らっぷ君 ハイパーTX
2010.08.01 公開


これはプロトモデルです。
なので放熱板がちょっとものものしいことになってます…
「らっぷ君」はそもそも赤外線式のラップ計測ツールです。
なので、計測の基準点として赤外線を送信する装置、つまり送信機があります。

で、送信機はこれまで基本的にはリモコン用とかの赤外LEDを使っていましたが、リモコン用はもともと屋外で使う用途でないため、パワー的に厳しいものがありました。

まあそこをなんとか数でカバーさせていた(^^;わけですが、昨今の高輝度LEDの流行の波は赤外LEDにも及んできたようで、ついに赤外LEDにも高輝度版とも言えるものが出てきました。

そこで、その強力な赤外LED(OSRAM SFH4231)を使って、日中の厳しい日差しにも負けないようにパワーアップを狙ってみました。

なお、本モデルの作成にあたり、naoさんにそのハイパワー赤外LEDを紹介&お分けいただきました。
ありがとうございます。m(_ _)m
実物写真
送信機の基本部分はぴーらっぷミニの送信機部分と同じです。
肝は赤外LEDのドライブ部分。

で、これは初期のプロトモデルです。
なのでこれは赤外LEDのドライブ部分でちょっと回路図の構成と異なってます。
(定電流回路構成前、抵抗で分圧する構成の頃のもの。抵抗があっつくなるのなんの…)

あと、上の写真も左の写真も赤外LEDは2個しか使っていませんが、パワーMOSFETにかかる電圧等を考えると、赤外LEDは回路図のように直列4個使いの方がいいと思います。
(電流は2個でも4個でも基本的に同じになると思います…多分(^^;)
製作データ
回路図

PICマイコン(12F629)用プログラム
ぴーらっぷ君ミニ送信機と同じです。
※解凍すればそのまま秋月PICライタ等で読み込めます。


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