いつもとちょっと雰囲気の違う市郎さんです。兄貴に身も心も惑わされて、逝きついた成れの果てって感じですか(撲殺)。
 市郎さんは、どちらかというときっとネガティブな人間なんですよ(過去のことやらこれからの人間関係のことなどを考えるとね)。だからこういう雰囲気もあながち間違ってないとわたくしは思うのですがどうでしょうか。


 忙しい仕事の合間を見つけ、高級ホテルの一室で互いの肌を貪った。
 服を脱がせる間も省きたかったのか、市郎の身体には上も下も衣服がまとわりついたままだ。
「早く仕度しろ。いつまでも戻らないわけにはいかないぞ」
 仕事中を思わせるような、どこか抑揚のない声が響き、市郎の肩がぴくりと揺れる。

 兄貴は、ただ欲望を吐き出したかっただけなんだろうか。
 俺の身体じゃなくても……よかった?

 最中もほとんど話しかけてこなかった相手の素っ気ない態度に、最近とみに浮上した疑問が頭をよぎる。
『いつかこの人に飽きられるんじゃないか──?』
 そんな想いが飛来しては、抗うような感情がそれを押し戻していく。
 いつまでもこの人の傍にいたいのに……約束された未来のない自分にはそれを願うことすらできないのだと、市郎は愛する者の背中を見つめながら冷えきった心で感じていた。


 ……なんちって★(蹴)
 ま、そんなストーリーを浮かばせるようなイラストだったということで。皆さんもよろしかったら勝手に妄想してくださいね(なんだそりゃ)。
 わたくしがひそかにしっかりと描かれている乳首に萌えているのは内緒ですよ(殴)。



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