■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
![]() 今回のプログラムの表紙 |
青山純(ds) 伊藤広規(b) 佐橋佳幸(g) 難波弘之(kb) 重実徹(kb) 土岐英史(sax) 佐々木久美(cho) 三谷泰弘(cho) 国分友里恵(cho) |
突然舞い込んだこのコンサートのチャンスだったのですが、予想以上の素晴らしさに誘ってくれた友人(Y氏)に感謝しております。しかも、達郎にとって初のNHKホール公演という記念すべき日程でもありました。
達郎のLIVEは今回で3回目です。最初はシュガーベイブ時代の金沢での野外フェスティバル(76年だったと思う...めんたんぴん、カルメン・マキ&オズなどと共演)、2回目はソロになってからの80年頃の名古屋公演(確かライド・オン・タイムの頃)。 98年の夏の終わりに7年振りのオリジナルアルバム『COZY』をリリースし、今回のツアーも実に7年振りだという。本人もステージで「リハビリ・ツアー」だと言っていたように、新作『COZY』からの選曲はほとんどなく、今までの代表作のオンパレードに懐かしい思いが甦ってきました。達郎本人も言っていたように、デヴューから24年、いまだにこうしてステージで最高のパフォーマンスができることの喜びがひしひしと伝わってくる名演でありました。 また、最近はあまり本格的なライヴには行っていなかったのですが、ステージ・セットは海岸のリゾートホテルのパティオのような設定で、照明効果によって朝昼晩と曲によって雰囲気が変わる素晴らしいものでした。背景の海岸の奥に灯台があり、その灯の点滅が印象的でしたね。
![]() アンコールを含めて3時間半という凄まじいステージ、とてもセット・リストなど覚えていませんが、覚えているかぎり、印象に残った曲を中心にレポートしてみたいと思います。 オープニングはSparkle。テレキャスターでの達郎のカッティングは健在であり、おそらく世界でも類をみないであろうタイトなバンド・アンサンブルとともに、のっけから圧倒されてしまいました。セットも明るい真夏の昼のリゾート地を演出していました。 ![]() これだけのパフォーマンスで7500円なら納得どころか、こんなに安くていいのって思ってしまいました。まさに現在の日本のポップ・シーンの最高峰に到達してしまった達郎ですが、これを見習わなければならないミュージシャンが大勢いるということを考えてしまったコンサートでした。
![]()
7年振りの新作ということで全15曲というアナログ盤だったら2枚組の大作になっています。松本隆作詞の曲も数曲納められるなど、新境地をも披露しています。
シュガーベイブ結成前の自主制作盤。ビーチボーイズのコピーなどが収録されていますが、音楽性の方向がすでにこの時点で定められていることに、興味深さを憶えます。 |
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■