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クルマ優先社会を問い直す日本初の専門誌!

脱クルマ21

最終修正日:1997.01.02

VOL1
クルマに頼らない生活づくり

脱クルマフォーラム 編集
生活思想社 発行
年一回刊行予定
A5判 並製
定価 2200円

※書店にご注文のさいは「地方・小出版流通センター扱い」とお申し出ください。

VOL1  クルマに頼らない生活づくり

 第一号では、クルマのもたらす害が自然に及び、社会に及び、それを通じて結局私たちの生活に及んでくることを、明らかにし、「脱クルマ」への第一歩として、クルマに頼らない生活づくりをさまざまな方向から考えます。

PART1 クルマ社会に生きて

クルマによる豊かさと自由(志田昇:都留文科大学)
子供の遊び場を取り戻そう(松本園子:淑徳短期大学)
クルマ社会に育つ子どもたち(一番ヶ瀬康子:東洋大学)
移動制約者にとっての車社会(秋山哲夫:都立大学)

 過疎山村からの訴え__クルマ社会と高齢者の生活(乗本吉郎:島根大学)
 障害を持つ人にとっての個人所有自動車(竹内章郎:岐阜大学)
 コンビニの地平(なし かずふみ:フリーター)

voice/声
 保育の現場で(提崎栄造:阿佐ヶ谷保育園)
 身体障害者と車(角谷進:埼玉福祉会新座福祉工場)
 湖畔に大穴をあけたのは誰だ(平田剛士:フリーランス記者)


PART2 失われたものは何か?

健康と平和
 健康を脅かすクルマ公害__走行量の削減しかない(角橋徹也:都市自治研究所)
 呼吸器を破壊する大気汚染(安賀昇:大阪府境北診療所)
 自動車排ガス問題__西淀川公害訴訟判決をめぐって(山川元庸:弁護士)

環境破壊
 脱クルマは身近にできる自然保護(山田國:循環科学研究所)
 地球の温暖化と車の排気ガス(岩本智之:京都大学)
 自然はこうして破壊される!
   山がほろびるとき人もまた(鈴木桜子:丹沢ブナ党)
   圏央道建設による高尾山の自然破壊(山田和也:高尾山の自然をまもる市民の会)


 求められる交通事故被害者の人権擁護(井手渉:全国交通事故遺族の会)
 暮らしの中を横切るクルマろいう名の凶器(石川ひろみ:元「来る魔」発行者)
 「加害者」からの脱出(田中公雄:専門学校講師)
 セフティロードはできるか(牧野徴:インフラ整備アドバイザー)


PART3 クルマに頼らない、潤いのある町づくり

東京武蔵野市:高齢者を街へ__コミュニティバス出発進行!(水野達男:武蔵野市役所)
広島県広島市:クルマ社会に挑む路面電車__広島電鉄に見る活性化のあゆみ(半沢一宣:種村直樹レイルウェイ・ライター友の会)
北海道釧路市:住む人にやさしい道 ボンエルフ道路(工藤洋文:釧路市まちづくり研究会)
神奈川県川崎市:全国初のごみの鉄道輸送(石渡和夫:川崎市役所)
voice/声
 こどもたちに、おさんぽの道を(佐野洋子:NHKディレクター)


クルマ喜怒哀楽

喜:歩くことで見えてくる風景(粟野宏:クルマと暮らしを考える会)
怒:阪神大震災とクルマ__被災地で感じたこと(松島征:拡声器騒音を考える会)
哀:家計を圧迫するお荷物(金谷千都子:生活評論家)
楽:自転車に乗ってみませんか(渡辺喜久:京都府バイコロジーをすすめる協会)
楽:身をゆだねる楽しみ・ゆとり(かわばた あつ:ヨーガ研究家)


北から南から活動紹介

大阪交通遺児を励ます会(青木勝)
熊本の大気汚染を考える会(池上至恵)
クルマと暮らしを考える会(阿部眞理子)
クルマ社会を問い直す会(事務局)
日本消費者連盟(水原博子)


書評・古典訪問

スネル著・戸田ほか訳 「クルマが鉄道を滅ぼした」(村山武彦 評)
柴田・永井・水谷編著「クルマ依存社会」(藤原寿和 評)
湯川利和著「マイカー亡国論」(上岡直見 評)
星野芳郎著「技術と人間」(杉田聡 評)


アンケート 私はクルマ社会のこんなことに怒っている!

いろいろデータ

脱クルマ・フォーラムのページ


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