銭形平次の家

 
 
時代劇でおなじみの「銭形平次」の家を想定して、約1/18で製作しました。
東映太秦映画村にある銭形平次のセットを何度も見学に行き、部屋には十手
や御用の提灯を飾り、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分
で、楽しんで製作しました。
平次が煙管を吸いながら、長火鉢の前に座っている。そこに、子分である
八五郎が駆け込んでくる「親分、てぇ〜へんだ、てぇ〜へんだ」八ベエが
駆け込んでくる。隣の部屋には奥さんのお静が・・
なぁ〜んて、色々な登場人物をイメージしながら、製作しました。
時代劇ファンの私にとって、最も気に入っている作品です。
 
和風ドールハウス(DeAGOSTINI)No.19の中で、和風ミニチュアギャラリー
に掲載された作品です。


 
長火鉢と縁起棚
神棚には、十手と銭を供えています。銭形平次ではかかせない大切な商売道具です。
 

 
表座敷の華やかさとは対照的に
床の間には掛け軸と福禄寿の置物。
衣紋掛けの下には平次の着物と帯。
平次とお静の生活の様子が・・・。

 
押し入れ
開閉可能な押し入れの襖を開けると
寝具と行李(こうり)が収納されて
います。行李の中にも・・・

 
屋根瓦
室内がよく見えるように、奥行きを浅く
作っています。本物の瓦の雰囲気を出す
のに苦労しました。