ』とか思っていたかもしれない。
　……のだが、
「そっか…　確かにこんなたくさんのセミに見られてたんじゃ恥ずかしいわなー」
　いつまでもやられっぱなしじゃないぞ、とほとんど重なり掛けていた唇の距離を龍
之介は自分の方から遠ざけてしまった。
　その時愛衣が一瞬見せた『え？』（如何にも『そんな…』）という表情だけで、十
分満足がいったからだ。

「さてと、そろそろ行かないとみんなが心配するかも知れないからな。行こうぜ」
　龍之介は裕しゃくしゃくで立ち上がると、愛衣に向かって爽やかに笑って見せた。
勝利の笑顔だ。愛衣の方はというと、立ち直りが早いと言うのか、
「そうね。この辺（木陰）にも陽が射して来たし」
　いつもの声音で答えてくれた。益々もって先ほどの『おあずけを食らった仔猫の如
き表情』が希少さを増す。
　頭の中で先ほどの映像をリプレイしつつ、忍び笑いを漏らす龍之介。
　しかしこの時、彼はもっと愛衣の動きに気を配るべきだった。そうすればその『攻
撃』を避けられたかもしれない。

「！」
　目の端にその影を確認したとき、既に動きは封じられていた（足踏まれた）。次い
で胸ぐらを掴まれ、前屈みにさせられた後、
「………」
　……唇をふさがれた。
　それ自体は、唇同士が触れ合っただけの、それこそ中学生並のキスだったが、別の
意味で荒々しいキスだった。

「な、なんて事するんだ。セミがこんなに見ているとゆーのに！」
　先ほど愛衣が使った言い訳を引き合いに出してわめく龍之介だが、不意打ちを食っ
た所為か、顔が真っ赤だ。
　そして、そんなわめき声には耳も貸さず、
「さてと、そろそろ行かないとみんなが心配するかもしれないわね」
　愛衣の方は上機嫌で先ほど龍之介が口にした台詞を繰り返したりしている。形勢逆
転というやつだ。残念ながら今の龍之介には、ここから更に形勢をひっくり返せるほ
どの精神力は無かった。


※
「ほぅ……」
　旅館の窓枠にもたれ掛かり、安田愛美は小さく溜息を吐いていた。
　無事、叔母の旅館にたどり着いたは良いのだが、緊張がとけたと同時にどっと疲れ
が押し寄せ、とてもじゃないが早速と言わんばかりに海へ出た連中に付き合える状態
では無く、留守番を兼ねてぼーっとしていたのだ。
「みんなタフねぇ…」
　とりわけ同じ運転手であるマスターの体力には素直に感心した。
「やっぱり男の人は違うわねぇ」
　恐らく単純に経験の差なのだろうが、そう思わずにはいられない。
　……と、
　ヒュォォォン……
　聞き覚えのある音が風に乗って愛美の耳に入って来る。
「やっと来てくれた……」
　本当は部屋に入るなり倒れ込みたい心境だったのだが、留守番という意識が働きど
うもそれが出来なかった。まあ、時折うつらうつらとはしていたのだが。


「へー、いい旅館だなぁ」
　旅館を見上げ、満足そうな声を上げる龍之介。と言っても、木造２階建てのいわゆ
る普通の旅館なのだが、１泊分の予算で２泊出来るという旅費が旅費なだけに一抹の
不安があったらしい。
　まあ、浮いた交通費を上乗せした事を考えれば格安は格安だが、そう常識外れな事
にはならない旅費にはなるのだが。

