ぴーらっぷ ぷらす.1
2009.02.24 公開/ 2010.05.29 update


P-LAPUとぷらす.1で「P-LAP 2.1」
自分でラップタイムを計測できるツールとしてもはやメジャーな存在となったP-LAPシリーズ。
そのP-LAPもVとなり、多地点による区間タイム計測ができるようになりました。
またこれに対応するサーキットもこれから増えていくものと思われます。
(筑波サーキット(コース2000)は2009年6月より3地点計測になりました。)

しかし、P-LAPの初期型や、P-LAPUではこの多地点計測への対応はそのままではできません。
(P-LAPUではPCに吸い出した後に処理してトータルラップが見られるようになるようですが。)
このエコなご時勢に、それは「もったいない」。単にコースに埋まった磁石が数箇所に増えただけなのに…

そこで、この「ぴーらっぷ ぷらす.1」。
これで、お手持ちのP-LAPT/Uを、T.1/U.1にしましょう(笑)
「ぴーらっぷ ぷらす.1」とは
早い話がセンサー信号の分周器です。写真のように本体とセンサーの間にかませます。
センサーで拾った信号を設定した数(1〜4)までカウントした上で、本体に1回だけ信号を伝える、というものです。
なので、コース1周で3地点の計測なら「3回」に設定しておけば、本体はちゃんと1周分のラップタイム表示となります。
実物写真
部品点数も少ないので、PICマイコンがDIPパッケージのものでもその気になればこれくらいコンパクトに製作することも可能です。
(パスコンと抵抗は無くても多分動作はすると思いますが、念の為。(^^;)

カウント回数の設定は、写真中にあるディップスイッチで設定します。

(※筑波用Ver.T(現在試作版)では単地点モードと3地点モードに、それぞれ最初だけカウントを1回増やすモードという設定になってます。)
製作データ
回路図

PICマイコン用プログラム
[2010.05.29]HRCロガー用出力を追加したVer0.1を用意しました。
また試作版としてVer0.1T、Ver1.0、Ver1.0Tを追加しました。
 
Ver0.1HRCロガー出力対応
以下は試作版です。
Ver0.1Tモード設定を、単地点と3点計測で、それぞれ最初だけ1回カウント回数を増やすという内容にしたもの。(通称筑波エディションw)
Ver1.0Ver0.1の低消費電力版 (電池を少しでも持たせられればと思い、スリープを使ってみましたが実走行で使えるかな?)
Ver1.0TVer0.1Tの低消費電力版
※解凍すればそのまま秋月PICライタ等で読み込めます。


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