HALO

ハード:xbox 開発元:Bungie



本国ではともかく、日本では大コケにコケたxboxではありますが、

そのソフトの中では最も、もとい、唯一の傑作ソフトと崇められる本作品、「HALO」です。

これを本気で買う段になると、数万する巨大なありがたくもないxboxを買わなければならないので、

ここでお薦めしたところでどうともなりません。が、とにかく叫びたい。

この作品はもう、最高ですよ!と。



ストーリーはかなり見応えのあるSF巨編。かいつまんで話すと、

人類が宇宙へ進出し、着実に植民星を増やしていった西暦2552年、

とある植民星が、歴史上、人類が初めて出会う異星人の軍団によって滅ぼされる。

彼らは多民族によって構成された宇宙的規模の宗教団体、「コヴナント」であり、

人類より遙かに優れた文明を築く彼らは、人類を「神を冒涜する者」として聖戦を仕掛ける。

次第に追いつめられていく人類に残された最後の希望は

惑星リーチで開発された、「スパルタン」と呼ばれる

バトルスーツに身を包んだサイボーグ達。(主人公はこのサイボーグの1人)

だがその惑星リーチも破壊され、残る最後の1体のスパルタンを積んだ戦艦「オータム」は

迫るコヴナントの軍を地球から遠ざけるため、どこへ出るか解らない「ブラインド・ワープ」を使って

宇宙の彼方へ移動する。というもの。



もちろんこれだけでもしっかりSFしてますが、これはあくまで冒頭の部分であり、

ブラインドワープによって移動した先にある環状惑星「HALO」やそれに関わる謎、

何者かによってHALOに閉じこめられ、管理されていた寄生生命体フラッドや、

フラッドに滅ぼされ、種族の記憶を機械に残していった種族フォアランナーなどの出現があって、

次第に戦いが混戦になっていきます。

何よりラスト近くでは、スパルタン以外の海兵隊は全滅となり、周り中が敵になる緊迫感が凄まじい。



難易度は「ビギナー」から最高難度の「レジェンド」まで4つありますが、

余裕があればなるべく高い難度でプレイしていただきたい。

管理人はもうどっしょもないほどのアクション苦手ゲーマーではありますが、

それでも何とかレジェンドで最終ステージをクリア出来ました。

海外のアクションゲーム特有の、無理だろ!と泣きたくなる箇所もなく、

海兵隊が何やら誘導してくれたりするおかげで迷ったりもせず、

良ゲーである。と言いたいところですが。

自分が閉口したのは、酔うこと。

このゲームはFPS(一人称視点シューティングゲーム)であり、

3Dの発達による弊害とも言えるこの現象がこのゲームでは特に顕著で、

父も自分も、揃って開始1時間ぐらいで気持ち悪くなって挫折。

自分は最近克服出来て来たんですが、このゲームをプレイする友人達は全く酔わないんですよ。

でも漫画家のみずしな孝之先生もこのゲームに酔うらしいので、やはり何らかの体質なんだろうか…

ちなみに友人の1人には、「酔いはしないが、このゲームをする度に足がつる

という奇特な方も居ます。お前それ何かが憑いてないか



でもなんだかんだ言って、ここ最近のゲームの中では

メチャクチャに質のいい作品ですので、プレイして損は無いと思います。

ただ、xboxを買うこと自体はある種大きな損なのでそこらは了承しておいて下さい。