「私は何でもいいからシャワーが浴びたい」
　ヘルメットを脱ぎながら訴える愛衣。バイク、炎天下、厚着のダブル役萬で最早ハ
コテン状態なのだ。シャツの下は汗で凄い事になっていた。
　本来なら真っ先に上着を脱ぎ去りたい所だったが、シャツが水気を吸って視覚的透
過率が高まっていると予想されるので、そういう訳にも行かない。
　だが、そんな女の子的心理が判らない龍之介は、
「そんなもん、海に入っちまえば同じだろ」
　こちらは泳ぐ気満々だ。しかし、さすがの愛衣もこれにはついて行けなかった。
「私はパス。とにかくシャワー浴びて休みたい」
「ふーん……　ま、いいや。んじゃまあ、ゆっくり休んでてくれ。……とは言うもの
の、俺達の荷物は何処にあるんだ？」
　傍らに停めてある愛美の車を覗き込むが、中はもぬけのカラだ。
「さあ？　誰かが気を利かせて部屋に旅館の中に持ってってくれたんじゃない？　ほ
　ら、そんなトコに突っ立って無いで、中に入るわよ」
　先の事情で、一刻も早く汗を流したい愛衣が先に立ち、３間はあろうかという玄関
をくぐる。
　中に入ると、框（かまち）で女性が三つ指をついて頭を下げていた。

「いらっしゃいませ。叶様ご夫妻で御座いますね。お待ちしておりました」

　……疲れた。
　一瞬殴ってやろうかと思ったが何とか思いとどまり、心の底から呆れたように、
「愛美……　あんた、こんなコトして楽しい？」
　言ってやる。……のだが、頭を上げた愛美は『うん、すっごく』という顔をしてい
た。


※
「こっちの広い方が女の子の部屋ね。夕飯はこっちで取るようにしてあるから」
　愛美の案内で、彼女の叔母（女将）に挨拶し、そのまま部屋へ案内される。１６畳
ぐらいの広さだった。なぜなら畳が１６枚敷いてあったから。
「で、こっちが男の子ね」
　その隣の部屋は６畳ぐらいだった。なぜなら…以下略。
「おお…」
　先に広い方を見た所為か、とても狭く感じる。しかし骨を折ってくれた愛美の手前、
それを口にするほど龍之介も子供ではなかった。骨を折ってくれたのが愛美じゃなかっ
たら判らないが……。
　取り敢えず夕暮れまで３時間はある。龍之介はさっさと荷物から海水浴標準装備を
取り出すと、愛美の『お茶でも…』という誘いを断り、その目的を達成すべく外へ飛
び出していった。

「元気ねぇ…」
　湯飲みに緑茶を注ぎつつ、感心したように呟く愛美。
「あれだけが取り柄よね」
　本当なら真っ先に汗を流したい所なのだが、目の前に差し出されたお茶を無下に断
ることも出来ず、一緒にお茶とお茶菓子を頂くハメになった。
　そんな愛衣をにこにこと見つめる愛美。そしておもむろに
「うふふぅ」
　と笑う。
「なによ、気味悪いわね」
　そんな愛美にちょっと引き気味の愛衣。しかしそれを気にした風もなく、
「龍之介君は優しかった？」
　愛美は続けた。
「なにが？」
　質問の意味が良く判らない。まあ、優しいと言えば優しかったと言えるだろう。色
々気を使ってくれたし、黙って３時間も肩を貸してくれた。
　とは言え、素直に愛衣がそれを肯定するわけが無い。そんな事は愛美自身が一番良
く知っている筈だが、彼女の真意は別の所にあったらしい。
「またぁ、惚けちゃって。２人して、一体ドコで２時間も御休憩してたのかしら？」

　愛衣は傍らにあった浴衣一式を、今度こそ本当に愛美へ叩きつけてやった。


※
　で、一方の龍之介。むぎわら帽子にサングラス、シャツは派手派手しいアロハに
ちょっとダブついた半ズボン。そして足にはサンダル。
　端から見ると……　いや、どこからどうみても怪しさ大爆発の出で立ちだった。
　これで、
「おねーさんっ、ボクと一緒に焼きそば食べない？」
　とかやっていたら、「ナンパ師見習い」という処だろう。何度か繰り返すとスキル
が上がり「希代のナンパ師」とかになれるらしい。極めれば上級職への転職も可。

　それはさておき…、龍之介は感動に打ち震えていた。
　ギンギンの陽射し、爽やかな潮の香り、真っ青な海。夏の豪華３点セットがこの場
にはあった。更に言うなら、白浜が見える！　それも人と人の間に“ちょこっと”な
んてケチくさいレベルじゃなく、砂浜と人が半々の割合くらいで。
「やっぱガラガラって訳にはいかないか」
　観光協会が聞いたら雷雲を召還されかねない事を呟き、
「さて、あいつらは何処だ？」
　回りを見渡すと……、

