JACK!zero の 小説

  小説は、LHAまたはZIPで圧縮されたShift-JISのファイルです。


SION1,2 (43Kbytes)

SION 1
 昼休み。
 俺は学校の屋上でフェンス際にあるコンクリートの土台に腰を下ろすと、コンビニの袋から焼きそばパンを取り出した。
 ふと出入口の方に目をやると、その屋根の上、給水塔に寄りかかって立っている女生徒が一人。
 …あんな所に一人で立っている女も珍しい。

SION 2
 7月。
 梅雨も明け、夏の様相を呈してくる季節。
 しかし浮き足立つ心と裏腹に、ひたひたと近づいてくる奴の足跡が聞こえる。
 俺の前に立ちはだかる最大の敵。
 奴の名は……!

 (2話分まとめて入っています)


The Biography of Feen Ellaroad (14Kbytes)

   魔法使い・・・。  あたしたち「魔法使い」がその力を使わなければならない事は、日常生活の中でそあるものじゃない。
 事実、あたしの家系は魔術の血を引くものだけど、普段はそんな事などまるで知らないかのように、何事もなく暮らしていた。
 (たぶんファンタジー)


The Adventure of Feen Ellaroad (47Kbytes)

 回りを見回した。どうやらここは洞窟の中らしい。
 でも、いったい何故、どうやって?
 頭が割れるように痛かった。  ・・・が、それも少しずつおさまって行き、記憶がはっきりとしてきた。
 「そう・・・確かあたしは酒場にいたはず・・・」
 (きっとファンタジー : The Biography of Feen Ellaroad の続き)


超意識ERYNA (30Kbytes)

 突然の招集を受けた俺達第1期生の五人に、所長は静かに辞令を出した。
 エリーナ… そう、エリーナはほんの数カ月前、突然現れたのだ。
 (一応SF)


聖域伝説 (38Kbytes)

 暗い霧の中。一人の男がうつ伏せになっている。
 やがてその男は膝をついて起き上がった。
 その鋭い目が光る。
 “進化した” この言葉こそ適切だと思われる。
 涼は服をはたいた。
 (おそらくSF)


[公開終了]

「見ていた」 (礼君の考える日々 1) 

 死亡推定時刻は2日の夜10:00から11:00の間。
 現場には血の付着したナイフが落ちており、血液型および胸の傷と形が一致したため、凶器と断定。ただし、指紋は検出されず。
 ナイフは、一般に登山に用いられる物であり、登山用具店ならば何処でも入手可能。
 部屋で争った形跡は無く、窓も破られては居ない。



「ペンション」 (礼君の考える日々 2)

 隣のベランダとの間には大きな仕切りがあり、ここを抜けて隣に行く事は不可能のように見える。
 ここは一番端の部屋なので、もう片側に部屋はない。
 下を見おろしても、特に壁にとっかかりのようなものは無く、何も無しに降りていく事は出来そうになかった。



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