第32回KCJコンテスト 参加記(20110824)

21:00 JST Aug 20 - 21:00 JST Aug 21 2011

ログの審査が厳しく、相手のスコアを不用意に失わせてしまいそう、といった印象で敷居が高く、これまで参加したことがなかった。
シングルバンドでレートを気にせず、確実にQSOすることを心がけて参加してみた。

開始時しか出てこない局も居るのかもしれないと、21時から聞いてみたが、RDA参加局ばかりだった。
ただ、ヨーロッパと北米も聞こえていたので、KCJ Testを指定してRunした方が良かったかもしれない。
なにしろ初めての参加なので、勝手がわからない。

結局、日曜朝開始となった。
早々に北米とヨーロッパはQSOでき、一安心した。
午前中は、関東上空のE層が好調だったようで、普段あまり聞こえない9,0エリアや一部の1エリアが強力に聞こえていたのが印象的だった。
逆に、九州、北海道などの遠方がやや寂しかったようだ。
一応AJDは完成した。
午後は閑散としていたが、夕方から終了時間にかけては、アジア、オセアニアの局が数局出てきて気が抜けない感じだった。

BandQSOsPtsMlts
1411117844
Score: 7832

減点はどの位になるのか。
自分の努力だけではどうにもならない要因があるので、つらいところだ。

例によって、競争相手と思われる局と信号強度を比較してみた。
グラフは、色々な方角にあるReverse BeaconのS/Nを比較したものだ。
上から下にKH6(東)、VK(南)、JA4(南西)、OH(北西)の結果が並べてある。
横軸が時間で、JSTで9時から21時のデータをプロットしたものだ。
青がJS1IFK、橙と茶色が競争相手だ。

東から時計回りに南西にかけてが弱く、北西が強いようだ。

比較相手の条件がわからないので、確実なことがわからないが、自局特有の要因と結びつく点がある。
まず、自宅の立地条件だ。
自宅は、高台の住宅地で、北西方向への傾斜が大きく、南東から南西が自宅より高くなっている。
もうひとつは、アンテナの設置状況だ。
20m用の1/2λダイポールなのだが、グラスファイバーの釣竿を使って2階ベランダに設置してある。
片方のエレメントは釣竿に沿わせて、ほぼ垂直に展開し、もう片方はベランダの床に放り投げてある。
放り投げてある方向が北西方向になっている。
何が効いているのか、はっきりさせたいところだが、簡単に変えられないこともあるので、どうしたものか検討中だ。

Amateur Radio


de JS1IFK
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