「おにーちゃーんっ」
　声がした。見れば千切れんばかりにぶんぶんと腕を振っている女の子らしき人影が。
　距離がありすぎて確認できないが、まあ１００％唯だろう。それにしても、この変
装に近い出で立ちをあっさりと見破る辺りは、長年のつきあいの賜物だろうか。
　或いは、妙な出で立ちだからこそ龍之介だと気付いたのかも知れない。
「あのバカ。恥ずかしいからやめろってーの…　それにしても随分と遠くにベースキャ
ンプを築いたな」
　ぼやきつつも砂を蹴って走り出す。
　近づくにつれ、
「おーい、早く来いよー」
「綾瀬くぅーん」
　という自分を呼ぶ声。そしてほぼ全員が手を振って待っていてくれる。
「おお、ひょっとして俺って人気者？」
　思わず顔が綻んでしまう。何しろ水着の女の子が、黄色い声で自分を招いてくれて
いるのだ。この状況なら、龍之介でなくても無条件で嬉しいだろう。
「おーっ！」
　その声に手を振って応え、全速力でその場へ駆け寄る龍之介。だが、その時彼は気
付くべきだった。ほぼ全員の視線が、彼の足元に注がれていることに……

　ずぼ。
　
「どわっ！？」
　直後、地面が抜けた。正確に言うと、地面にカムフラージュしてあった地面が抜け
た。単刀直入に書くと、落とし穴に落ちた。
　同時に“わっ”と歓声が上がる。
「かかったわ。それっ、みんなで埋めちゃえ～」
　という綾子の掛け声で、龍之介が落ちた穴の隙間に砂が埋められる。
「うわ、ばかよせ、あちぃよ、おいってば」
　日射で焼かれた砂が熱いらしい。しかし、
「なに言ってんの。綾瀬君の為に砂浜名物の砂風呂を用意したんだから」
「存分に楽しんで貰わなくちゃ。なぁ？」
　どうやら主犯格はこの２人らしい。今更書くまでもないが、いずみと綾子。げに恐
ろしきは女の執念と言うべきか。

　結局、穴が埋まった後も唯と洋子が面白半分に砂を盛った結果、龍之介は肩まで砂
に漬かるハメになった。
「あら、いい格好ね綾瀬君」
　そんな龍之介を見下し、嘲笑う綾子。自分でやったくせに。
「やるね。この俺に篠原を見上げる屈辱を味わわせてくれるとわ……」
　さらし首状態であるにもかかわらず、口が減らない龍之介。
「……しかしある意味、これは絶景かも」
　そう言っていずみを見上げる視線の先は、
「きゃあ！　ど、どこ見てんるんだ！？　このスケベ！！」
「うむ。透けて無いところ見ると、そんなに濃くは……」

　どす。

　健全なＳＳにあるまじき発言をしかけた龍之介の目の前に、木刀が突き刺さった。
ちなみに突き刺したのは友美。やはり気になるのだろうか。

「えー、このように、懲りていないと思われるので、砂浜名物第２段～」
　綾子の声に促され、西瓜を抱えたあきらがそれを龍之介の隣りに置く。
「じゃ、１番手は都築くんね。剣道部で鍛えた竹刀さばきをどうぞ～」
　竹刀じゃなくて木刀なのだが、そんな事はお構いなしとばかりに、砂に刺さった木
刀をスラリと抜くと、

　ビシュｯ…

　上段の構えから気合いの一閃。この手の悪ふざけにはあまり干渉しない彼にしては
本気の素振り見えた。
「お～い、樹ぃ？」
　不安そうに呼びかける龍之介の頬には、一筋の冷や汗が。しかしその声は、鉢巻を
締めるが如く目隠しをする樹の耳には届かなかったようだ。
　そのただならぬ雰囲気に、生命の危険を感じ取ったのだろう、

