2007年7月上映映画
「ありがとう」について





2007年7月1日(日)に、障害者の実生活を描いたドキュメンタりー映画「ありがとう」を上映しました。この映画は、伊勢監督の姪にあたる知的障害とてんかんのハンディーを持つ奈緒さん一家のドキュメンタリー映画です。伊勢監督は奈緒さん一家を25年間とり続けており、第1作「奈緒ちゃん」(奈緒ちゃんの8歳から成人まで)、第2作「ぴぐれっと」(お母さんと仲間たちで作業所を立ち上げるまで)、そして今回の第3作は、奈緒さんがグループホームに入るまでの、心配し揺れ動く家族との関わりの話しです。
障害者を持つ家族を実際に描いた福祉映画と言うだけでなく、障害がある子供がいてもやっぱり普通の家族の営みがあり、家族の幸せがガそこにありました。
演技なしの本当の姿から、障害のある子も普通に叱り、普通に話し、接する家族、父親は酒を飲み、心配はしているが表現が今ひとつだったり、自分の姿と重ねて観てしまいました。
当日は200名あまりの方々に鑑賞いただきました。伊勢監督も当日は東京から来てくださり、映画にまつわる話も聞くことができました。
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