水景1

エンゼルフィッシュと
シペルス

[水景1/エンゼルフィッシュとシペルス]

エンゼルフィッシュ
定番すぎて面白くありませんが、エンゼル飼育の最大の魅力は、その繁殖活動にあります。繁殖活動は、ペアが決まると月に一度位のペースです。まず産卵場所の選定ですが、アヌビアスなどの固くて広い葉に卵を産みつけます。1〜2日位で孵化し稚魚は、葉っぱにへばりついています。親は他の魚からペアで稚魚を守ります。どこかにはぐれそうになる稚魚を口に吸い込み、もとの葉へ連れ戻したりするなど、微笑ましい子育て光景を観察することができます。しかし、混泳水槽ではいつのまにか他の魚に食べられていなくなってしまいます。
性格はおとなしく優雅に泳ぐのですが、口が以外と大きく開くのでヤマトヌマエビやネオンテトラなどはすぐにエンゼルの餌になってしまいます。買ってきたランプアイ20匹が一晩でいなくなるという苦い経験があります。
シペルス
水槽中央奥に見える細長い葉の水草です。生育にはCO2の添加が必要です。成長するとどんどん長くなり水面を横にたなびくようになり、そのうち手におえなくなってしまいます。トリミングは横にたなびき出したら先端をカットするしかないのですが、そうすると葉先のとがった美しさが失われてしまいあまり面白くありません。

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