「ま、待て。俺が悪かった！」
　プライドをかなぐり捨てて命乞いをしたのが幸いしたのだろうか。樹が振り下ろし
た木刀は微妙に軌道を変え（つまり変えなかったら命中していた）、隣の西瓜を粉々
にうち砕いた。そりゃもう、
『どの辺が食えるんだ？　この西瓜』
　って位粉々に……
　
　もっとも龍之介は、とてもじゃないがこの西瓜を口にする気にはなれなかったのだ
が……

後書き
Episode30『Summer Time Blues』。タイトルは渡辺美里「ｔｏｋｙｏ」より
……ってカタカナ表記で「サマータイムブルース」じゃん！？
うにゅ。
結局１２００ライン近くです（笑）
Episode29と合わせ、既に１８００ライン。SCENE13の先が思いやられます（爆）

２人の写真
さて、今回のキモは洋子が撮ったあの写真。これが今後のストーリーに少なからず影
響を与えてきます。
お約束としては、唯にはこれでバレる。
…と、ここでバラしている訳ですから、もう一つ重要な役割があるわけです（笑）
こちらは内緒。もっとも、当分先の話になるので、それが証されるかどうかは定かでは
なかったり（ぉ

２代目
バイクのうんちくに関してはかなりテキトー（ぉ
従兄が乗っていたので心得を聞いたところ、あれがポリシーらしいです。
んで、ブレーキパッドとタイヤの交換にどれほどの技量を必要とするか判らなかった
のですが、少なくとも車より難しそうだったので（逝）
いっその事エンジンバラさせりゃ良かったか？
……というところで、ネタは「湾岸ミッドナイト１７巻」。ネタというよりパクリかも知
れず（笑）
その後１８巻が発売され、ますますもってパクリの疑惑が高まる（笑）

乗ってた車は？
ミニバンはトヨタのエスティマ。いわゆる初期型の幅広タイプ。車に詳しい人なら判
るように、グレードは最高のＧ（笑）
ちなみに、現在のエスティマは２代目。スラント式ミッドシップを廃し、オーソドック
スなＦＦで登場。４ＷＤもあるが、９９年の東京モーターショーでお披露目された、
ハイブリッド４ＷＤの発売が待たれる（古谷徹風に）

んで、クーペの方はスカイライン。当然８代目の３２型（笑）。
マジで後部座席は泣けるほど狭い。まあ、Ｓ１３やＦＣ、ＦＤより遙かにマシですが（笑）
現在のスカイラインは３４型と言われる１０代目。月の販売台数が２千台行かない状
態が続いている。この不振ぶりに、日産は遂にスカイラインの主査を子会社へ飛ばし
てしまったという噂。主査の責任じゃ無いと思うのだが、どうか？
とは言え、この車の存続はルノーの胸先三寸に掛かっている。

樹くん、大張り切りの理由
その存在がかなり希薄な、こずえちゃんの「お兄ちゃん」である都築樹くん。
実は前にちょこっと後書きで書いた、いずみに気がある男の子が彼です。
あんまり表には出さないので、誰にも気付かれないのですが（笑）
剣道をやっていたわけじゃないのに剣道部に入ったのも、剣道場と弓道場が隣り同士
だからという理由＜ストーカー？
今回、いずみに対して超無礼発言をした龍之介に天誅を加えるべく剣を取った次第。
ちなみに、目隠しは見えるように細工がしてあったというオチ。

唯と友美は？
邪魔なので車の中に閉じこめておきました（主役級２人がこの扱いか！？）
多分、座席を離れた隙に龍之介が乗り込んで来てイスを占拠される事を恐れたのでしょ
う（笑）

それいけ愛美さん
愛衣耐性Ｌｖ３を持つ最強のキャラ（笑）
『「うふふぅ」って言わせてくれぇー』
というリクエストがあったので、言わせてみました（笑）　神岸あかり？
その内、
『あらいやだ奥さんポーズ』
が出るかもしれず？　いや、ＰＳ版持って無いんですが。
それにしても、原作では内気な保母さんだったのに……
でも今更、
「うぉおおっ！　俺のピュアな愛美さんを返せえええ！」
とか言われても無理ですので、諦めてください（笑）

でわ、こんなところで（笑）

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